新しい出発72 懐妊♪５４パパがママ？

今日は両親教室の宮出張所での講義の日。
今日の講義内容は父親が母親になるという物なんだ　笑

4ヶ月検診の時から少しずつ父親としての心構えや、育児に関する事を
学んできたのだけど、今日は本格的実習第一弾という事で
妊婦がどれ程大変かという事を実際に体験してみようという物なんだ、

最近は医療も革新的に進歩したので、新生児や産婦にトラブルが起こるケースも
少なくなったけれど、それでも身二つになるまでは安心出来ない

出産にかかるリスクは医師の責任が大きいけれど、
妊婦が不慮の事故で悲しい結果が生まれる事もあるので、
未然にそれを防ぐ為にも妊婦の身近な人間つまりこの場合は僕なんだけど、が
妊婦の大変さを分かち合って理解する事が大切だと講師の助産婦さんに言われた
もっともな話だよな

それで、今回は僕が「インスタント、プレママ」になるんだ《照》

最近の妊婦はたいてい妊娠前の体重に8キロプラスが理想的な増加だと言われている、
でも実際のチェギョンはもう少し重くなるんじゃないかな？
あくまで理想ということだけれど、元々脂肪が多ければそのままクッションになるけれど
脂肪が少ないと体を守る為に自然と脂肪を蓄えようとするから
そのクッションの分プラスされる事になる、

という事はチェギョンの体にしっかりクッションが付いていれば８キロ位でもいいけれど
付いてなければそれプラスクッション分が必要という事か、

どうなんだろう？
僕の感触♂（笑）で言うともう少しクッションがあってもいいかな♪って思うんだけどな、
どっちかって言うとポチャ位が好きだから☆☆

服を着ている時はやせても太っても見えないけれど、脱いだら凄いんだよね。。惚☆☆
スタイルは抜群なんだ、僕だけが知ってるんだけど！の筈だけど？

それはハヌルが出来るまでの事で今は何でも美味しい、
ハヌルの為だなんて言いながら食べてるから、ちょっと体重も気になる

この間も食べすぎだろ？って注意しても
我慢する方がストレス溜まるんだから好きにさせて！なんて、すぐ拗ねるし、

僕だって、お前の為を思って言ってるんだ！petit怒って
ちょっと喧嘩になったけど、やっぱり仲良くしていたいし、
結局二人で仲良く一緒に食べたんだけどね、
おかげでこの頃僕まで体が重くなってきたんだよね、💦

そう言えば卒業式で着たスーツちょっとベルトがきつかったりして、
ハヌルが生まれたら一緒にダイエットしないといけないかも♪

チェギョンは母乳を飲ませるから自然に元に戻るんだった！！
大変だぞ！！
僕は完璧ボディだって言ってるのに、フラフープ回せないし、
そうだ！フェンシングの時間を増やそう、
あれならチェギョンにバレずに何とかなるしね、
兎に角、明日から気をつけよう、今日はまあいいか♪♪

なんて、考えてると、
助産婦さんが‘プレママさん’というインスタント・プレママになれる
特殊な装具を持ってこられた
女性のボディス－ツの様な格好でお腹に8キロ、胸にそれぞれ1キロの重しを入れた
妊婦の格好をしてるんだ、それを手伝って貰って着てみた

最近は尚官も立ち会う事が多いので、僕は少し恥ずかしかったけど、
実際に経験しないと判らない事もあるからね、、恥
でも想像とは違って思った以上に大変

腰に負担がかかるし、背中をのけぞる様にしないと前のめりになってしまう
大きくなったお腹と胸に圧迫されて息切れがするし、
足元が見え難いから動きが遅くなる

この状態で物を持ったり高い所に上って何かをするのは危険きわまりない
立っているのがやっとって感じなんだから、

ま、妊婦は急にここまで大きくなる訳じゃなくて毎日少しずつ大きくなるから
慣れてはいると思うけど、こんなに大変だとは。。。汗
チェギョンにはもう一人では何もさせられないなと思いながら
歩いてみたり階段の上り下りをしてみたり色々試してみた

すると、「早く変わってよ！！」と現実に引き戻す声が聞こえてきた
今日の実習には、特別好奇心旺盛なあの人がなぜか参加している
どうして来るかな！？と思ったけれど

「私もいつかは出産するんだから絶対に参加させてよ♪♪」
と先日のお茶の時間に話した時から意欲満々で、
わざわざ午後の公務を午前中に変更してまでやって来た(笑)

こんな姉上でもいつかは子供を生むのだろうから、
一緒に勉強するのも悪くないと思うし、チェギョンも楽しそうなので、
忙しい姉上の為に脱いで渡すと早速プレママさんを着た

こんなに重くて動き難いとは思わなかったわ！驚
足元がふらつくし、お腹が押されているからトイレが近くなりそうだわ、笑
チェギョンのお腹ももうすぐこんなに大きくなるのね、シン責任重大よ？
チェギョン、しっかり責任取って貰いなさいよ、笑　

お節介な事言いながら、
「これは腰にくるわ」とか、
「胸もこんなに大きくなるのなら早く結婚しようかな」
なんて言いながら大騒ぎして帰って行った

それにしても僕の姉ながらあの自由奔放な性格には着いていけない
でもあんな姉さんだから僕の代わりに女王陛下が出来るのかも、
感謝しなくちゃね姉貴♪♪
なんて心の中で思っていると、

助産婦さんが、同じ様な装具で老人になった時と同じ状態を
経験出来る物も有りますよと仰った

宮では世話をする人間が何時でも何処にでもいるから介護に接する機会が無い
今度福祉施設に訪問した時の為にも是非経験してみたいと思った
勿論その時は姉さんも呼ぶ事にしよう☆

シン君、どう？
思ったとおりだった？

いや、思ったより腰に負担がかかるし姿勢を保つのも大変だ
胸まで重くなるとは思わなかったけれど、
よく腰が痛いって言うのが判ったよ
これからはいつでもマッサージしてあげるからね♪

うん、有難う、シン君☆

僕は今だけだけど、
ずっとこんなに大変な思いして辛くない？

そりゃあ、お腹だけじゃなく背中や足にまで肉がつくから体全体が重くて大変よ、
でもこれも幸せの重みと考えればどうという事もないわ♪♪

チェギョン本当に幸せだと思ってくれてる？

当たり前でしょ？
でなければシン君の赤ちゃん産まないわよ☆

有難うチェギョン、愛してるよ♡

私もよシン君愛してるわ♡、

と愛を確かめ合ってるシンとチェギョン♡
今回の両親教室の講師も慣れたもの、また始まった位の感じで

殿下申し訳御座いませんがもう一度プレママさんを着て
横になっていただけないでしょうか？

とバカップルをそっちのけで自分の使命を果そうとする助産婦の言葉に

すみません、《照》つい。。。恥

と言い訳しながらベッドに横たわると確かに上向きに寝ると
お腹にチェギョンが乗っかった時（笑♡）位の重さが感じられる、

これは息苦しい筈だ、
横をむくとお腹自体で支えるのでそんなに負担を感じない

そうか、それでチェギョンはこの頃僕の方を向きながら眠るんだ、
こんなに重いとやっぱり辛いよな、

自分が経験しない事はあまり信じない僕も
この時の経験が記憶に残って、
それ以後チェギョンの出産が終ってからも
妊婦の安全や、子供の事によく気が付くようになり
以前言われていた「氷の皇子」が
今では「エンジェル皇子」といわれるまでに変身した☆☆なんてね笑！！