一昨日足利カントリークラブの支配人にコース管理の話しを聞いて来た
Q:今年のコースの状態について教えて下さい!
三俣支配人:まず今年はココまで降雨が少ないのと気温が低いのが特徴です。群馬の水源地のダムの貯水量も雪が少なかった影響で非常に少ないと聞いています。フェアウエーもこの梅雨に雨が降ってくれないと場所によっては枯れてくる可能性もあります!グリーンについては雨が少なくても散水することは出来ますが、フェアウエーの広さに水を散水することは出来ません!!
さらに5月からの気温が低い影響もありところによりティーグラウンドの芝付きが例年に比べ薄くなっています。今年もフェアウエー・ティーグラウンドのバーチカル作業(根切り)をして、地中の芝カスを掃除して上から砂を撒きましたが、もう少し雨が欲しいところです!
Q:グリーンの管理について教えて下さい。
三俣支配人:春秋にメインのBグリーン(かつて007を撒いた)に新しい芝種の”タイイ”をインターシードしています。芝の種の撒き方にもいろいろありますが、当コースではグリーンに軽くグルーミング(芝を起こして)をしてその下へ種が入るように撒いています!バーチカルをして線を入れその線に撒くコースもあるようです。
タイイは非常に耐暑性があり、湿潤にも強く、暑い日本の夏のコースに向いています!
今年の夏は高温少雨の予想なので、ベントのダブルグリーンの特徴を生かし、エアレーション・スパイキングによる更新作業で片方のグリーンを休ませながら暑さに負けないグリーンのクオリティーを来場者のお客様に提供したいと考えています!!
帰りに駐車場で、久々グリーンキーパーの星野さんにもお話が聞けました!
Q:フェアウエー・グリーンの状態は如何ですか?
星野さん:「うちも含めて周辺コースでもグリーンの状態は総じて良いですね!ただ、雨が少ないので、これからフェアウエーの芝が枯れてくるのが心配です!」
星野さん:「この夏は高温少雨が予想されているので、特にグリーンへの水の管理が大切になります!さらに適宜スパイキング・エアレーション・バイオ肥料等でグリーンの土壌活性で対処していきます!」
Q:多幸のアウトアプローチ練習場の奥のグリーンは?
星野さん:「あれはナセリーです(グリーン補修用の芝を養生させる場所)。今後沖縄の系列の守礼CCのベントグリーン補修用に輸送する予定です!」
「ボールが落ちてたりしますが、あそこへはアプローチ練習しないで下さいね」
星野さんをコースで見かけたら是非声を掛けてみて下さい
「グリーンの状態はどうですか?」、「速いですね!」と
気軽に説明してくれますよ!!
坊主頭で目がクリっとして眼鏡をかけてる人です
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