見たり、聞いたりしたこと

本日の練習

夜レン　20時30分
浅川ゆったりロード　20キロ

地震当日。
昼ごろ地震で止まった電車が動き出したのは夜遅く。
朝まで、都心に滞留した方々を家路に運ぶため必死に働く鉄道員。
深夜、お母さんと一緒に子供が駅を降りるときに駅員さんに。
「電車動かしてくれて、ありがとう」と。
涙ぐむ駅員。

新宿のＫ百貨店。
地震で電車が止まり、帰宅が困難になった方々を受け入れ。
その数1500人以上。
店内にあるイスをかき集め、滞留者に提供。
不安な方々には、寄り添い話を聞く。
一夜を明かして朝方には、パンを提供。
最後まで残った滞留者が帰宅の途についたのは、午前11時。

地震で電車が駅に止まったまま動かず。
駅のすぐそばの踏み切りは閉まり続ける。
踏み切りを渡ることの出来ない人々のために、運転士、車掌が遮断機を持ち上げ誘導。
電車が止まったのが15時ごろ。電車が動き出したのは夜遅く。
いつ開くかも分からない踏み切りの遮断かんを持ち上げ続け、通行できるように懸命に働く鉄道員。

コンビニで。
お菓子を買うため、小銭を握りしめレジに並ぶ男の子。
自分の番がきたとき。
その小銭を募金箱へ。
そう話すコンビニ店員の目に涙。

今日のテレビで。
沿岸で取材中のカメラマン。
地震で津波が押し寄せ。
逃げ惑う人々。
足首まで海水が来る中、マンションに逃げる。
ドンドン水かさが増し。
最上階まで避難。
そこで、外を撮影すると。
流される車やトラックの姿が。
そして、木にしがみつき救助を求める被災者。
前方には、車の上で子供を二人抱えるお父さん。
雪がちらつく中、マンションに逃げることのできた方々が、備え付けの消化ホースで救助を開始。
一人ひとり被災者を助けて行く。
雪が激しく降りしきる中。
暗闇の中、5時間以上も経ってやっとその子供とお父さんが救助された。
お父さん。
「子供が助かって本当に良かった」。

走術研究所栃木支部長テプコホシノさん。
不眠不休でライフラインの復旧に全力を注いでいる。
彼は管理職。
現場で社員が絡まれるのが一番辛いと。
自分の街の灯が消えたときには、涙が止まらなかったと。
特に福島原子力の社員は、本当に自分の命を賭けて国民の命を守るために戦っていると。
そうメールをしてきた。
皆さんにお願いしたいこと。
それは「節電にご協力をお願いします」。



わたくし、胸がはち切れそうです。

今日、高尾山口駅に着くと。
駅前の桜の芽がふくらんでいました。