議員定数

最近やけに新聞やテレビで議員定数削減の主張が目につきます。
○の○んた氏なんか毎朝ズバッと言ってますね。
野田政権の公約だからでしょうね～。

しかし日本の国会議員定数は、他国と比べて多いどころか、
もっとも少ない国の1つなん~ですっ!（川平慈英口調）

Ｇ７（主要７カ国）はすべて２院制を採用していますが、
列国議会同盟（ＩＰＵ）などの２００８年の報告によれば、
人口１０万人あたりの国会議員定数は、最高がイタリアの１・０７人、
次いでイギリス１・０６人、フランス０・９３人と続き、Ｇ７平均では０・５人となっています。
日本は、この平均を大きく下回る０・３８人で、事実上の最下位です。
アメリカは日本よりも少ない定数ですが、
これは、強い自治権をもつ５０の州からなる連邦国家で、
政治制度が大きく異なる為、単純な比較はできないようです。

また財政難を言うなら
年間約３２０億円にのぼる政党助成金を廃止する方が、
よほど効果があります。
議員を一人減らしても、
国費として削減できるのはせいぜい年に７千万円前後。
仮に議員を１００人減らしても、
政党助成金総額の４分の１にも満たない７０億円にしかならない。

それでも言いますかね？