CPAPのデータ
無呼吸症候群の治療器をCPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法装置)と言いますが、このCPAPにはSDカードが挿入されていて使用期間中の記録が取られます。診察時にこの記録を解析して、よりよい治療の方法が検討されるのです。従って予約診察日には必ずこのSDカードを持参しなければなりません。
この治療器を使用する場合、口から呼吸してしまうと効果が無くなるので、口を開かないように、口にテープを貼り、封じます。しかしながら、私の場合、口を開いていないようだったので、口封じをせずに使って居ました。でも、あくびが出たり、クシャミをしたり、咳をする時は口が開いてしまいます。その時は違和感があるので、口を開けば直ぐ閉じました。そうする事で無呼吸の回数は大きく改善されて良い結果が出ていました。ただ、エアー漏れが多いと記録されていたのが気になっていました。主治医は、エアー漏れがあっても無呼吸が改善され、良い結果が出ているのだから、良しとしましょう、と言ってくれました。
しかし気になるので次の2ヶ月、寝る時は口にテープを貼って口を封じ、試して見ました。その結果が楽しみで、診察前にSDカードを提出し、集計を待ちました。診察時に主治医に届いたデータは? 期待を裏切り、口テープを貼る前と口テープを貼った場合とが殆ど変わらない結果が出ていました。これは私が口テープを貼らなくても口を閉じている、と言う証拠でも有るのですが、2ヶ月間も口テープを貼って頑張ったのに効果が無かった。これでエアー漏れは寝返りのはずみでマスクが一時的に外れる事が原因だとハッキリしました。
今度はこのマスクの外れる対策を考える必要があります。とは言え、マスクを強く締めますと、朝起きた時に、顔にマスクのあとが出来、なかなか痕が取れないので、これも困りものです。テレビのコマーシャルで、いびき予防に口テープを宣伝していましたから、もう2ヶ月、口テープを貼って頑張ってみましょう。

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