No⑧
No⑧は抽象力について考えてみました。
①科学技術における「抽象力」の力
ノーベル賞などの科学技術の発展に多大な貢献をして人達が良く言っています。
研究に行き詰っているとき突然閃いたものが大発見につながった、と。これこそが「抽象力」の賜物のようです。
ふと全ての疑問が一挙に解決して一筋の道が開けてくる、それが抽象力だと思われます。
これはAIでは出来ない人間だけが持っている「特殊な能力」です。
②普通の人の普通の頭にも閃く「抽象力」があります。
ある問題について思い悩んでいると、突然その全容・原因・そして本質が見えてくるんです。
例えば美しい風景やお花などを凝視し続けると「その何が美しい」のかが突然閃くことなどです。
周りの色んなものが消えてなくなり「美」そのものが見えてくる・・それが「抽象力」のようです。
③この抽象力が何に使えるかです。
自分の様々な問題に思い悩むとき、ちょっとその場を離れてみると突然「事実の本質」が見えてくるんです。
そうすれば「何をどうすればいいのか」に繋がっていきます。解決の糸口が見えてくるんです。
ア-ティストであれば「美しいもの」の本質を考えます。もちろん色んな能力を駆使してです。
「それがな何か」が見つかれば、「どう表現するか」に繋がり、作品になっていくんですね。
またその世界を変形して新なイメ-ジが湧いてくるようです。
見る側にたてばその作品の「焦点」を見れば良いことになります。名画とは画家の焦点が見える作品であるようです。
どうも「あること」に思い悩み半端ではない苦労していると、脳がその無効な部分をそぎ落として、ある一点に絞ってくれる。
それが「抽象力」であると思われるんです。
④抽象力を使いこなしていきましょう。それは誰にでもあるハズなんです。
深く思い悩むとき、それに疲れたらちょっとその場を離れてボ-とした時間を作ってみましょう。
脳の違う部分を使ってアレヤコレヤと思いを巡らす、瞑想なんかも良いと思われます。眠ることも効果絶大で。
すると突然「脳の回路」がつながって何かが「閃いて」くるんです。それをキャッチするんですね。
急がば回れかもしれません。一つことに集中することは大切ですが、それは脳を疲労させるだけで
新しい発想は生まれず、そんなある種のユトリの時間も必要なのかな、です。
それはもしかするとあなたのカミサマのお助け?かも知れません。思考がループ回転してまとまらないとき
何度も何度も繰り返しているとき、その溜ったエネルギ-が突然の上昇力を生む、そんな仕組みをカミサマが用意
してくれているのかとも思えるのです。それがどんな仕組みなのかはまだ解明されてはいませせんが、私に
はそれを感ずるのです。そしてそれが天のカミサマにつながる小さな入口であるのかもと。
最初は慣れないかも知れませんが人間には誰にでも「抽象力」が備わっているんです。
皆で「抽象力」を鍛えていきましょう。焦点が定まれば次にあなたの人生に「創造力」が生まれ心が豊かになります。
もちろん人には個人差がありますから簡単ではないでしょうか、しかし「ヤレ」ば必ず結果がついてきます。
そうです、人間の脳にはすべてを集約する「抽象の回路」が備わっているんです。
それが私の提案です。思い悩んだら脳の「自然回路・抽象力」に期待して待ちましょう。
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