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不動産業者の実態は「売ってなんぼ!」

2016年07月17日 | 海外不動産投資

今日は若くてきれいなフィリピン不動産会社の日本マーケット担当者と情報交換しながらランチをしました。

こういうランチは毎日でもうれしいですね~!

彼女は日本語がかなり上手で、本当は私のフィリピン不動産事業で手を組めないかなあと思いミーティングしたのですが、それはどうやら無理だという事が分かりました。

そしてその無理だと思う理由が、日本人としてはかなり悲惨な状況になっているのが分かったので、フィリピン不動産に興味がある方に少しでも知ってもらおうと状況をお知らせします。

 

まず彼女はものすごく仕事に熱中しています!

それも、驚いたことに複数のデベロッパーに籍を置いて両方のプロジェクトを日本人に特化してセールスしているのです。

なぜそこまで燃えているのか。答えは簡単!売れるからです!

どうやって売ってるのか。

もう今は、フィリピンのデベも売れるところは見境なく進出して行ってます。

日本では少子高齢化で空き家率が上がり、新規の不動産物件なんて売れないんでしょうね。だから、日本の不動産屋がフィリピンのデベと組んで、日本のセミナーなんかを仕掛けてるんですね。

日本の業者がセールスすると、大体4%くらいのコミッションを払うそうです。売れない日本で物件を提案するより、ほっときゃ勝手に買っていくフィリピンコンドを売り付けた方が簡単なんですよね…。

 

もうね。現地にいる我々にとっては大手企業が詐欺行為してるとしか見えないんですけどね…。笑っちゃいますよ、ほんとに。

でも新興国の不動産はみんな大チャンスなんて思ってる。昨日のオフ会でも、今マカティが熱いんですよね!という日本人がたくさんいると言われてびっくらこきました…。日本人の情報感覚ってどうなってるんだろうかと。

そういう背景で、このセールスレディーは、日本のセミナーなどにも派遣されて出向いていき、バンバン売れるもんだから面白いと。

そして日本だけではなくシンガポールやマレーシアなど超高値になってしまった国のお金持ちをターゲットに売りまくってるそうです。

でもこのセールスレディーも、不動産を売っているのに、自分の国の経済状況と、不動産相場や実態というものを知らない。

もう既に家賃は高止まりして伸びず、とうとう都心部のマカティでも家賃は下降してきているのに、やっぱり平米1000ペソの家賃が取れるなんて平気で言ってるんですから愕然とします。

セミナーではこの家賃が毎年上がるとか、将来の転売益が素晴らしいとか言ってるのでしょうか…。

何度も言いますが、プレセールで売られるコンドミニアムの小さな部屋を買っても何のメリットもありません。

もし買うのであれば、ペントハウスくらいのユニットを一番最初に即行で買って、お金持ちに転売すれば利ざやは出るかもしれませんが、そんな恐ろしいギャンブルをするくらいなら、既に完成した質の良いお買い得な中古を買って、賢く運用した方が何倍も大きな利回りが取れます。

 

とにかく不動産を購入時に如何に安く買うかが命です。これは日本でも常識なはずなんですが、なぜか新興国というと、経済成長の数字がそのまま不動産に反映されて儲かると思っているめでたい人が多いのですね。

既にマニラはバブル真っ只中。そんな中で今が熱い!なんて寝ぼけた事を言って買わされているのはカモだけです。

日本人の不動産投資の希望者は、なぜか判を押したように1000万円くらいを基準にしています。

このくらいの額で買えればという額がみな1000万円。なんでやねん…。

それでもどうしても購入したい方はご相談下さい。

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