田吾作工房blog

アマチュア無線関連の製作を中心に,JL4BLDがこんなことやってます!という紹介のためのブログです

田吾作CQマシンのモジュラージャック対応

2016年12月18日 | CQマシン

 これまで,たくさんの方に頒布させていただいている田吾作CQマシンですが,マイク入力や出力は8Pのマイクコネクタとしてキットを用意しています。

 モジュラージャックタイプのリグには,LANケーブルを100円ショップで買ってきて,8Pコネクタと小さいプラケースで変換アダプタを作って対応していました。

 

 以前から複数台の注文をいただいているJR1MAU荒OMから,モジュラータイプのマイク入力にできないか,というお問い合わせがあり,秋月からモジュラー変換基板付きを取り寄せました。

これに合う角穴をあけてお送りし,完成されたとのことで写真を送っていただきました。

モジュラージャックは,こんな感じで取り付けていらっしゃいます。

外部電源対応とされ,録音再生ICのサンプリング時間を調整されて,音質向上も目指されたとのことです。

荒OM,写真をありがとうございました。

で,これに刺激を受けて,私もちょっとやってみよう!という訳で,こんなものを作ってみました。

後ろはFT817で,付属マイクを直接接続,リグとの間はLANケーブルでつないでいます。

ケースも少し凝ったものを使い,かわいく仕上げてみました。

タカチのLC135-M2というUM3×2の電池ケース内蔵のものに,シリコンゴムのガードを被せた仕上がりです。

むき身にすると

ジャックの部分はこんな感じですが,サイズはギリギリです。

ジャック取付部もギリギリなら,基板取付の高さを含めたスペースもギリギリです。(ケース内部の高さは21mmほどしかありません)

このため,ICソケットは使用せず,リレーも手持ちの少し背の低いものを使いました。

スライドスイッチも,もう少し小さいものを使いたかったのですが,適当なものがなく,一般的に手に入るねじ止め式の6Pタイプを使い,ケースにホットボンドで固定しています。

基板は,端子ピンを使用して,プラグ接続を標準にしていますが,余裕がないので,リード線を直接はんだ付けし,根元をホットボンドで固めて,よじれによる断線を防止しています。

電池は,エネループ2本(2.4V)とし,これも秋月の昇圧コンバーター(以前このブログでも紹介しています)を使って5Vを取り出しています。

もちろん蓋つきです。

そんなこんなで,モジュラー対応のものを作ってみましたが,これまた先日,「動作が変」ということで入院治療させていただいたマシンに,一緒に送られてきたLANケーブル利用の接続ケーブルがあり,これを使って動作試験をしたところ,CQマシンの送信音だけでなくマイクの送信音にもハムが乗っていたので,前々から購入を考えてはいたのですが,踏み切れなかったモジュラープラグかしめ工具を入手して,接続ケーブルを作ってみました。

マイクは,上記LANケーブルの製作者がLANケーブル接続コネクタを利用されていたので,その仕様で仕上げています。

最近は,固定機でも,FT991(私も持ってますが・・・)のようにモジュラージャック仕様の機械が出ていますね。

モジュラージャックは,小型化するにはいいと思いますが,なんか少し信頼性や堅牢さという部分では??な感じもしないでもありません。

通販では,8Pのマイクコネクタの入手が以前ほど簡単ではなくなっています。(世の中の流れ?)

というわけで,久々の書込みと相成りました Hi

 

 

 

 


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