カラスに襲われて
このところ公園を歩いていると、その道は決まってカラスが低空飛行して頭の直ぐ側を通り過ぎて行き、ちかくの木に舞い上がってカアカア鳴いていた。イヤホンで音楽を聴いていたので気が付かなかったが、3日前にはカラスが操縦を誤ったのか、わざとぶつかってきたのか判らないが頭を布で巻いた棍棒でど突かれた様な衝撃を受けた。痛くもなんとも無かったので嘴(くちばし)でないのは確かだった、翼を当てたのだろう。
次の日も同様だったので、その次の日はイヤホンをせず、用心をして通った。周りを見るとカラスが3羽か4羽木に止まっていて代わる代わる襲ってくる。それを写真に撮ろうとすると急いで逃げる。私が老人だから襲ってくるのか、誰かカラスに悪い事をした人が居て、それが私に似ている人だったのか。いや、カラスは賢い、追っ払ったり、石を投げたりした人は憶えていて隙を見て襲ってくる事がある。それだから私はカラスに悪い事をした事は無い。もっともカラスがゴミを食い散らしている時は追っ払う事はあるが。
道を通り過ぎてから暫く、次にその道を通ってくる人を待った。やはり同じ様に襲われている。しかし低空飛行をして風圧を浴びせて居るだけのようだった。そこで近づいて来る人に訊いてみた。その人は30~40歳代の人で、前にも襲われたので公園事務所に連絡したそうです。その時の返事は、カラスは野鳥ですからどうする事も出来ません。カラスが子育て中は過敏になり攻撃してくることがありますからご注意して下さい、との事でした。と教えてくれました。その人と話をしている時も、次に来る人がカラスに襲われていました。ただ、傷害を与える程の様な事は無く、手で追っ払って居ました。
次の日からは、その道は通らない事にしました。この時季はカラスは言うに及ばず野鳥の子育ての季節です。余談ですが、この道とは離れた場所に下の写真のような張り紙がしてありました。この道にも張り紙があれば良かったのにね。
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