SMILEY SMILE

たましいを、
下げないように…

凝縮されながらも爽快な・・・

2006-08-12 09:35:52 | ビルエヴァンス
晩年のエヴァンスと
ペトルチアーニのいくつかの曲は
私にとって
特別な音
死を見据えた生のきらめき
凄み


ぺトルチアーニの『100HEARTS』は滅多に聴くことはなかったのだけれど、
5, POT POURI(Medley) 14:19
6, 100 HEARTS 12:00

の25分間は、名演だと思う。
エヴァンスはこれを聴いて満足だったろうな。(聴いてないけど)

今はきっと、
ふたりで連弾とかしてるはず♪






夕凪の街 桜の国

2006-08-07 04:47:34 | 
夕凪の街桜の国

双葉社

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今年の黙祷は、短かった。

溢れるものを、自然に受け止めることが出来た。

生きるということは、なんだか懐かしいことだ。



(2006 7-21の記事)

今年もまた8・6がやってくる。
知人にあげたこの本、また再購入。
また、泣く。
これは誰の涙なのだ?

今年の黙祷も、長いのだろうな。


(2005 8-6の記事)

今日買った、こうの史代さんの漫画。
昨年度の文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞作だそうです。
ま、賞をとろうが、「ダ・ヴィンチ」のプラチナ本に選定されようが、
「このマンガを読め!2005」で、第3位になろうが、どうでもいいのです。

これは、原爆にまつわる昭和20年から現代までの様々な「オモイ」を描いた傑作です。
人間はずっとずっとつながっていて、人々の「オモイ」は知らぬ間に
引き継がれているんですね。改めてそう思いました。
ああ、久々に打ちのめされました。痛い、切ない。

(以下引用)


嬉しい?

十年経ったけど
原爆を落とした人はわたしを見て
「やった、またひとり殺せた!」
とちゃんと思うてくれとる?

ひどいなあ

てっきりわたしは
死なずにすんだ人
かと思ったのに

ああ、風……

夕凪が終わったんかねえ

この話は
まだ終わりません

何度夕凪が
終わっても
終わっていません






今年の黙祷の一分は短かった・・・。








オレ爺

2006-08-03 02:44:41 | 
オレ爺は白いスーツに柔和な笑顔、白い口髭、黒い帽子

優しさあふれるその身のこなし、洗練の究極ともいえる風貌

その存在は、艱難辛苦を経て辿り着いた一陣のやわらかな風


またの名を、オレG(オレグラッセ)

そのときは

シャンパングラスに甘めのミルク

その上にそおっと、ダッチコーヒーを浮かべるの

優しくくちづけして・・・

まろやかな甘味と苦味のエッセンスが口の中で優雅に踊る




わかりたいんだ

2006-08-03 01:07:18 | 
わかる

って無責任な言葉だ

わかるってなんだ?
わかるなんて傲慢だ!

なんて思うけど、僕らは少しでもわかりあいたくって
じたばたしてる、イライラしてる

「わかりあえやしないってことだけをわかりあうのさ」

なんて言っちゃえばかっこよく聞えるけど、
あなた、
どうかしら

こんな堂々巡りは、陳腐なのかな

わかったとおもったら、わかんなんくなって
愚図愚図してたら、ちょっと違う角度からわかってしまったり

わかる-わからないは、いつだって行ったり来たり


それでも
わかろうとするのは


愛情だと思う

愛情

底流ヲ再ビ感ズル

2006-08-03 00:46:41 | 偏愛
アンダーカレント アフタヌーンKCDX

講談社

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アンダー・カレント+4
ビル・エヴァンス&ジム・ホール, ビル・エヴァンス, ジム・ホール
東芝EMI

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正直なところ、名盤の誉れ高いこの作品、エヴァンス-ホールのデュオは、あまり私にはわからない。
「My Funny Valentine」が特にわからない。
エヴァンスの「枯葉」の崩し方はわかるけど、これは腑に落ちない。
嗜好の問題かな・・・。
ものすごく地味な作品にしてくれたらもっと愛聴しただろうな、なんて自分勝手な妄想をしてみる。


で、豊田徹也さんのアンダーカレント
これは、再読愈々滋味深い。
帯に「映画一本よりなお深い、至福の漫画体験を約束します。」とあるけれど、映画なんかと比べないでくださいよ、と言いたくなる。

これ、小説にしても面白くない気がする。
漫画だからできる表現。



ん・・・・


漫画、映画、小説、そんなこと言っても仕方ないか

いいものは、どんな」表現形式であろうと、いいもんね!

自己との対話

2006-08-03 00:03:38 | ビルエヴァンス
自己との対話(+2)
ビル・エヴァンス
ユニバーサルクラシック

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なんか書きたいことがあったのだけれど
泡のように消えてしまったよ

ん・・・♪
エヴァンスの「Spartacus Love Theme」は美しいな。
『自己との対話』
自分の音に感応して多重録音してゆく
カレイドスコープワールド
ラファロを喪ったエヴァンスの見たかった次元、浸りたかった世界

ん・・・?
書きたかったのはこれじゃないな。

ま、いい。