渓流ルアー釣行記 2011.7.4（ホーム・里川） 2011.№7 スペシャルラウンド

ラウンド２の最初の区間の退渓点。そこの上は水深1～1.5メートル程のプールになってます。

プールの下端を漕いで退渓する前にちょっと探りを入れるのが習慣。勿論今日もそのように。

ゆったりした流れでミノーの動きをチェックするのにも丁度いいので、アイチューンをした自作ミノーを激しくトゥイッチングして「う～ん、良い動きしてるじゃん」と悦に入りながら動かしていると、ソイツはいきなり深みからフワッと浮いてきた！うぉっデカいじゃなイカッ

数回左右にダートしてチェイスしたものの口を使う事無く、スイッと深みに戻ってゆく…。ここにも居たよ…

キャスト＆トゥイッチで誘い出そうとするが、追ってくるのは20センチ台のヤマメ…。コイツを掛けたらマズイ…よね。途中でアクションをやめて戻すを数回繰り返す。

キャストポイントを変えて数投目。必死に動かすミノーが一番深いだろうポイントに差し掛かった時、ブワッ、ガクン！　来たあっ～！

無意識のアワセの他に、追いアワセを2回ほど入れリーリング。相手は意外におとなしく、ヘッドシェイクをする位ですんなり誘導に従ってくる。ゆっくり巻いているからかな？

さあ、目の前まで来たぞ。フィニッシュだ。背中のネット…と手を伸ばすと、あれっ！？あれ？無いぞ！あ～そういや一回目で外して、車の荷台だ！　リリーサーに付けてくるの忘れた！　想像上で顔に縦線が入る…(￣ロ￣|||)　　

その心の動揺が伝わったのか、急に相手が暴れ出し、回転、派手なヘッドシェイク、急激な突っ込み。うわ～、やべっ。ロッド、ラインは心配ないがフックが心もとない。　抵抗をなんとかいなして決断。1.5メートル下の段の浅瀬に降ろすしかない…。（上はプールのうえ、岸は葦原で川原がないのだ…）

バレるなよ～っと祈りながら、プールから泳ぐ勢いで下の段に引きずり降ろし、自分も飛び降りた！浅瀬をダッシュする魚を更に浅瀬へ追い込み確保！　ふう～。やった～

モドリ系と思われる婚姻色の出た雄ヤマメ　42センチ。　パーマークは薄く、肉眼でやっと確認出来る位。　モンスターファクトリーの面目躍如の一尾でした。

やはり、ベリーのフックは開いてましたが、テイルフックの係りどころが良くて助かった～。

本年初尺ヤマメ　キャッチ成功！しかも４０アップ。もうサイコーッ

やっぱりオイラの勘は、間違いなかったね（←釣ったから言える訳で。今回はたまたまなんですけどね）