たかはまアーカイブス『 昭和２８年 台風１３号による高潮』

昭和２８年９月２５日午後１時ごろ紀伊半島に上陸した台風１３号は三河湾より西尾、岡崎と中部地方を縦断して三陸沖に抜けた。
今から６５年前の高浜町での被害状況を写した写真等がそろいましたので紹介します。


明治用水　中井筋で大山緑地西　どんどん付近
画像提供：春日町岩月氏


床上浸水などの後かたずけ　どんどんで洗濯中（洗濯場の様子がはっきりと確認できます）
画像提供：春日町岩月氏


名鉄三河線西にあった吉濱養魚場の被害　夜８時頃堤防決壊により一気に海水が流れ込む
画像提供：刈谷市川角氏


巴新田等の堤防決壊により線路の冠水　吉浜駅と小垣江駅の間
画像提供：八幡町内藤氏



鉄道不通１ヵ所　堤防決壊１６ヵ所　橋染流失２ヶ所　床上浸水３２５戸　床下浸水６８５戸が主な被害状況で、
軽傷者２５人で行方不明者は出なかった。

たかはまアーカイブス『古春日 春日神社跡石柱』

この程偶然の出会いで、古いアルバムを借り調査しました・・・・・そんな古い写真の中に見慣れない場所が見つかり現地を探しました・・・
歩いて調べましたが幹線道路からは見られず、ひょつとすると長い年月の間に廻りの開発により何処かに撤去されたのではと思いましたが、
あきらめずおおよその場所近くの家に飛び込みで尋ね現地を案内して頂詳しい事が判明しましたので紹介します。
画像提供：稗田町　山本氏


昭和４１年４月記念石柱及び解説石柱が建てられ、あれから５２年が経過し周りの景色も変わり今は奥まった場所にひっそり立っていました。


古春日（こかすが）の地名は、高浜の春日神社の古い鎮座地で今から約５１０年前です。
画像提供：稗田町　山本氏


昭和４１年当時の春日神社氏子総代の方たちが、由緒ある場所がこのままではいけないと話し合い記念石柱を立て後世に伝える為残されました。

画像提供：稗田町　山本氏


昭和５１年３月発行　高浜市誌　第二巻　に掲載されていました。



かっての番地は「高浜町古春日２３番地」でしたが、平成３年１月１日に実施にされた高浜市新町名設定により

「高浜市二池町三丁目１番地４２」です。