2年以上前から,田吾作CQマシンキットの基板キットに穴あけ済みケースやコネクタ,スイッチ基板などをすべて加えた「フルキット」を,ご希望の方に頒布させていただいております。
たくさんの方に組み立てていただいておりますが,このフルキットは,ケースの関係で,UM-3(アルカリ乾電池)3本の4.5Vで動作する仕様になっています。
録音再生ICの定格電圧の下限が4.5Vであり,リレーも5V動作ということで,エネループなどのニッケル水素電池(1本1.2V)を使用すると,3本で3.6Vということで,マシンが正常動作しません。
最近製作されたJE6MIQ浅田さんから,「エネループでも動作するように,DCコンバータを組み込みました」というメールをいただきました。
写真右側の乾電池ケースの上に取り付けられた2つの基板のうち,小さいほうの基板がそのコンバータです。
おなじみの秋月電子通商で販売されている基板です。(ほんとに小さいです)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08619/
浅田さんは,この基板のほかに外部電源コネクタを取り付けて,基板キット付属の78L05を使って電源の別基板(上の写真右側の2つの基板のうち大きい方の基板)を製作され,外部電源からも電源が供給できるようにされています。(内部/外部 電源の切り替えはフロントパネルのスナップスイッチ)
これは私も試してみよう! というわけで,早速秋月さんに基板を注文し,乾電池ケースに両面テープでペッタンしてみました。
基板の説明書には,「リプルがある」旨の説明がありましたが,たしかにあります。が,私が試した範囲ではCQマシンの動作に影響はないようです。まあ,電源はクリーンに越したことはないのは事実ですが・・・
前回の書込みでも,秋月電子のレベルコンバータのことを書いていますが,単品パーツだけでなく,膨大な商品カタログの中には面白い基板や測定器など盛りだくさんですね。地方で製作を楽しむものとしては,本当に助かります。秋月さん これからもよろしくお願いします!!
来期の移動運用には、活躍して貰おうと思います(^-^)
リプルまでは気が付きませんでしたσ^_^;
基板が小さく、無理があるのかもしれませんね