© KYODONEWS 朝日新聞阪神支局に飾られた小尻知博記者の遺影の前で、手を合わせる男性=3日午前、兵庫県西宮市
1987年に朝日新聞阪神支局(兵庫県西宮市)で記者2人が散弾銃で殺傷された事件から34年となった3日、亡くなった小尻知博記者=当時(29)=の遺影を掲げた祭壇が支局内に設けられた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年に続き記帳台の設置は取りやめ、追悼に訪れる人はまばらだったが「事件を忘れてはならない」という声が上がった。
毎年訪れているという兵庫県芦屋市の無職林康文さん(68)は「(小尻記者と)直接面識はないが、本人のことを思うと本当に無念。正しいことをきっちり伝えようとしても力によって排除されるような世の中は危うい」と話した。
*「忘れていけない事件です。」
当時、わたしはこの事件を山陰地方へ家族旅行の途中、AM:6時頃に朝食に立ち寄りTVニュースで知りました。そこは広島県、現在は安芸高田市上根峠の食堂。このジョキングな事件をTVニュースで知り大変驚きました。当時、わたしの年齢は35歳で、長女は5歳、次女3歳でした。今は娘たちも39歳 36歳になっております。この事件を毎年5月の連休になりTVニュースで流れると蘇ります。ご家族みなさん悲しい出来事を本当に「事件を忘れてはならない」と思います。わたしからも追悼申しあげます。