NAWASHIRO PROJECT

昨日、福岡在住のベーシスト・松永誠剛さんからメールが届きました。まだ若い松永さんですがとても色んな取り組みをされています。今回もそんな彼の活動に大変感動しました。自分にできることは何か…それを考えて実行しされている方だと思います。なので是非ともより多くの人に彼の活動を知ってもらい応援して欲しいと思いこのブログで紹介させて頂く事にしました。ご本人にも了承済みです。興味のある方は是非ご参加下さい。宜しくお願いします。
以下、松永さんの文章より

「“楽器を持っている時間はきっと、 人を殴る事も、盗む事も、麻薬に手を出す事も、武器を持つ必要もない。”

この夏、僕は二つの目的を持って、南アフリカへ向かいます、
a.s.kとしてのコンサートのため、そして今までずっと自分の心にあった願いを実行するため。

それは、いまだアパルトヘイトの名残が残るヨハネスブルグの貧民街ソウェト（スラム）で 生活する子供たちに、
自分が使わなくなった楽器を手渡し、麻薬や犯罪に手を染める前に音楽に触れる喜びを味わってもらいたい、という願いです。

ただ楽器を送ってしまえば終わりというわけではなく、
日本からの送り手と、その楽器を受け取った相手のあいだに、
「楽器を手渡す」と云う行為を通して生まれる様々な形のコミュニケーションこそが
お互いが持つ意識上での格差をなくして理解を深め合うきっかけになり、
それが平和への第一歩に繋がって行くと信じています。

僕はこの活動を「NAWASHIRO（＝苗代） Project」と名付けました。
種を植えて、苗になるまで見守る。　１０年後の２０２０年、自分が手渡した楽器を持った、ソウェト出身のミュージシャンと一緒に演奏する日を待ちながら。

この活動がアフリカの子供たちの日常に平安をもたらす第一歩になる事を願っています。

自分一人で出来る事は限られていますが、この活動に賛同して下さる皆様と一緒に、
この小さな苗を少しずつ大きな木に育てていけたら幸いです。

そして、日本でNAWASHIRO PROJECTに賛同するアーティスト、
各国のミュージシャン達によるコンサート、個展の開催が決定しました！
メインの会場となるのは福岡にある築90年の古民家「SHIKIORI」。
収益金はNAWASHIRO PROJECTへの援助金となります。
[a.s.k]のCDを購入すると、一枚につき500円が援助金となります。



Asian Cape Connectionが生まれて早5年、
これまで自分が音楽を演奏出来てきた事、また音楽を通じて世界中の多くの素晴らしい人々に出会えた事を本当に感謝しています。
Asian Cape Connectionにとって、また僕個人にとってこのプロジェクトが長い年月を必要とするものなると思っています、
さらなるお力添え頂ければ、幸いです、
何卒、宜しくお願い致します。


Asian Cape Connection 代表　松永誠剛 」

＜お問い合わせ＞
Asian Cape Connection
http://asiancape.net
http://twitter.com/nawashiroafrica