2016年の春はフィリピン大統領の選挙戦が控えています。
この意味が理解できる日本人はあまりいないでしょう。現地に住んでる様々な法人は、それなりに意味を理解し、それぞれの立場でこの祭り行事を活用していますね。
投資家誘致の先をこの地に見出してやってきたのが5年前。
あの時の撃沈劇は本を出版してもいいくらいの悲劇でした。まあ、甘い考えで新興国なんかに踏み出しちゃいけないんですね。
なんせ数百年も植民地として虐げられた国が独立しているのですから、日本人感覚で論じては罰が当たりますね。
しかし、また最近威勢のいい若者が、多くの日本人を連れて投資勧誘でこの地に訪れています。
はっきり申し上げておきますが、この国で政治家からフォローしてもらってうまく事が運ぶことはほとんどありません。例え大統領であれ、上院議員であれ、下院議員であれ、政治家がバックアップするのは日本人のビジネスを成功させるために動いていくわけであはありません。
日本人は、見た目にきちんとした提案をされると文盲的に投資してきます。フィリピンではちょっと知ってる顔なじみでもイベント事の出席なんて普通に来てくれます。
でも、あなたが投資する先の保障をしてくれるわけでは決してないのです。
この国は、だれが大統領になるかで、それからぶら下がる無数の地域権力者の勢力図が塗り換えられる訳です。
どちら様もご注意下さいね。