川口和夫のブログです

団塊世代の徒然草風のブログです。

心の平安に・77才の今

2024-08-14 08:56:12 | 日記

 

No ⑭

 

No ⑭  心の平安を得て

 

最近の私の心境は「心が平安」の境地に近づいたのかな、なんです。

いろんなことを考え感じたりするんですが、近ごろそれはそれとして「何も思い煩うことはない」感じなんです。

つまり明鏡止水って感じでしょうか。

何だかボ-っとしてあるがままに現実を受け止め現実を客観視して、それで幸せなんです。

頭の真ん中に「カミサマ」がいて、「愛」があれば何とかなるさ、と言う心境です。頭が天国に繋がっており、

いまはとってもノドカなんです。

 

そして何かコトが起こればそれに対して全力でえ立ち向かい、何らかの解決に向かえば良いのであって常に

緊張状態にある必要はない、そんな風に考えるようになったんです。

もしかしたらこれが「大局観」と言えるものかも知れません。

当然色んな問題が起き私を悩ませるんですが、そこはそのケースに応じてあらゆる手段を講じれば良いので

あって、いつも思い悩むことはないんですね。

これが「小局」というもので、それはある意味で部分・部分のケース・バイ・ケースの局面と言えるのかも、です。

 

人間は「感情」の生き物ですから、当然心配ごとは山のようにあります。それはそれで何とか解決すべき問題ではあります。

 

最近の私が心配なのと、とりあえずの解決方向は次の通りです。

①戦争     お互いに憎み合い、争わないことを願います。権力者たちはどうして戦争が好き?なのか

  私には分かりません。ただ私とは異世界のことであり、皆さんが冷静になって平和共存できるように「祈る」  

  だけしか出来ませんが。

       私はいかなる戦争にも反対します。それが自分として最低限出来ることなんです。

②地球温暖化  ガソリン・石炭から自然エネルギ-へ転換が遅れ、CO2が地球にあふれて毎年気温がジリジリ

  と上がっています。南極や北極の氷が溶けて、太平洋の島には水没の危機まであります。

  主な原因は中国やアメリカなどにありますが、経済発展が優先で対策は皆無のようです。

  これもまた地球の崩壊を防ぐために皆さんが懸命の努力を始めることを「祈る」だけです。

  そう言いながら車を使い電気やガスを使います。ただそれが大勢には影響ないと思い、致し方のないところ

  なんです。

③日本経済   低成長からの安定成長へと行きたいところですが、日本経済の低下で他の国との格差は広がる

  ばかりです。何とかしてもらいたいのですが、現在の政治体制や企業の発想転換が進まず、有効な対策は

  これからのようです。これは国を挙げての努力を期待するまでです。

  それを叫び続けることが今の自分に出来ることなんですが。

④心の病    医療の進歩はありますが、現在の社会の不安からの脱出ははかばかしくありません。皆が

  心の病にかかりそうな情況です。「人の和」がこれを救う大切な手段なんですが、なかなか上手くは行きません。

  ギスギスしない社会が望まれますが、せめて私に出来ることは自分がそんな原因にならないように、日々注意して

  務めるぐらいが関の山のようです。皆さんも気をつけて行きましょう。

⑤ネットワークの時代  便利になった反面、その匿名性に隠れた・犯罪や誹謗中傷も後を絶ちません。行政による

  管理・指導が必要なんですが、その裏をかく人達がいていわばモグラ叩きの現状と思われます。

  せめて自分はそんなことをしないよう、また出来るだけ多くの人がその犠牲になることを防ぎ、頑張りましょう。

⑥引きこもりの時代   若者の社会からの離脱、数百万人に及ぶ引き込もり集団の問題は隠れた社会問題です。

  私の周囲だけでも数人の引きこもりの青年がいて、親御さんの暗い表情が目に残ります。

  なんとか社会への復帰を進めたいのですが、これも私に出来ることには限りがあります。社会の「差別」の問題

  もその背景にはあるようです、せめて自分は「差別」をしないで、人は皆な平等の考えを持ちたいものです。

  そして皆が力を合わせて、何とか「元気」を取り戻して社会に参画して欲しいんです。

⑦政治の問題   政治屋ではない政治家の育成が必要でしょうか。カネと利権・権力が結びついた現状の政治体制

  ではどうにもなりません。まさに権謀術数渦巻く世界で影の実力者なんて人もいるようです。また選ぶ側の利益

  追求姿勢にも問題があると思います。本当に国を思い、国のために尽力する真の政治家が次々に現れることを私は

  期待しています。自分の利益になる政治家を求める風潮も改めたいところです。

  私はそんな政治屋には投票しません。人物本位で行きます。皆さんもお考え下さい。

⑧少子高齢化・過疎  この問題は深刻です。地方都市はまさに存亡の危機にあります。都会に集中した人々の地方へ

   の回帰を考えなければなりません。皆さんの視点の転換が必要なんです。便利な商業生活を捨てて、地方での

   自然に囲まれた豊かな生活を大切にしたいものです。

   地方再生に微力ながら力を注ぎたいと思います。それが何かの力になればです。

⑨家庭の問題   皆が仲良く暮らせればそれがベストです。でもお互い人間同士、ぶつかり合い、干渉しあうい

   傷つき・・そんな姿が現実だと思います。ただお互いを愛し、信頼し合うことがそれを救うと思うんです。

   明るく楽しい、皆がノビノビと話し合える家庭こそすべての基本です、まずは身の周りから大切にしたいものです。 

   そんな家庭を自分でも作って行きたいと思います。  

⑩病気   生老病死、人間である限りこれを免れることは出来ません。病気になればそれと付き合うことになります。

   たとえ運悪く病気になっても、生きる希望を持ってそれと共存して行きましょう。

   体は思うようには動いてくれません。ただ「心」まで病気になってはいけないのです。

 

まだまだあげればキリがないほど沢山の問題があります。そんな現実であることも忘れてはなりません。

でも実際には自分で出来ることは小さい世界に限られています。それもまた現実なんです。

私は少しでもそれらが改善・進歩することを願い祈ります。それが「心の平和」のウソ寒い現実であるこ

とは認識しております。

恐らく問題のほとんどは人の心の「エゴ」がもたらしているモノなんでしょう。

ただそんな中でも、私が求めているのは「平和」であり「愛」であると視点を切り替える、「エゴ」を離れて

原点に戻る、それが私の言いたいことなんです。それが本当の「感性」であり「大局観」であると思うんです。

 

そして自分自身がそんな「心」を持って、それを皆さんと「共有」することが、微力でも世の中を前進する力

ではないのでしょうか。

まずは自分自身をそして家庭を明るく楽しいものにして行きましょう。そしてそれをコミュニティに広げて

いくんです。自分達の周りを愛と信頼に満ちたものをして行く、それが小さなものから大きなものへと世の中

を良くして行く、そんなことこそが私たちに出来ることだと思うんです。

 

      ☆      ★      ☆       ★

 

 

そんな厳しい現実とは別にこの世界には芸術・アートの世界があります。そんな作品などに接すると私の心は

ものすごく「なごむ」んです。それはある種の別世界ともいえます。

もちろん今の日本で芸術・アートで生きるのは生易しいことではないことは私も承知しております。

ただ皆さんある意味でそれぞれの困難のなかである種の「ブレ-ク・スル-」を突破して今に至っていることもまた

確かです。ある意味で人生の「光輝く成功者」でもあります。

そんな世界のこと、それはここでは書ききれませんのでまた項を改めたいと思います。

 

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