夏支度

夏支度
　　夏支度には気が早いのですが、その前段階として冬に使って居た石油ストーブを仕舞う事にしました。もっと早くにしなければならなかったのですが、今年は暖かい日があるかと思えば寒い日があって、なかなかストーブを仕舞えなかったのは、灯油が余っていたのでもう少し使ってポリタンクの灯油を空にしたいと思ったのが本当のところです。
　　石油ストーブのタンクにポリタンクの灯油を全部注ぎ込み、ポリタンクを空にし、蓋を開けたままにして中の灯油を蒸発させ、灯油が１滴も残らない状態にして次の冬を迎えます。それは灯油でポリタンクが溶けるのを防ぐためです。何故なら、ポリタンクは石油製品だからです。ブリキの缶なら大丈夫ですが、ポリタンクに灯油を入れたまま夏を越すと、灯油にポリが溶けて灯油の粘度が増し、石油ストーブの芯を駄目にします。それと長期にわたればポリタンクが溶けて穴が開く事も考えられます。それを避けるためには使わなくなったポリタンクには灯油を残してはいけません。
　　石油ストーブのタンクには灯油が半分ほど残りました。これでまた冬が来て寒くなっても２～３日は使えます。その間に灯油を買えばよいのです。石油ストーブはきれいに清掃し、電池を抜いてカバーを被せ納戸への収納準備をして終了しました。


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