SMILEY SMILE

たましいを、
下げないように…

含羞の人

2006-01-24 10:19:03 | 
「…含羞、いい言葉だ。
 羞じらいを含む。」

と太宰さんは言ったそうだ。

「ハニカミを忘れた国は文明国ではない」

「カルチベイトされた人は、照れることを知っています」

「文化と書いて、それにハニカミとルビを振ること大賛成」

「教養とは、まず、ハニカミを知る事也」

ほとんど戦後の言葉だと思う。
戦後の日本人の変わり身の早さが太宰さんとしては恥ずかしくってならなかったのだろう。
戦争に負けて、新しく生まれ変わるのだと思ったら、「着るもの」が変わっただけで何にも変わりやしない。馬鹿らしい。

あぁ、それは余談。

含羞の人
そんな人に私はなりたいのだ。
じいさんになっても、ね。

「…含羞、いい言葉だ。
 羞じらいを含む。」

と太宰さんは言ったそうだ。

「ハニカミを忘れた国は文明国ではない」

「カルチベイトされた人は、照れることを知っています」

「文化と書いて、それにハニカミとルビを振ること大賛成」

「教養とは、まず、ハニカミを知る事也」

ほとんど戦後の言葉だと思う。
戦後の日本人の変わり身の早さが太宰さんとしては恥ずかしくってならなかったのだろう。
戦争に負けて、新しく生まれ変わるのだと思ったら、「着るもの」が変わっただけで何にも変わりやしない。馬鹿らしい。

あぁ、それは余談。

含羞の人
そんな人に私はなりたいのだ。
じいさんになっても、ね。

「五尺六寸の毛むくじゃら。含羞のために死す。」
こんなことも言ってたっけ。
五尺六寸というと170㎝なんだけど、確か太宰さんはもっと大きかったはず。
175くらいだったような。あまり私と変わらない。
大きいことを恥じていた節があるネ。
流石、含羞の人。
軽く笑えるユーモアを添えるサーヴィス精神。


・・・
太宰のエピゴーネンか
それもまた、よし



含羞の人―私の太宰治

河出書房新社

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