職人と芸術家とアーティスト

お客さんの社長さんと営業さんに２名、予定通り来ました・・
営業さんには　以前来た時より工場が綺麗だと・・
・・そりゃ、暇な時にはセッセとペンキ塗ったりしたし・・
事務所も　まだ浸水の原因が不明で、コンパネ置いたままのを
とりあえず金具作って、ガタガタせんようにしたし・・
まあ・・まだまだやけど、何とかなったようで・・



社長さんは　爺さまが多いのにビックリの様子でしたが・・
特に寅年のＯ爺が元気に熔接してるのも・・
Ｏ爺は耳に障害があるけど　まだまだ元気でして・・
奥さんの入院費も必要なのでまだまだ働きたいし・・で・・
わしも、いろんな事を教えてくれるＯ爺は大好きです・・
・・たまに・・頑固して・・わけ解らん時もあるが・・　

どんなに機械が揃っていても・・
人間の・・職人さんの経験は何よりも必要です。

写真のように　レーザーで孔をあけて、ロールで巻いて
５ｍの長さに熔接で連結させる・・・
簡単に言うようですが、孔の変形を最小限に巻いたり
熔接での連結の仕方や熔接の手順もあり、大変です。

機械と人間の技術が合わさって製品ができていきます。



素晴らしい爺さまばかりで、社長さんも喜んでいました・・
・・変人の集まりなんですが・・は・・言えんけど・・

でもウチだけじゃなくて製造業に関わる人は、皆、すごいです。
経験を積み重ねて、本当に職人さんです。
いつもいろいろ見て、芸術や・・と思うこともある

でも　職人と芸術家とアーティスト・・て・・
どう違うのやろ・・？
装飾品を作ればアーティストで　工業用品は職人なのか・・？
高価なものがアーティストで　安価だと・・コレは違うはず・・

自称アーティストや自称職人もおるし・・
板金でも機械加工でも、芸術的な業もあるのに・・
誰がどう決めるんやろなあ・・と思う・・

ビートたけしや、所ジョージみたいな人やったら・・
笑いながら、「俺はカッコいいアーティストじゃなく職人だ」
とか何とか言うような気もする・・けど・・

こういう職人さんが日本の苦しい製造業を支えていると思うし・・
アーティストとして頑張ってる人もおるんやろなと思う



わしはとにかく、スーパー爺さまに囲まれて・・幸せやと・・
職人の爺さまにいろいろ教えてもらって、今はあれでも・・
いつかと・・は思うし・・皆が目標です・・
子供の工作みたいなのしか・・まだよう作らんけど・・

会社である限りは、変人では・・破天荒では・・あかんけど・・
・・充分・・変な会社と思ってる人もおるが・・

何とか・・ＩＳＯや今風にも・・ついていけるように・・
悩みながら・・がんばっていきます　




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と言いつつ、今日はペケが出てまいました・・トホホ