kazuたかしの釣り日記

・釣り大好きの1967年生まれ。岩手県の県南、奥州市在住の筆者の広く浅い釣りの備忘録的ブログ。

08.9.27 渓流ルアー釣行記(尺越えを目指して・その参)

2008年10月02日 | 渓流・ルアー釣り

08.9.27(土) 今日は昨日とは別方向の県北河川に釣行します。 R4を目的地に向けて車を走らせますが、北上するにつれて段々雨が強くなってくる~。ワイパー最大速!!ヤベ~

前を走るトラックが随分とゆっくり走っていて、追い抜けずに予定より少し遅れそう。目的地の県北に近付いてくると雨が小降りになってきて、東の空が早くも明るくなり始めています。おや?晴れているの? 待ち合わせ場所の駅に到着したのは、予定時刻の10分過ぎ。良かった~、途中で連絡しておいて と、チャリで現れたのは、HP「釣りバカ倶楽部」の創吉さん。

朝の挨拶を交わし、荷物を積んで出~発! お互い釣りバカを自認する二人 親子ほどの年の差(実際、息子と2学年しか違わないw)も気にせず、釣りの話しが弾みます。 創吉さんの案内の元、まずは某河川の本流域に入ってみます。 しかし、今日は寒い!! Tシャツ+薄手のトレーナー+冬用のフリース+ウインドブレーカー+ウェーダー+ベストを着ている私なのに、まだ寒い 来る途中の電光掲示板は6~7℃の表示でしたが、山間部のここはもっと冷え込んでいる事でしょう 創吉さんは自作ミノーのスイムテストを兼ねての釣行。私はDコンタクトを結びました。

創吉さんは、ミノー作製に実に研究熱心で、リップの角度や削り具合など色々な拘りを持っていて、アクションも自分の好みになるようにプロトを色々と試す等、感心…いや、驚かされました。さすがA型? 私のようなB型気質は、こういうキチッとした事が苦手なんだよね~、って自分だけかな?

肝心のポイントは全くの無反応。やはり水温が低く、手を水に漬けてみると刺す様に冷たい。これは本流筋は厳しそうです。水温の上昇が見込める日中に戻る事にして、支流に向かいます。

さて、創吉さんが以前入渓した事が有るという支流のポイントに到着。車を停めた土手から入渓。降りた下流に浅目ですが、良さそうな平瀬が有ります。創吉さんは上流に向かい、私はダウンでDコンタクトをキャスト。アクションを加えながら少しずつリトリーブしてくると、目の前まで戻って来たDコンに、手前の草陰から良型ヤマメがまとわりついて来ました。しかし流れが弱く思ったようにDコンを動かせない。ハンパに触られるよりは…と、Dコンをピックアップするとヤマメはゆっくり下手の草陰に戻っていきました。 気付かれては居ないはず…もう一度Dコンをキャスト。ヒラヒラとアクションを付けていると、ヤマメが左右に身体をダートさせながら現れ、少し焦らした所でア食わせの間を取ると「グン」、ヒット!と思ったのも束の間、グニグニと身体をくねらせフックを外したヤマメは、草薮の陰に戻ってしまいました。

良型バラした~(泣)と、声を掛ける。 「どんどん行きましょう!!」と創吉さん 交互にポイントを攻めて行きます。 で、また私がダウンでバラシ…。アップストリームではなかなか出てくれず、ダウンでは来ても掛りが浅くバレてしまう。やはり水温が低いからなのかな~?

ちょっと上った護岸のポイント。水深はそれ程でも無いけれど、私の経験上何か居そうな雰囲気。一応、創吉さんが先に遡行していった場所なのですが、ちょっと気になりDコンタクトをキャスト。立ち位置的に平行のポイントにキャストして、U字気味にリトリーブしてくると、チェイス。う!デカイ!しかもヤマメ! 間違い無く軽く尺越え!しかし、これまた一匹目と同じ様に喰わせ切れず、ミノーをピックアップ。ヤマメは元居たらしき方にスウ~と戻ります。

もう一度同じコースを通すと、再度チェイス!しかし、喰わせ切れない 流れの強さとウエイトを上手く合わす事が出来ず、最後の一歩まで踏み込ませられないみたい。これは腕の問題ですね~

次いで、今度はもう少しラインに流れをはらませてU字ターンさせ、トゥイッチさせる。と、「ガツッ」と一瞬バイトを感じたものの、フッキングさせられず、その場は沈黙してしまいました

創吉さん~、尺物居たよ~。掛けられなかったけど… 創吉さんもチェイスは有るみたいですが、なかなかヒットには恵まれていない模様。 

Hi390026 遡行していくと、またまた護岸のポイントが出現。良くある風景でしょ? 大きな石が数個入っていて、その後ろに適水勢が出ています。一番下流側の大きい適水勢をダウンで狙おうと、立ち込むスペース確保の為、先に一つ上の1.5メートル程の適水勢に蝦夷をキャスト。何気なくトゥイッチを掛けると、流芯からいきなり魚影が一瞬チェイス!8寸クラスかな?!追い切れなかったようなので、キャストポイントを変えて数投。 よし!今度こそ(ポイントに)入る!と確信した蝦夷に「ガツン」と期待通りのバイト!バシャバシャ!!と水面で回転している魚の白いお腹が太い! え”っ!??思ったよりデカイ?!? ラインのテンションを少し緩めて泳ぐように調整。おおっ!大きいヤマメだ!手前の緩い流れに誘導して、ネットを差し伸べ…キャッチ!

Hi390024 ザッと見ても尺越え間違い無し!ヤマメが落ち着くのを待って、メジャーを当てると…33cm!! 自己新記録の尺ヤマメです!やった~! 少し、上流で釣っていた創吉さんに声を掛けましたが、なかなか気が付いてくれません(笑) 写真を撮ろうとポジションを探していると、やっと気付いてくれまして、「やりましたね~!」と、熱い握手を交わしました

多分これで創吉さんも肩の荷が軽くなったんじゃないかと思います。遡行スピードがいきなりアップ  上のポイントでイワナをヒットさせたようでボウズは回避。 私が追いついた所で次の川に場所変更を提案されたので道路に上がりました。

さて、お次の川に移動しますが、至る所に駐車車両が… ほとんどが釣人で関東ナンバーも。「この辺は釣人多いので奥に行きましょう!」の言葉に従い、どんどん奥に進みます。大分進んで、「この辺から入ってみますか!」で、入渓、本当に良い渓相です。しかし、やはり水温が低い 谷間だけに余計そうなのかも知れません。 予想通りチェイスは有るものの、食い気が弱いのかバイトまで行きません。少し探って又車で移動します。

この辺まで入って来ている車は2~3台位みたい。釣人か、山人か? とりあえず駐車した形跡の無いスペースに停めて入渓。ポイントへ交互にキャストしながら遡行していきます。Hi390028

良さそうなポイントは有りますが、なかなか釣果に結び付きません。ここまで、私は小型イワナを釣ったのみ。写真のポイントへはセルタに結び替えてキャストしてみます。左の反転流をゆっくりリトリーブしてくると、横からスウ~ッと黒い魚影が現れ、後ろからパクッとバイト! 強めにアワセを入れリーリング。あのヤマメを見た後なので余裕が有ります(笑)

誘導してネット イン。Hi390027

一見するとグロテスクに見えてしまうような、成熟したオスヤマメです。ん?ネットと比較すると、もしかして…? メジャーを当ててみるとジャスト30cm! 今日2本目の尺ヤマメだあ~!

またまた創吉さんと握手。恐るべし某河川水系 僅か数時間で尺ヤマメ2本とは。居る所には居るって事なんでしょうね~。

この支流、数箇所探ってみましたが水温の低さか、もうひとつ釣果が伸びないので、戻って本流の上流を探ってみる事にします。創吉さんも来た事が無いそうで、とりあえず川に沿って上を目指しましたが、河川改修の影響か平瀬と堰堤が交互に続き、一箇所入ってみたものの私に小型ヤマメが1匹ヒットしたのみ。それに開けているせいか、もろに寒風が吹きぬけ寒いの何の 

下流に戻り、入ろうとした橋の上に一台の車が停車、降りてきたのはやはり釣人  様子を聞こうと近寄り挨拶すると、エサ釣り師の方でした。下流から登って来たそうですが、小型ばかりだったと嘆いています。少しお話しをするとルアー向きのポイントを教えてくれたので、お礼を言ってお別れ。その場所へ向かいました。 すると良い感じそうなポイントです。私は一旦下流に降りてから上流の創吉さんを追いますが、はるか彼方に上っていってしまって追いつけません(笑) 車で追いかけ先回りし、合流。

最後に、最初の尺を上げた川の下流部と上流部に入渓してみましたが、思うような釣果はやはり出せず、薄暗くなり始めた渓流を後にしました。

帰りの車中、色々と話をしながら走行していましたが、創吉さんがいきなり沈黙。どうやらお疲れのようでスヤスヤと 朝までミノー作っていたって言ってたからなあ~(笑)

17:00、待ち合わせ場所に戻り解散。 創吉さん、今日は本当にありがとうございました。またいつか釣りしましょう!

行きは下道を来ましたが、帰りは高速を使う事にしました。でも、遠回りなんですね~

Hi390029 実家に到着は18:03。 走行距離は313.7キロ。早く戻るようなら水沢に帰宅するつもりでしたが、今日も実家に泊まる事になりました。  

水沢から出発したとすると、片道80キロプラスされるので、往復474キロ位になるのかな? 気軽には行けない距離ですね~。

Hi390030 尺ヤマメキャッチの祝い酒は、釜石の浜千鳥

最高のお味でした

Pa0_0074 本日の使用ルアー

Dコンタクト

蝦夷

ブレットン

セルタ

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
三日連続出撃、三日連続尺もの、おめでとうござい... (Yuu)
2008-10-02 20:21:14
三日連続出撃、三日連続尺もの、おめでとうございます。
三日で尺4本とは、サスガー。(笑)
最後に怒涛の尺ヤマメ2本とは、良いシーズンの終了になりましたね。(^^;
おめでとうございマース。(^^;
返信する
kazuたかしさん、またまたまた凄い釣果じゃないで... (やなさん)
2008-10-02 20:49:08
kazuたかしさん、またまたまた凄い釣果じゃないですか(^^♪
羨ましいなぁ(^。^)y-.。o○
こちら渓流最終日有給取っての釣行でしたが泣き尺ヤマメ数本&ヤマメ多数でした。尺越え難しいっすね(-_-;)
3日でハットトリック越え・・・凄すぎです。
流石はkazuたかしさん(^^♪
来期は尺上GETのコツ教えてくださいね(^^♪ ヨロシクです!!
返信する
創吉さんは、本当に学生さんだったのね(笑) (SIT)
2008-10-02 21:29:16
創吉さんは、本当に学生さんだったのね(笑)
釣りに年齢差は関係ないですからね。
子供からお年寄りまで、竿(?)を握れば友達です。[E:good]
ずいぶん車を走らせた様ですが、私も君達のおかげで、岩手への遠征が増えてしまってます。[E:bleah]
既に3往復してますから、実家に帰省するより多いですね(爆)
でも、お誘いいただけたこと感謝してますよ~[E:scissors]
返信する
>Yuuさん (kazuたかし)
2008-10-02 22:25:29
>Yuuさん
ありがとうございます。本当に出来すぎな結果でした[E:coldsweats01]
良い川に連れて行ってくれた創吉さんと、運にも恵まれました。
感謝、感謝のシーズン終了となりました。

>やなさん
Yuuさんのコメントにも書きましたが、本当に出来すぎの結果で、自分自身でも驚いてます(^_^;)ゞ
大抵は単独釣行なので、自分では遡行が早いと思っていましたが、Yuuさんと創吉さんと釣ってみて、とても遅い事に気が付かされました(笑)
スローペースなのが却って良いのかな~、なんて?どうでしょうね[E:coldsweats01]

>SITさん
そうですよ、現役高校生でした(笑)
ウチの小僧に見習って欲しいような立派な釣りキチでしたよ(爆)
そのうち雑誌とかで活躍するようになったりして[E:wink]

>私も君達のおかげで
正直、金銭的、肉体的負担を考えると、わざわざ遠くまで来なくても…と、思わないでもないですが、もうSITさん無しでは話しが進まなくなってますしね[E:wink]
この奇妙なお付き合い、大事にしましょう。無理はしないでね[E:happy01]
返信する
既に終わってしまった渓流シーズンですが、お疲れ... (まめむし)
2008-10-06 15:36:01
既に終わってしまった渓流シーズンですが、お疲れ様でした。

終盤にかけて目標達成出来たようで何よりです。

色付いたヤマメはホント見事ですね。

先日も折角お誘い頂いたのにスイマセンでした。

とりあえず、シーズンは終えましたが、しばし、休息とハンドメイド製作に時間を費やしたいと思います。

来シーズンも宜しくお願い致します。

あっ!その前にワカサギシーズンもヨロシク!
返信する
>まめむしさん (kazuたかし)
2008-10-06 19:45:10
>まめむしさん
>既に終わってしまった渓流シーズン
短いようで長い?長いようで短い?シーズンでしたが、目標達成出来て明るい気分で納竿出来ました(^^♪
>しばし、休息とハンドメイド
とは言え、後一ヶ月もしないうちに岩洞湖ドームが始まっちゃいますもんね。ノンビリしていられないのではないですか(笑)

来シーズンもワカサギ&渓流ルアー、よろしくお願いします。
返信する

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