2011.8.30(火) 今日はまたまた某本流狙い。目覚まし時計を使って早起き
現着は5:00チョイ過ぎ。天気がいいので既に周囲は明るくなってます。身支度を整えて入渓点へテクテクと。この川、駐車スペースが限られているので少し面倒です。
ふと、いつもの入渓点ではなく、途中の斜面から降りてみた。これも情報収集、経験値蓄積っす。薮を避ける為、護岸沿いに歩いていると、おや、今年は良く遭うね
夜遊び帰りのマムシ君。写真撮影だけで勘弁してあげる
さあて、今日はどこからにしようかな。いつもより少し下流側に立ってみる。前回より水位は低く、濁りは薄い感じ。光る系の自作ミノーをキャスト。おっと、チビヤマメがヒット&バレ。場荒れさせないように一気に巻いたからね~
数回、20センチ中盤台位のチェイスが有ったけれど、ヒットまで持ち込めず。時折、下流方向でドボン、バシャッと銀色の魚体が飛び上がってる。SAKURAかな?
釣っている対岸で薮がガサガサ、バキバキと音を立ててる。なにか大型の生き物が動く気配。カモシカ?まさかクマ? 気にしつつも釣っていると、キョーン、ピョ~(表現が難しいけど)と鳴き声が。どうやらニホンシカだったみたいね。って、、この辺にも生息域拡大してんの~
3つ目の大場所。比較的流れの速い淵(って言うのかな?)。流れ込みにフルキャストし、流れに乗せてトゥイッチング。ブッツケから解放される流れに乗ったミノーの後ろをギラギラと幅広の魚体がダートしながらチェイスしてる!デカイ!!コレならイケるか!? いつものタタタタタタン!一気巻き!あ、惜しい~。あと一歩足りずUターン。
ラインと結び目をチェックして再キャスト。トゥイッチに一層力を入れる。ギラッ、追ってる!食えっ、ほらっ。あ~っ 目の前3メートルって所で反転して戻っていったしまったのは、間違いなく尺オーバーのヤマメ…。今の戻り方じゃダメだろ…。案の定それ以降反応無し。あ~、勿体ね~ きっと上手い人なら掛けられたんだろうけれどね…。
さあ、遡行を続けましょ。そこから2箇所目のポイント。以前、良型を上げたポイントだけに期待感十分。重めの自作ミノーに付け替え底を狙ってみる。上手く底の流れに入るのは数回に一回有るかどうかなので、しつこく探っていると、ゴツッ。ロッドを煽ると生体反応。が、首を振るようなグングンする感触は有るけれど、そこから動かない。嫌な予感がするな~。ヤマメじゃないぞ、多分 ロッドを立ててプレッシャーを掛けていると、やっと動いた。上、下流へ底を這うような感じで泳ぎ回っていたけれど、耐え切れなくなったか浮いてきた。
あ、やっぱし外道様だ~ 浮いてからは意外にすんなりと進み、2度目の寄せでネットイン。ふう。48センチか~。パーマークが有ったらな~
さて、ここまでチビヤマメをバラしただけで、まだ本命釣ってないんだよね。何だかんだでいつもの大場所。期待を込めてミノーをキャストしたが、無反応。そんじゃってんでブレットンに結びかえると、やっとこさでヒット。
20センチ中盤のヤマメ。ほっ、何とか1匹目~
さて、ここから上流は瀬が中心になるんで、あんまり大型は期待出来ないんだよな。案の定、チビヤマメをポツリポツリヒットさせただけで退渓点到着。いつもならここでやめるパターンだけど、今日はさすがに納得いって無い。さあ、次の場所行こう!
お次のポイントは駐車場所から100メートル程歩かなきゃならない。 前は草が刈ってあったけれど、今日は草ボウボウだよ。でも、却って期待出来るってモンだ
途中のポイントはスルーして一気に大場所へ突撃。まずはミノーで探りを入れるが無反応。んじゃ、スピナーだ。
ほら~、来たよ。20センチ中盤のヤマメです。でも、こんだけのポイントで、このサイズ? まだ居るんだろうな~。
その大場所の直上に、流れの速く、渦巻くスポットが有る。上手くミノーを沈める事が出来れば、何か反応は出るはず。薮を巻いてちょっと下に出てみると、丁度いい感じ岩が。そこに立ってアップでDコンタクトをキャスト。沈めてリトリーブ開始。距離は6メートル程だけど流れが速いので実質半分引けるかどうかって感じだけど、目の前にラインが流れてきた所で、水底でギラッと魚が反転。反射的にアワセるとヒットしてる!急流に乗って下流へ流されてしまうけど、いいサイズだぞ!まだ水中でステイさせているうちにフッキングを確認すると、リアフックはスッポリ口の中。これなら大丈夫だな。一気に水面に浮かせて引き抜き、キャッチ。
岸の薮を押しつぶして平らな場所を確保し計測してみると、ジャスト30cmの尺ヤマメだ!さあて、カメラを出して…。とポケットに手を入れた瞬間、バタバタッと暴れたヤマメが跳ね上がり、一気に水中に!あっ、と思って手を差し込んだけれど、後の祭り…。ああ、メジャー写真は後回しにして、ブツ写真先に撮っておけばよかったよ…
気を取り直し、同じポイントを探ってみよう。きっと、一匹だけって事は無いはずだよね。さっきと同じ所にキャスト。リトリーブする。ミノー自体を目で追い切れないのでおおよその感覚で見ていると魚影を捉えた。追ってる!魚影がミノーと交差し、手には感触を感じなかったけれどアワセを入れると、魚影は反転し上流を向いた。よし、ロッドに重みが乗ってる。追いアワセ!あっ! 抜けた~ 掛りが浅かったんでしょう。1匹目をはるかに上回る間違いなく尺上サイズのヤマメ…。さすがに尺上確実サイズをこれだけバラしてしまっては凹みます。
凹んでいたせいで記憶があやふや…。バラシポイントの上流で数匹バラシながらも、20センチ中盤台ヤマメ
コチラは20センチ代後半…だったか?
ある程度遡行してみましたが、流れの緩い開けたポイントばかりで期待出来そうにも無く、一旦戻る事にします。
戻る途中、やはりさっきのバラシポイントが気になって再挑戦。
先ほど打っていないスポットにキャスト。引っ掛かってもいいやで思いっきり沈めてからリトリーブ。ゴン。グン、グン。ヒット! あ~、この重量…、尺ヤマメどころの騒ぎじゃないな、外道様だろ?
急流もものともせずグイグイ。プレッシャーを掛けていると少しずつ下ってきた。やっぱり外道様。あちゃ~、しかもさっきよりデカイじゃ~。目の前の急流を昇ったり下ったり。でも、下流には有る程度までしか下ろうとしないのが救い。今使っているのはトラウトアドバンスの5ポンド直結。朝の1区間目でPEラインが足りなくなり予備スプールを急遽引っ張り出したもの。ドラグをゆるめに調整して走りに備えておき、コントロールしようとしますが、下あごを内と外から挟むようにベリーとテイルフックがフッキングしていて、力のベクトルがずれているので誘導が難しいっす。対岸のネコヤナギの茂みに入ろうとするのを止めるけれど、Dコンタクト純正のフックが持ってくれるか不安。何度か凌いでいる内に5~分?が経過。さすがに相手にも疲れが見え始めてきたんで勝負に出ます。
こちら側、下流に誘導。水面に浮かせて手前へ波乗りさせてネットを差し出す…、ジィィー。ネットに気付いた相手は一気に向こう岸側へ逃走。まだダメか~。数回のトライで何とかこちら岸の流れに再誘導。ロッドの胴に手を沿え一気に浮かせネットを差し込んだ。ふう~、やっとこさか。無事ミノー回収成功だよ。
ちょっと分かり難いかも知れないけれど、Dコンタクトのフックは2個とも開きかけてました。でも5ポンドラインって丈夫なのね。ロッドも全然不安無かったし、タックルの性能確認って意味ではいい経験になったな~。
さて、もう1か所入ってみようかな。以前、目星を付けていたポイントに降りてみると、すっかり道が出来上がっている。やはり入り易そうな場所はこんなもんか。結局、その区間ではチビヤマメを1~2匹だけ。うん、今日はこれで終わりにしよっ。
今日は自分の技術の無さで凹む1日でした。来週はもう9月。禁漁までラスト一ヶ月か~。尺上ヤマメには出会えるんでしょうかね…。
追伸:外道様
ちょっと時期がアレなので控え目の画像。クリックするとポップアップします。
一匹目 48センチ
2匹目 52センチ
さすが、この魚体じゃモドリとは言えんかった(笑) 出来るなら漁期に釣ってみたかったなあ。
今年は震災の影響で網が掛けられていなかったせいか、どこでもSAKURAの魚影が多いようですね。
でもさ~、SAKURAより尺ヤマメが釣りたい!
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