久しぶりに東宮に早く戻れた日
いつもなら僕の靴音で飛び出してくる妻の姿が見えない
寝るには早い時間なのにと部屋を見まわすと
ベッドで眠る妻の姿があった
具合が悪いのかと額に手を当ててみる
熱はないようだが、目元にうっすら涙の跡があり
今にもまた涙が溢れそうになっている
僕はベッドの淵に座りじっと様子を見ていると
何かを叫んでいるようで
必死に起き上がろうとする
そっと妻を抱きしめた
‘シン君待って’という声と共に腕を浮かせる妻
僕はその手を握り締め耳元でそっと囁いた
‘僕はココにいるよ、ずっと君の傍にいるよ’
するとゆっくり妻の目が開き
お帰りなさい。シン君♡
良かった私の所に戻ってくれて’と泣き出した
悪い夢でも見たのか?と聞いても
口に出すと正夢になるから言えない・・
と抱きついてきた
僕の存在を確認する妻の姿を見て
胸が張り裂けそうだった
僕が召喚されて連れて行かれた時の別れが
心のキズになっているのかも知れない
あんなに辛い別れを経験し愛の力で乗り越えてきたのだから
これからはもっと幸せにならなければ!
少し気持が落ち着いた妻を連れてテラスに出ると
春の夕日が傾いて柔らかな残照が妻の顔を照らした
僕を頼るこの妻をいつまでも守りたい!
愛しい妻の悲しみを喜びに変えられる
唯一人の男になる!
心の中で誓った☆
いつもなら僕の靴音で飛び出してくる妻の姿が見えない
寝るには早い時間なのにと部屋を見まわすと
ベッドで眠る妻の姿があった
具合が悪いのかと額に手を当ててみる
熱はないようだが、目元にうっすら涙の跡があり
今にもまた涙が溢れそうになっている
僕はベッドの淵に座りじっと様子を見ていると
何かを叫んでいるようで
必死に起き上がろうとする
そっと妻を抱きしめた
‘シン君待って’という声と共に腕を浮かせる妻
僕はその手を握り締め耳元でそっと囁いた
‘僕はココにいるよ、ずっと君の傍にいるよ’
するとゆっくり妻の目が開き
お帰りなさい。シン君♡
良かった私の所に戻ってくれて’と泣き出した
悪い夢でも見たのか?と聞いても
口に出すと正夢になるから言えない・・
と抱きついてきた
僕の存在を確認する妻の姿を見て
胸が張り裂けそうだった
僕が召喚されて連れて行かれた時の別れが
心のキズになっているのかも知れない
あんなに辛い別れを経験し愛の力で乗り越えてきたのだから
これからはもっと幸せにならなければ!
少し気持が落ち着いた妻を連れてテラスに出ると
春の夕日が傾いて柔らかな残照が妻の顔を照らした
僕を頼るこの妻をいつまでも守りたい!
愛しい妻の悲しみを喜びに変えられる
唯一人の男になる!
心の中で誓った☆
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