川口和夫のブログです

団塊世代の徒然草風のブログです。

これからの教育私観

2024-07-22 08:43:42 | 日記

No⑬

   

No⑬はこれからの教育について私見を述べてみます。

 

少年野球のコーチを13年やったぐらいで「教育」の経験もなく、人に教えるほどの資質もありませんが

一介の市民として子育てをしながらの自分の考えをまとめただけです。皆さんのご参考になれば幸いです。

 

①知識偏重はやめたい。  AIの時代。人間は知っていれば良いのではありません。

 特に偏差値による輪切りには反対です。人間には色んな要素、才能があり、一つの尺度だけで決めつけては

 いけないと思います。「知識偏重」は終わりで、今は人間の記憶力は機械には勝てない情況になっています。

 もっと本人の希望に沿った沢山の道を用意してそれぞれの才能を伸ばしてあげることが必要だと思います。

 ですから一つの価値観で人を「差別」することが教育にあってはならないと思います。

 人は根本的に平等であり「違い」があるだけなんです。

    

②アンテナを高く多くの意見を聞く力をつける  広い世界、情報化(錯綜)時代に対応

  今は多量の情報(多すぎるぐらい?)に溢れています。それを上手く活用することが大切なんです。

  ただ単なる「面白さ」や「賑やかさ」を求める情報は無視しても良いと思うんです。

  事実と真実を伝える情報を選別することが必要な時代なんです。

③周りに影響されない自分なりの判断が出きる力をつける   

  ただ周りに振り回されてはいけません。自分としての方向性を忘れるとその海に溺れてしまいます。

  常に「自分」はどうか、を成長に応じて組み立てていかねばならないのです。

  つまり人としての「自己確立」が一番大切だと思います。

④お互いがコミュニケ-ション出来る、自説は自説として皆さんの「調和」を図る時代です。

  他人を理解することを怠ってはいけません。その「総和」を目指すことが大切なんです。

  自分だけの世界・価値観の中に閉じこもってはいけません。

  人の話をよく聞く「耳」を持ち続けたいものなのです。

 

そうして個性と感性、創造力を育てるんです。それとともに地域の伝統や文化を知ることも大切です。

・・・その人の人としての特性に応じたそして生かした「総合力」を育てて行くんです

 

  謙虚で奢らない、自分のために努力して工夫する人間を育てる。それが私の考える目標なんです。

      ここで前項の「スパイラル理論」を思い出してください。人間はグルグルと回転しながら人生の

  階段を登っていくものなのです。長い目で焦らずユックリと育てていくべきなんです。

 

 

  そして何より大切なのは「健康な体」と「健康な心」です。

 

「健康な心」それを妨げるのが悪魔の仕業です。

折角の教育もこれを考慮にいれないと成果を発揮することができません。

 

①悪魔は人の心のエゴに囁きかけて結びついて行きます

②そして自分だけが一番大事だと思いこませます。自分だけを守る、つまり奢ってしまうんです。

 私の経験では少年野球でもそうでした。最後に伸びる子は地道に努力を積み重ねる子でした。

③自分の正義を貫くために・・・人を抹殺しても、自分が独裁者になっても・・世の中に何人かいますが

 そんな論理で恐ろしい人になってしまうんです。

 絶え間ない争い、特に戦争は人の心に住みつた悪魔の仕業なんです。

④私の乏しい経験からですが、統合失調症の一部の方に特に結び付きやすいようです。

 価値観が自分の中で統一されない。多様な価値観をもてあそぶ。その隙間に忍び込むんです。

 従って唯一の「カミサマ」を信じなくなり、自分を天才だと思い込み、自分だけがカミサマの幻想になりやすい。

 華やかさ見栄えの良さを目指し、人気取りに走るが、長続きしないで投げ出す、結果世界を分断してしまう。

 そんな人が増えると世の中に混乱が生じて、せっかくの教育が台無しになってしまうんです。

 

もちろん統合失調症自体が悪いのではありません。思考回路が豊富で、人の思いつかないアイディアやイメ-ジが湧いて

来て新発見やアート・芸術を生み出すことが多いようなんです。人類の進化や文化はある意味でその気質に負うことが

非常に多いんです。これにはさらなる研究と裏付けが必要だと思いますが。

ただそれが「エゴ」と結びつくことが今は恐ろしいのです。

    人を育てるために、このことは心しなければなりません。

 

まあこれは私の自説ですが、人は3才まで、そして10才までの幼児期が大切なんだと思います。

3才までは「愛情」が一番大切だと思います。周りの人に愛されそして周りの人を愛する、愛と信頼はこの中で

育まれ身につけていくんだと思います。この間に「不信」や「憎しみ」を心の底に絶対に持たせてはなりません。

人間としての第一の基本は「愛」を信じて実行することなんです。

10才は一つの人格形成の完成点だと思います。

社会のおおよその成り立ちを子供なりに理解し、そこで自分は「どう生きるか」を学ぶんだと思います。

そのために自分なりに努力し、積み上げていくことの大切さを身に着けて行って欲しいと思います。

その後は色々あって「人」としてさらに成長して行くんですが、一番大切な「人を愛する気持ち」と「努力の積み重ね」

の覚悟を10才までに身につけて欲しいのが私の願いであります。

それが「幸せ」に生きるための「教育」だと私は思います。それは「人生」の基本を学ぶことなんです。

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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