kazuたかしの釣り日記

・釣り大好きの1967年生まれ。岩手県の県南、奥州市在住の筆者の広く浅い釣りの備忘録的ブログ。

2010.7.10 渓流ルアー釣行記 2010 №10 (プチ遠征・山の川)

2010年07月12日 | 渓流・ルアー釣り

2010.7.10(土) 先週急遽ホーム釣行に変更したので、今日は代りにプチ遠征っス

昨夜から雨が降っていたのが少々気になりますが、河川情報を見ていた感じでは、それほど水位は上がっている風でもないので、きっと大丈夫でしょ?

(しかし、あの水位情報サービスって、なんか分り難いよね。「マイナス〇〇cmで ↑ 」 マイナスってなってるから、減水を想像しちゃうけど、そうじゃない。そりゃ、川の底って変化するだろうから仕方ないのかも知れないけれど。その時々の「川底から何センチの水位」って表示で、プラス、マイナスって出来ないもんかな~?無理なのか?)

時々雨が降ったり止んだり、強くなったり弱くなったり…。現地に到着する頃には、曇り空も少しは明るくなって来た。しかし、目的の林道に突入すると、く、暗い 今日は表示が立っていなかったけれど、この辺「クマに注意!」の看板がいつも有る場所。オイラも出来れば出会いたくは無いので、車を停めて着替えながら音楽ガンガン鳴らして、明るくなるのを待ってました

さて、そろそろ入るか!少し下流側の入渓点から川に降りると…、木々の陰で、まだ暗いし、おや!しかも結構濁ってるぞ。少し上空が開けたポイントで、白系ミノーを結んでダウンでキャスト。一箇所で停めて、軽くトゥイッチしていると「ココン」とアタッたけど乗らず。

100710_045501何箇所めかのポイントで、やはりダウンで探っていると、やっと来た!20センチ前半のイワナです。ホッとしたよ~ あっ、そうそう、ここはイワナの沢ですよ。

100710_051201 やっと明るくなって来たな~って思うと、また雨がバラバラバラ…。すると一気に沢は暗くなっちゃう。 それでもイワナは高活性でバイトが続きます。極端な小型はヒットまでなかなか行かないんで良かった~。レギュラーサイズは20センチ前半台です。自作ミノーを使っていましたが、レンジが上過ぎて、底に入っているらしいイワナが気付くまでに時間が掛かるので、Dコンにチェンジ。

100710_055401

   ヒットが連続するの100710_064901で写真はたまに撮影。雨も降っていたしね 

途中で左親指の補修箇所wの接着剤がふやけて剥がれて来た。邪魔なので接着剤を剥そうと引っ張ったら、ガーン! 縫ってた糸まで取れちゃったよ! 怪我自体は治っているけど、割れた皮がパカパカして邪魔だ~ 液ばんもカットバンも車に置いてきちゃったし、どうしよ…。と、背中のリュックに荷造りテープを入れてたっけ!ラッキー!親指に巻いて、応急処置完了

区間最初の方は大場所が少なく、やっと良さげなポイントへ到着。ここでやっと1/3位かな。まずは渕尻から…。っと、レギュラーサイズがヒット。あれれ、このサイズか~?

100710_071901渕頭のYパターンにキャスト! ススッと2回トゥイッチした所で「グン!」 来た! おっと!引きが違うぞ!力強いな~。よっしゃ!尺イワナだ。川原の無い場所なので、背中のネットを外して掬い取る。

が!まずい!ミノーのトリプルフックがネットの枠の近くで引っ掛かってしまった!イワナがグルングルンと回転すると、ミノーがネットに絡まって行き、イワナの体がネットの枠を超えたと思った瞬間!フックが外れた。ボチャン ヒィィ~

残ったのはフックの曲がったDコンだけ。あ~あ、尺は確実に越えていたのになあイワナの宝庫みたいな川だけど、良型は多くはないので貴重な一匹だったのに~。

気を取り直して遡行を続けます。100710_075901 さっきのポイントまでは比較的遡行しやすいけれど、そこから先が急勾配で薮なので、Uターンする人も多いと思う。ここからなら戻るのも楽だし。

だけど、その部分を回避すると、また緩やかな勾配に戻るんです。でも、そこからは、最期の退渓点まで上らないと戻るのが大変なんだけどね。

100710_075902期待はしたんだけど、上もレギュラーサイズ中心。濁りも強くなったような…。地質が砂なので雨が降ると濁りやすいんだよね~。

ドンドン上ってゆくと深みの有るポイントが出始めたよ。まずはレギュラーサイズが数匹ヒット。念の為、それでもキャストポイントやカウントダウンを変えて探っていると、対岸の白泡の巻き返しにDコンが入った瞬間「ガツン」

100710_082201おっと!久々に良い引きだ~!

高い足場から降りてネットキャッチ。今度は底で掬ったから大丈夫 ん~、微妙かな? 思ったとおり泣き尺だ~。でも、カッコイイイワナだね~

100710_083301ルンルン気分で次のポイントへ。レギュラーサイズの後、ここでは20センチ中盤台です。真横からDコンをガップリ

100710_090701 お次は釜のようなポイント。水深は有りそうだけど範囲が狭い。入っているかな?落ち込みの脇の反転流にDコンを沈め、白泡の中をリトリーブ。「グン」来った~!底に潜るような引き。良い型だぞ~ 掛かり具合を確認して抜く。おや~、これは…微妙か?メジャーを当てると、残念、このイワナも泣き尺でした

イワナって、いつまでも暴れるから写真撮りにくいんだよね~。オイラの携帯のカメラは、やたらシャッター切れるのが遅いので、なおさら(メーカーはカシオね。前の日立は早かったな~、綺麗に撮れたし。だけど防水じゃなかったんだよね)

写真撮ってリリースしてから、何気なくまた同じポイントにキャストしてみた。何となく、まだ居そうな気がして…。と、同じトレースコースで「ガツン!」 居たよ! さっきより引くぞ。100710_091201

ちょっと掛かり所が微妙だったのでネットキャッチ。やった!尺越えだ~ 多分、番(つがい)のイワナなんでしょうね。

100710_091202 暴れるのでギュッて感じになっちゃってますが

良かった~。やっと尺イワナ釣ったよ どっちとも、やや痩せた感じ。今年は前半寒い日が続いたので、まだ回復しきっていないんでしょうね。全体的にエサもそんなに多くないだろうし、あれだけ魚影が濃いと、一匹当りのエサの割り当て少ないだろうしなあ。

100710_091801 ポイント的にはいい場所が続くけれども、サイズはレギュラーばかり。ひとつのポイントから複数当たり前。スレてない?

そんなこんなで魚止めの砂防に到着。いつもなら期待のポイントですが、今日は濁りが強すぎてどうかな~…? いろいろルアーを替えて探ってみたけれど、やはりと言うか軽くコツンと一回当たっただけ。あきらめよ~。急斜面をよじ登って退渓です。

100710_100201林道に咲くマタタビの花。そちこちの獣道にはカモシカと、これはクマ…の足跡。林道上には、古いクマの糞が所々、山になってます。…スズを手に持って鳴らしながら車を目指しましたよ

さて、車に到着。あと一区間入ろうか、どうしようか。下の区間の林道に車を進めると、進入した形跡無し。せっかくプチ遠征したんだから、もう少し楽しまなくちゃね。

さて、どうかな、コチラは? やはり林道に沿った流れは入りやすいらしくチェイス自体が少ないし、追いも一瞬の反応だけって感じ。しばらくヒットが無かったけれど、やっとこさ一匹目100710_105201

ちょっと可愛いサイズだけれど…。

100710_114901 なにせヒット自体が少ないので、つい嬉しくて

どんどん遡行してゆくと、いつも良型が見える(追って来るだけ。掛けれない)ポイント。ここでダメだったらやめよう。レギュラーサイズが2ヒット。今日は大きいの居ないのかな~? 立ち位置を変えて流れ込みヘ数投目。距離の半分ほどリトリーブした所で、いきなり後ろに良型が現れてチェイス! トゥイッチを激しく加え追随するのを確かめ、ただ巻きすると後ろからパクッ!そのままスイープでフッキングし、目の前を下流に向かわせた所でロッドを立てて追いアワセ。 岸が高いポイントなので気をつけてネットキャッチ。100710_115301ヒットルアーは自作ハンドメイドミノー/ピンクヤマメ。

100710_115602 100710_115901 三口の尺前半イワナです

オマケ、同じポイントの最期はレギュラーサイズ

このイワナには文字通り手痛い仕返しされました。イワナのフック外しは結構気を使うんだけれど、今日もやっちゃいました。暴れられて、左手の薬指の先端の腹にブッツリとフックが…。幸いカエシはペンチで潰して有ったんで、比較的楽に抜けましたが…やっぱ痛いよ

さて、ここで出たから、もう少し上ってみるかな。

以前、尺越えを上げたポイントです。キャストすると、まずはレギュラーサイズがヒット。キャストポイントを変えて、何回もキャストしているとレギュラーサイズより若干大きいのがチェイスして来る。掛けてやろうとしつこくコース、レンジを変えていると、いきなり奥の深みからギラッと白っぽい大きな魚影が浮き上がって来て「バクッ!!」 うお!さっきの位デカイ! ですが、さっきのイワナの余韻を引きずってたので、気持ちに余裕が アワセてゆっくりと誘導、下流側の足場の良い場所に位置を移していると、そこでイワナがやっと暴れ始め、ガボガボと首振り。あっ! 下あごに掛かっていたミノーがポンと外れ、尺越えイワナはスローモーションのように態勢を立て直し、目の前を半円を描いてゆっくり泳いで深みへと戻って行ってしまいました…。あ~あ残念

さて、気を取り直して遡行しましょう。さっきより少し浅いけれども、雰囲気は良さそうなポイントです。どうやら水深の有る場所は、濁りのせいでジックリと攻めた方がいいみたい。100710_120501やはりレギュラーサイズが真っ先にヒット。まだ、居るな…。しつこくキャストしていると、ユラッとまた大きな魚体が現れバクッ! うっそ!アワセを入れると、思ったよりノンビリした動き。さて、ズリ上げようか、掬おうか?と悩んでいると、事態にやっと気が着いたのか、急にイワナが暴れ始めました。やっぱ、ネットで掬おうっと。

100710_122201無事キャッチです。またネットにミノーが絡んだよ あれ、イワナが外れた…、と思いきや、フックがリングの根元で折れてる。凄い力だな~ 蝦夷用の中太軸のトリプルフックだよ。Dコンのフックだったらファイト中に伸びてたかも。

30cm中盤台。良い型です。最近、このサイズ出てなかったもんナ~、嬉しいね

しかし、こんなに尺上が居るとは思わなかったよ

さてと…。あれ、そこはもう今朝入ったポイントだ~。朝方1匹出たけどどうかな? アラ?来たよ100710_123201

  ラストをキャッチで締めくくり、今日の釣りを終了とします。

ああ、今日も楽しかった~。やっぱり年に1~2回は来たい川ですね

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>つかさん (kazuたかし)
2010-07-19 19:12:18
>つかさん
ありがとうございます[E:happy01]
今でもこんなに濃い川ですが、中学生の頃初めて来た時は、こんなもんでは有りませんでした。もっと良型揃いでしたよ~[E:happy01]
でも、地元の巣子川の方がデカイの居たんですけれどね[E:coldsweats01]
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良型ゲットオメデトウ御座います。 (つかさん)
2010-07-19 10:12:21
良型ゲットオメデトウ御座います。
しかし、なんとも魚影の恋?濃い河川なんでしょう。驚きとともに羨望のまなざしっす。
返信する
>Yuuさん (kazuたかし)
2010-07-13 21:13:13
>Yuuさん
昨年も一回入りましたが、相変わらず魚影は濃い沢です。良型が出たのは嬉しい誤算でした[E:happy02]
Dコンのフックって、気が付かない内に開いちゃってたりしますよね?[E:despair]
これだけ活性が高いとシングルでも良かったかも、です。けど、やっぱりトリプルのまま使っちゃうんですよね[E:coldsweats01]
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魚影もサイズもすばらしいですね。 (Yuu)
2010-07-13 13:53:07
魚影もサイズもすばらしいですね。
腕も伴ってバッチリ。(^^;
Dコンのフックは伸びやすいから、やっぱり事前に変えておかないとダメなんだろうねー。
イワナメインだと、シングルって手もあるね。(^^;
たっぷり楽しめたみたいで、おめでとうございます。
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>ガブさん (kazuたかし)
2010-07-13 07:11:12
>ガブさん
やっぱ〇野は違いますね[E:happy02]
クマのお陰かな?(笑) あんな沢で、尺越えが連発するとは思いませんでした[E:coldsweats01]

>荷造りテープ
泣かないで笑って下さい。釣り終わってテープを剥したら、粘着部分だけ、そっくりそのまま指に残って大変な目に合いました[E:sweat01]
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なんたら釣ったことぉ~ (ガブ)
2010-07-12 22:08:36
なんたら釣ったことぉ~
30㎝中盤って…スゴぉッ!
尺経験のないオラには夢のようなサイズです
指の荷造りテープが泣かせますネσ(^_^;)
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