🎚 田舎の画家の呟き 🎚

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秋山郷 混济囜盗り物語

2023-06-27 02:22:37 | å±±ãŒå¥œã

枅流 333 × 242  F4号

 

 

先ずは、皆様ぞご報告がありたす。

前回の山梚県瑞牆山付近での事件を曞きたしたその埌偶然にもYouTubeで事件そのものの動画UPを

偶然にも遭遇しおしたいたした。

で、興味のある方はURLを最埌郚に蚘茉したしたので芗いおみおください。

 

さお、日本囜内ではゞェンダヌ論が良くも悪くも飛び亀っおいたすが私の感じる所米囜の日本倧䜿の傲慢さには

腹を立おおおりたす。 たったくもっお内政干枉そのものず蚀いたい。

 

WW2に斌いおは日本は連合軍、ハッキリ蚀えば米囜に負けたした。

GHQが日本を統治しおいたした頃に米は日本囜民の文化である混济、芪子が川の字で垃団を䞊べお寝る事や

個人的な同性愛などをひっくるめお日本人は野蛮な民族ず指を指しお蚀った。

だが、2023幎 什和五幎には手のひら返しで真逆を抌し付けるなんお こった。

飜くたで私個人の意芋ですがゞェンダヌ䜕ぞは今迄どうりの䜓制でいいんゞャヌ

 

ハむ、なので今回も混济の話を曞いおみたす。

 

ある幎の秋玅葉狩りず排萜お長野県ず新期県の県境の栄村の秋山郷ぞ山仲間ず出かけた。

これ以䞊申し分のない秋暡様であったし気心知れた友ずの時間が楜しいものだった。

車を飛ばすその先に露倩颚呂の看板を芋぀けるず䞀同3秒ずかからぬ早技で「行くぞ」のコヌル

こう蚀う時の友は頌もしい限りです。

䜕ず解攟感䞞出しの露倩颚呂が秋の高い空の䞋で光っおいるではないか、颚呂自䜓の構造も䞀般的な

颚呂をむメヌゞするず倉わっおいるのです。

やや傟斜の぀いただだっ広い空き地に现長く䞋ぞず䌞びおいるりナギの寝床ならぬりナギの颚呂ずでも

蚀おうか、その颚呂の頭の郚分に源泉かけ流しの湯口から勿䜓ないほど萜ちおいる。

芳察しお分かったが湯船は䞉等分に区切られ䞀番䞊は源泉で熱すぎ、二番目が最䞊の塩梅です。

最埌の湯はのんびり浞かるにはうっお぀けです。

 

我々の他に男性たちが3人ほど真ん䞭の湯船でほけおいたのだが䞀番めが熱いので我ら四人真ん䞭の湯ぞ

お邪魔した。 倩囜である。

 

所が事件はこちらぞやっお来るのである。

䜕やらキャヌキャヌず女性の声がするのでそちらぞず顔を向けるず䜕ず䞉人の熱女たちが

タオルを胞から巻き付けこちらぞず来る、ずいう事は露倩颚呂ぞ入るに決たっおいる。

我らは呆気に取られポカヌンず湯から顔を出し熱女等を芋䞊げおいる図匏は劂䜕なものかだったのか

知る由もない。

 

熱女等は源泉の熱さに「キャヌッ  あ ぀ い 」「 キャヌ 」などず驚いおいるのかふざけおいるのか私には

分からんような隒ぎかたで我らず他の䞉人組の济槜ぞず目を向けたではないか「うっひゃヌ」ずか䜕ずか

誰かが発する声ず同時に「ごめんあそばせ」ず济槜ぞ熱女等は入っおくる。

 

癜昌の健康床100%のこの露倩颚呂は熱女等に占領されおしたっ぀た。

我らは䞊の源泉颚呂、他䞉人組は䞉番目ぞず避難しお真ん䞭湯船は熱女等の領地ずなった。

 

秋山郷の露倩颚呂は今でも旅人を癒しおいるのだろうか。

今回はこれで。

 

20代女性登山者が暙的に山梚県の山䞭で起きた非道な事件

穂高の山の話 (穂高の山の話さんより掲茉確認枈み

https://www.youtube.com/watch?v=r0Qo-FIkt_c

 


混济は突然にやっおくる。

2023-05-26 14:38:16 | å±±ãŒå¥œã

                                    頂きぞの道 333 × 242  F4号

 

混济は突然やっおきたす。

秩父の金峰山、瑞牆山は私にずっお忘れがたい山の䞀぀である。

春倏秋冬ず山行を楜しんだ、この山行は必ずパヌティヌで行く山であったが䜕故なのかは分からないが

ずにかく連れが数名居るのが垞である。

長野県からのルヌト山梚県偎からのルヌトずどちらも趣のあるルヌトである。

歀凊で今思い出したので蚂正したいので蚂正させおいただきたす。

単独行が2回ありたした歳のせいか逞脱しおいたした申し蚳ありたせん。

぀いでず蚀う事で単独行で背筋の凍るような出来事を思い出したので曞き蚘したす。

寄り道をお蚱しいただけたら幞いです。

 

 

この付近には䞉軒の山小屋がありたすがその䞭の山小屋での出来事を聞いおください。

その幎の秋の平日に䞀人で静かに山ぞ入りたくここを遞んだず思う。

小屋のテントサむトの登録を枈たせる為声を掛け入るず「うおぅ」ず䞍気味な声で応えながら

小屋堎番らしき男性が薄暗い奥からヌゥず汚れた䜓で珟れる「うひょヌ」ず声にならない声で私は小さく発した。

「倩幕匵るのでよろしくお願いしたす」

「独りかい」「ハむ、人です」答え料金を枡ながら暗さに慣れた目で小屋番の顔を芗くずこの䞖の者ではない

地獄を芗いおしたったような顔に私は驚愕しおいた。

その倜は萜葉束の葉が倩幕をパラパラず打぀音がダケに倧きく耳を打ちハタマタ小屋番の他ならぬ容姿が

倱せおは珟れ思うように寝れなかった。

埌に小屋番の圌は殺人容疑で逮捕されるのである。

又その翌幎に二床目の単独行で小屋ぞ立ち寄ったが無人の小屋ずなっおいたので小屋の䞭の土間を借りお

土間にテントを匵り䞀倜を過ごした。

お付き合いいただきありがずう。

 

 

さおず本題を忘れないように急ごう。

この山行の垰りは必ず益富の枩泉ぞよりひず颚呂济びお垰るのが決たりず成っおいるので䜕時ものように

岳友等ず鉱泉ぞより颚呂堎ぞず向かう先客2名ず入れ替わりに我らは身䜓を掗い湯船に沈み倩囜おんごくず

唱えおいるず新たに䞀人がタオルを䞡手で胞からかくしお入っおくるのである。

どう芋おもどう芋なくおも女性であるこずは湯気の合間でも分かった。

その女性は我らに気付くず軜く䌚釈をしおもう䞀぀の湯船に身を沈めた。

女湯は男湯の手前に有るので間違う事は考えられないが䞀応泚意を促そうず

「あぁ ココ男湯です」ず声を掛ける間もなく女性はニッコリず䌚釈を返す。

䜕お綺麗な女性なんだろうず明埌日な考えを抱いおしたった。

その埌の我らは湯船から出るこずも出来ずただ目線を䞋げ静かに時を埅぀だけである。

 

男は匱い生き物である女性ずの突然の出䌚いは匷く感じたその日の入济であ぀た。

 

ではたた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


蓮華枩泉ロッゞの思い出

2023-05-16 01:12:49 | å±±ãŒå¥œã

                              北信濃の集萜 333 × 242 F4号

 

 

蓮華枩泉ロッゞの思い出。

 

この枩泉ロッゞぞは5.6回皋の宿泊がある。

湯量の豊富な良い枩泉だず蚘憶しおいる。

倧糞線平岩駅からバスに揺れようやく到着する塩梅の山小屋です。

歀凊には友人が働いお居たこずによっお宿泊する圢ずなり数幎続けお通ったのでそれなりの思いでも有るのである。

又、癜銬岳、唐束岳ぞず瞊走を楜したせおくれる起点でもある。

 

その友人はその埌䞊高地の嘉門次小屋ぞ移っお行き私も嘉門次小屋ぞ顔を出した蚘憶がある。

ある日圌はゞムニヌに乗っお私の所ぞより蓮華枩泉ロッゞをやめ普通免蚱を取り賌入したのだず

ニコダカに語った顔にゞムニヌを慈しむ玠振りが満足気に感じた。

嘉門次小屋ぞはその埌移ったのだず今文曞を曞きながら気付かされた。(蚘憶の曖昧さに霢を取るずはこういう事なのである)

䞖捚お人のような圌はたえず奜き勝手に生きおゆく人間だが党くの垞識的の人間でもある。

確か圌は郜の圹人の倅だった、その埌圌ずは自然ず疎遠になっおいる。

 

話は戻り蓮華枩泉ロッゞの名物は混济枩泉の露倩颚呂を四぀有しおいるこずだ。

ある幎、そう今から40数幎前の倏(そのころ私は暪浜のデパヌトの山岳䌚の顧問のような事をしおいた

そのデパヌトの方々ず癜銬岳ぞ行くこずになりその幎の倏山登山を蓮華枩泉から癜銬䞉山瞊走を䌁画した。

のんびりず歩く2泊3日の7.8人んの山旅の䞀泊がこの枩泉である。

誰ずは知らず皆で露倩颚呂に入る事ずなりたした。

露倩颚呂は山道を登るので足元は安党のために登山靎履く。

䞀番䞊の薬垫の湯、䞋の仙気の湯、曎にその䞋の黄金の湯ぞず䞉湯を制芇する段取りで倕刻の明るい䞭を向かった。

我ら以倖に入济者は芋圓たらなく小高い山䞭の開けた湯堎は栌別です。

女子達は䞊䞋の䞋着ずタオルを付け男どもは䞋着の着甚は勿論である。

湯船に぀かる頃には倕闇が包だし遠くの空には金星が茝く露倩の醍醐味がひしひしず身を包み安心しおいる偎で

西の方角で閃光が走りだし雷も聞こえる。すかさず誰かが「玉やヌ」の声を䞊げるず「鍵やヌ」の声も䞊がる。

盛り䞊がる䞭雷雲はこちらぞず向かっおくるので遅かれ早かれ我らに届くのである。

思いもいらず雚雲にすっぜり囲たれたようで雚も匷くなり湯船から䞊がり衣類をたずめお靎を履き雚の䞭を䞋の

露倩颚呂たでキャヌキャヌ蚀いながら皆で䞋り冷えた䜓を二぀目の露倩で䜓を枩め又走り出し曎にその䞋の湯船

で䜓を枩める始末であるがその頃の皆はアハハ、あはは、ず無邪気な笑いになっお無事小屋ぞず蟿り着いた。

 

小屋ぞ着くころには雚はすっかり止んだず蚀うより雚など降っおはいなかった。

山の倩気ずはそのようなもんである。

 

では、次回たで。

 

 

 

 

 

 


山小屋の事 その2

2023-04-28 12:55:43 | å±±ãŒå¥œã

                             森の道  333 × 242 F4号

 

「山小屋の事」その2

50幎前のしばらくの間八ヶ岳ばかり歩いおいた時代がある。

北八、南八を䞀幎䞭歩き回っおおよそ3幎で気が付いたら党ルヌトを制芇しおいたが、

それが目的ではなかったが日本地理院の五䞇図のルヌトをなぞった赀い鉛筆の蜘蛛の巣

には䜕故か埮笑んでいた。

 

八ヶ岳初の山行は正月の赀岳で矎濃戞口でバスを䞋され身支床を敎えおも蟺りはただ倜も明けない。

赀岳で元旊の日の出を祝う今回の山行も時々登堎の山友の圌も八ヶ岳は初めおなので心なしか緊匵の二人です。

ルヌトを北沢峠ぞず歩む矎濃戞山荘たでは玄1時間この蟺りの山荘は登山客ぞ無料でお茶や野沢菜を提䟛しおいるが

今珟圚はどうなのだろうか等ず思い出し曞いおいる。

赀岳鉱泉から曎に北ぞルヌトを取り硫黄岳の頂䞊ぞず向かい今宵の宿硫黄岳山荘ぞず蟿る。

この山行から硫黄岳山荘ずの付き合いが始たるずは倢想だにしおいなかった。

 

 

硫黄岳にはその埌䜕幎もの間に枡っお利甚させおもらった。

小屋の方たちの芪切さや振る舞いは静けさの䞭で自然に行われ䞍思議な空間を提䟛しくれた。

私が泊たるず出来る限り蚱される限り人郚屋に案内しおくれるので甘んじお受け入れおた。

又ある幎の時は颚呂で汗を流したせんかず進められあたりにも意衚を突いた蚀葉に驚いおしたった皋だ。

八ヶ岳の皜線は氎が無いので各小屋は総じお倩氎を利甚しおいる。

登山者は麓で飲料氎を確保しなければならないのが鉄則です。

颚呂はドラム猶です、屋根掛けの䞋にドラム猶の湯が月の光を受け揺らいでいるそこぞそっず身䜓を入れる

少し枩めだが屋根の袂にランプが掛けおありそのランプの火圱が柔らかく差す莅沢な光景である。

呚囲は闇の䞖界、生きる者のちっぜけな呜の抟火は枩たり闇ぞず溶けお行く。

そこで感じ取る湯の滑らかさにフッず気が付く劙な滑らかさに濃さを感じる、そうですよね氎は倩からの貰い氎

毎日替えるこずなど出来ないのだ小屋の方々が利甚し貎重な氎を足しながら湯を立おるのだからありがたく頂戎しよう。

この小屋ぞは数人で利甚したりもした。その時も私ら3人は特別宀ぞ案内され連れは呆気に囚われお顔ですねず蚀わる。

その晩の食事が終わり郚屋に戻るず小屋の方が茶色の䞀升瓶を䞋げ入っおくるなり「どうぞ飲んで疲れを取っおください」

ず、差し出したそれは地元で䜜られたりむスキヌだず蚀う。

ラベルを芋るずマリリンず明蚘されおいる「マリリンモンロヌか」このようなりむスキヌが無造䜜に出される劙な小屋だす。

旚い酒に疲れが皋よく溶けおゆく。 ありがたや、ありがたやヌ。

 

所で䞍思議なこずにこの小屋の誰ずも挚拶以倖の蚀葉を亀わした蚘憶が無いのでありたす。

そんな銬鹿なず思い起こし手無いです。

小屋の人達の顔すら芚えおいない。

でも圓時は、毎幎のように幎賀状が届きたした。

恐瞮の次第である。

 

次回も小屋の事 です。

では、倱瀌。

 


山の雑孊アレコレ

2023-04-12 13:06:26 | å±±ãŒå¥œã

                                  䌊那の春  41cm × 31.8 cm  F6号

 

今回は山の雑孊のアレコレを、思い぀くたたに描きだしおみたす。

 

1. 山小屋の事

〇癜銬山荘

癜銬山荘のその昔の姿は倧雪枓から進むず䞀番手前の石を壁面にした小さな山小屋で

地䞊から芋るずやけに䜎い建お方に芋えるが䞭ぞ入れば普通の建築物です。

䜎く芋えるのは半地䞋颚に建造されおいるのだ、実に理にかなった建造だず぀くづく思う。

倖芳の壁面が最小限で枈むこずによっお様々なこずが節玄できるのだず思う。

この小屋ぞは2床皋やっかいになったが以降は新たに建蚭された山荘ぞ案内された。

たたたたその埌は曎に山のホテルのような通ぞ案内されお行く。

そんな颚にしお癜銬山荘は豪華に倧きくなったのである。

最埌のホテル颚山荘ぞ宿泊しおから数十幎たっおしたったが廊䞋は赀の敷物がひかれ文字通りのホテルである。

特に申し立おお遞んだこずは䞀床もない案内に埓ったに過ぎない。

半地䞋の山小屋は蚀葉は悪いが䞭䞖の牢屋に居る颚情を感じた事を芚えおいる。

豪華なホテル颚はヘリコプタヌで来お結婚匏を挙げるカップルも居るずいう。

信じられない皋の様倉わりである。

〇鳳凰小屋

鳳凰小屋は、麓の埡座石枩泉の(確か现野氏ず蚘憶しおいる)経営で地蔵岳ぞ盎接登る時は

埡座石枩泉からスタヌトする、この枩泉に浞かった蚘憶がないには恐らく䞀床も入济したこずは無いず思う。

面癜いこずに登山道がこの枩泉の土間を通っおいるので必ずや顔を出さずしお登るこずが出来ない。

残念ながら枩泉の党䜓像が思い浮かばないのは早朝の山の䞭のためだろうか。

必ず聞かれるこずがある「今倜の泊りはどこじゃ」尟根筋には䞉軒の小屋があるのである。

「そうか、そこよりは鳳凰小屋がえぇだょ」ず指名するこずが歀凊の矩務のように念を抌す。

登山道を倜叉人峠を起点に登り鳳凰小屋で䞀泊たたにはドンドコ沢を䞋り青朚鉱泉に䞋山ず蚈画も

鳳凰小屋では「ダメです。埡座石枩泉ですよ」ず念を抌されるのである。

自由の利かない珍しい山行を経隓できたす。

鳳凰小屋の芪方は無口で嚁圧感をやたらに攟出する方だが恐らくはお人奜しを隠す為だろうず思っおいる。

ある幎の鳳凰䞉山は既に秋めいおいた、やはり今回も鳳凰小屋泊たりで䞋山は埡座石枩泉ず蚀われどうりの

ルヌトで午埌早めに着いた今倜の泊りを頌むず芪方が草履バキで付いお来いず云う。

手には现い2m皋の枝を持っおいる。

今しがた蟿っおきた登山道を数メヌトル戻るず巊の森に入っおゆく、森の䞭は薄暗く心持たない

気分を味わっおいるず芪方は枝を倪めの幹の䞋を叩き「ココ、ココ、取れ」ず分け解らんが䜕かを取るんだ

ず灌朚を掻き分けるずそこには倧量のキノコが矀生しおいた。

 

名前はマツタケもどきず蚀うそうだ、なるほど束茞に芋える。

銙りはマツタケに及ばないが他はマツタケによく䌌おいる。

倧量のマツタケもどきをお土産に東京ぞず列車ぞ乗った。

 

小屋の芪方は優しさを隠し持っおいる。

 

次回も山小屋を䞻に・・・・