続いてクラッチをディティールアップします。こちらは「ホビーデザイン」さんのディティールアップパーツを使用します。
タミヤさんの純正ではクラッチ板の積層部分をデカールで再現しています。遠目に見れば何もないよりはいいのですが、この部分はカウルを装着しても見えるので手を入れたら見映えがします。
まずはクラッチが付くベースのところも若干手を入れます。
画像で見るとちょっと汚いですが、オイルレベル確認窓に手を入れています。途中の画像が無くてごめんなさい、花びらの形のエッチングパーツを貼り込んでからデカールを貼っています。
その上にはポンチで打ち抜いた液晶保護シートをガラス表現として貼りました。接着は透明のUVレジンを使っています。透明レジンを盛るだけだとフチの部分が表面張力で丸くなるのと、表面がツルツルなので反射がキツくてガラスっぽくありません。液晶保護シートは見やすいようにツヤ消しになっているので、こういう場所やメーターのガラスには最適です。
ベースができたらクラッチ本体を作ります。
クラッチプレートはブロンズ色のエッチングです。この色が実車と同じなのかよくわからないのですが、雰囲気は良さそうなのでこのまま使います。
このエッチング、ゲートレスではないので頑張って切り離しましょう。
切り離したら積層していきます。歯車形状がズレないように3ヶ所に穴があるので、Φ0.5mmのピンを立ててガイドにしながら重ねていきます。間には薄く瞬間接着剤を塗っています。
乾式クラッチなのでカバーといっても枠だけです。ここはエッチングパーツを使います。
このハシゴ状のパーツをクラッチケースになるように丸く成形します。このパーツはなぜか2種類入っているので、パーツ番号を確認して間違えないようにします。少し細めのペン等に巻き付けて円弧状にしたら、最後にディティールアップパーツに入っている治具にセットして上のフチを折り曲げれば一旦完成です。
治具から外したらクラッチ本体に巻き付けて接着しますが、一部浮いてしまったりしてなかなかうまく巻き付きません。
画像にはありませんが、結束バンドで締め付けて形を整えてから瞬間接着剤で接着しました。(動画配信予定・・・見てみてくださいね)
その後、ボルト類はレジンパーツとエッチングを貼り付けて再現します。アップにすると粗が見えますね・・・エッチング上部のフチは爪が起きていたり寝ていたりバラバラなのでこの後揃えておきました。実際には直径1センチ程度の部品なので、あまり気にならない・・・(>_< )、ということでお願いします。
最後にクラッチのベースに取り付けて完成です。
手間はかかりましたが、なかなかいい雰囲気になりました。やはりホビーデザインさんのディティールアップパーツはいいですね(*^▽^*)。
色が入ってきてモチベーションが上がってきました。頑張って進めていきましょう。
今回も製作動画を作ってみました。まだまだ下手な編集ですが見ていただけると嬉しいです。
YouTube動画はこちら ⇒
乾式クラッチなので
出来栄えに感心し切りです
これからも楽しみにしてます🤗