つれづれなる記その2

以前の「つれづれなる記」が終了されたのでその続きです。

娘フランクフルトで行方不明事件

2009-10-20 17:40:57 | Weblog
7月よりヨーロッパを放浪の旅してる娘は、今月末帰国する予定になっている。
先日朝はやく、京都の甥からの電話で起こされた。先程フランクフルトのラファエルさん(ミュージシャン)から電話があり、娘が荷物は置いて、昼間出たまま夜遅くなっても帰ってこない、警察と大使館には連絡したとのこと。ラファエルさんの電話番号を聞いて、英語は通じるというので、こちらからも電話してみた。同じ内容をまくしたてていたが、他に方法もないので、待つしかないと、何か分かったらこちらからも又電話すると言って切った。しばらくしてフランクフルトの領事館から電話がはいり、どういう関係かとか聞かれた。その後はドイツは深夜なので、夕方まで待った。私はいつものように、彼女にメールを入れた。すると5時すぎ、ネットカフェでの本人からの返信があり、「そんなおおごとになってるなんて」という。実はラファエルさん夫婦の家に帰る道順が分からなくなり、2日間、マクドナルドや駅で仮眠していたが、ようやくネットカフェを見つけて、連絡方法が分かり、これから電話するとしてあった。京都の甥と領事館とラファエルさんに電話をいれた。まったく人騒がせなと、一安心した。領事館の人はラファエルさんに連絡を取って、娘にも会いに行って、「元気そうでしたよ。」と連絡して下さった。仕事とはいえ、無事を確認までしてくれて感謝した。
私は知らなかったが、甥の話によると、ラファエルさんが上野の路上で音楽活動しているところを娘が通りかかり、彼のCDを日本語で売ってあげたらしい。奈良や京都にも行くというので、京都には音楽(ジャズギター)をやってるいとこがいると紹介した縁で、甥は2日間つきあったそうだ。南米出身のミュージシャンで、ドイツではかなり成功してるらしいと、とてもいい人だから心配はないとも。
そんな縁で押し掛けて行って、迷惑をかけてしまったらしい。「ずうずうしいわね。」と言うと甥は「大丈夫、問題ない。だけどあいつ(娘)何してるんだかね」と笑っていた。