夏が本格的になった8月、
僕らはお祖母様と姉上と4人で夏の行宮に避暑に出かける事にした
家族全員で宮を離れる訳には行かないので、父上と母上に留守を頼み
久々の祖母と孫と孫嫁の珍道中
前回僕がココに来たのは僕らの‘自主新婚旅行’の時だった
日の出を見た事が無いと言うチェギョンに見せてやろうと思って来たのだけど
あの時は曇りで見られなかったからチェギョンは勿論
久しぶりの休暇にお祖母様も事の他楽しみにされている
そう言えば、姉上と僕、父上母上と4人が一緒の避暑は
僕が小学校の間までだった様に思う
中学に入ってからは父上を避けていた事もあるし反抗期でもあったので
家族旅行なかって気持ちが先にたっていたのかも知れない、
でも今になって家族で一緒の想い出を作る事が出来る旅行を
もっとしておけば良かったなと自分が家族を持つ身になって判ってきた
チェギョンの実家は裕福では無いけれど何処に行くのも家族皆が一緒で
シネンで行った時に見た写真にも沢山家族で撮った楽しそうな写真があった
僕も写真は数え切れない程あるけれど、あんな温かい表情の写真は数える位しかない
だから、これから生まれるハヌルとは楽しい家族写真が沢山取れる様な家族に
なりたい!
この行宮は僕らにとっては思い出の場所
二人で買い物をしてご飯を作って♡
雪が降る中遊んだ海辺、
裸足で歩いたのなんて初めてだった
どんなに寒くても、少ないおかずでも
チェギョンと一緒なら幸せ♡
あの時果せなかった日の出、明日はたぶん大丈夫だろう!!
天気予報が正しければ(笑)
チェギョンの喜ぶ顔が見たいからこっそりテルテル坊主を作っておいた☆
今回の旅行には高齢のお祖母様と妊婦のチェギョンが一緒なので
医務官と看護婦が同行している
だからお祖母様も安心して静養できる
お祖母様も僕達との旅行は久しぶりだから朝から大張り切り(笑)
でもお祖母様、勝手にいなくならないで下さいね♪
チェジュ島で起こした事件は僕らだけの秘密なんですから!!
行宮に到着して少し休憩した後、僕とチェギョンは海に出かけた
お祖母様と姉上は「お二人でどうぞ♡」と僕らを送り出して下さったので
遠慮なく二人で海に向った
以前の冬の海と違って夏の海はキラキラ輝いて
あちこちから聞える子供達の歓声や波の音、
潮風の香りは生命の輝きに満ちていた
眩しい光を避けて岩陰に座って二人でのんびり浜辺を眺めていると
波と遊ぶ親子が目に入った
最近は赤ちゃんや小さな子供に目が行く
無意識に探しているのかも知れない
チェギョンも同様で気が付くと二人とも同じ親子を見てた
浜辺に立てたパラソルの中では母親の胸で眠る乳児と
父親と波打ち際で小さな浮き輪に乗って遊ぶ小さな男の子
浮き輪が揺れる度に可愛い歓声を上げながら浜辺の母親に一生懸命手を振っている
あの子何歳くらいかな?
二歳にはなってないんじゃない?
一生懸命ママの方を見てる、可愛いよな♪
ハヌル、来年はまだ無理だよな?
再来年ならあの子よりは大きくなってると思うわよ♪
毎年家族で来るのもいいよね♪♪
そうよね、楽しみだなぁ♪♪
あ、赤ちゃん目が覚めたみたいよ
泣き出したわ、オムツかな、おっぱいかな?
あ、おっぱいみたいだよ♪
まだあんなに小さいのに大丈夫かな?
こんな暑い時に浜辺にいるなんて、
脱水症状にならなければいいけど!!
子供が二人いると、どっちかが我慢しないといけない事もあるのよ
きっとお兄ちゃんは赤ちゃんが生まれてママやパパを取られたって
何と無く寂しく思っていたんでしょう?
だから、今日はお兄ちゃんが主役なのよ、きっと☆
あら、お兄ちゃんがママを見て泣き出した
おっぱい飲んでるの見て焼餅焼いてるのね?
何処かのプレパパみたいに 笑
誰のことかな???恥
パパが宥めても無理みたいね
ママが赤ちゃんをパパに預けたわ
まだまだママのおっぱいが恋しいのよね
お兄ちゃんになっても。。
ママを取られたと思ってるのかな?
そうなんじゃない?
経験者は語る、笑☆☆
その親子を見ながら将来の自分達が見えた様な気がした
あと3年もすれば僕らもあの親子の様になるのかな!
夕暮が近くなると、人影もまばらになり
太陽の光で焼けた砂が少し冷めた頃
僕とチェギョンは砂浜に降り靴を脱いで歩いた
足に触れる砂の感触がなんとも言えない♪
熱さが残る砂に触れる度に飛び上がるチェギョンを抱きかかえ
「大袈裟だな♪♪」とからかいながら楽しい時間が過ぎていった
冬に見たイカの物干しには海草が干してある
この前と同じ場所で同じポーズの写真を一枚☆
そして大きなお腹を誇らしげに出して二人でもう一枚☆
初めは二人で、今日は二人とお腹に一人、
来年は三人、三年後には四人?☆☆
賑やかな夏の夕陽を見ながら砂の上に座っていると
「幸せ♡」と小さく呟く声がした
チェギョンの顔に当たる夕陽が愛しさと優しさを映し出す
抱き寄せる腕に力を込めて熱い口付けを交わさずにいられなかった
そろそろ戻ろうか、夕食の時間だよ?
声を掛けたけど返事が無い
やられた・・・
気持ちよさそうに眠っている
もう少しこのままにしてやろう♡
優しい潮風がチェギョンの髪を揺らす
僕は頬に掛かった髪をそっとはずし
チェギョン専属ボディガードになった☆
僕らはお祖母様と姉上と4人で夏の行宮に避暑に出かける事にした
家族全員で宮を離れる訳には行かないので、父上と母上に留守を頼み
久々の祖母と孫と孫嫁の珍道中
前回僕がココに来たのは僕らの‘自主新婚旅行’の時だった
日の出を見た事が無いと言うチェギョンに見せてやろうと思って来たのだけど
あの時は曇りで見られなかったからチェギョンは勿論
久しぶりの休暇にお祖母様も事の他楽しみにされている
そう言えば、姉上と僕、父上母上と4人が一緒の避暑は
僕が小学校の間までだった様に思う
中学に入ってからは父上を避けていた事もあるし反抗期でもあったので
家族旅行なかって気持ちが先にたっていたのかも知れない、
でも今になって家族で一緒の想い出を作る事が出来る旅行を
もっとしておけば良かったなと自分が家族を持つ身になって判ってきた
チェギョンの実家は裕福では無いけれど何処に行くのも家族皆が一緒で
シネンで行った時に見た写真にも沢山家族で撮った楽しそうな写真があった
僕も写真は数え切れない程あるけれど、あんな温かい表情の写真は数える位しかない
だから、これから生まれるハヌルとは楽しい家族写真が沢山取れる様な家族に
なりたい!
この行宮は僕らにとっては思い出の場所
二人で買い物をしてご飯を作って♡
雪が降る中遊んだ海辺、
裸足で歩いたのなんて初めてだった
どんなに寒くても、少ないおかずでも
チェギョンと一緒なら幸せ♡
あの時果せなかった日の出、明日はたぶん大丈夫だろう!!
天気予報が正しければ(笑)
チェギョンの喜ぶ顔が見たいからこっそりテルテル坊主を作っておいた☆
今回の旅行には高齢のお祖母様と妊婦のチェギョンが一緒なので
医務官と看護婦が同行している
だからお祖母様も安心して静養できる
お祖母様も僕達との旅行は久しぶりだから朝から大張り切り(笑)
でもお祖母様、勝手にいなくならないで下さいね♪
チェジュ島で起こした事件は僕らだけの秘密なんですから!!
行宮に到着して少し休憩した後、僕とチェギョンは海に出かけた
お祖母様と姉上は「お二人でどうぞ♡」と僕らを送り出して下さったので
遠慮なく二人で海に向った
以前の冬の海と違って夏の海はキラキラ輝いて
あちこちから聞える子供達の歓声や波の音、
潮風の香りは生命の輝きに満ちていた
眩しい光を避けて岩陰に座って二人でのんびり浜辺を眺めていると
波と遊ぶ親子が目に入った
最近は赤ちゃんや小さな子供に目が行く
無意識に探しているのかも知れない
チェギョンも同様で気が付くと二人とも同じ親子を見てた
浜辺に立てたパラソルの中では母親の胸で眠る乳児と
父親と波打ち際で小さな浮き輪に乗って遊ぶ小さな男の子
浮き輪が揺れる度に可愛い歓声を上げながら浜辺の母親に一生懸命手を振っている
あの子何歳くらいかな?
二歳にはなってないんじゃない?
一生懸命ママの方を見てる、可愛いよな♪
ハヌル、来年はまだ無理だよな?
再来年ならあの子よりは大きくなってると思うわよ♪
毎年家族で来るのもいいよね♪♪
そうよね、楽しみだなぁ♪♪
あ、赤ちゃん目が覚めたみたいよ
泣き出したわ、オムツかな、おっぱいかな?
あ、おっぱいみたいだよ♪
まだあんなに小さいのに大丈夫かな?
こんな暑い時に浜辺にいるなんて、
脱水症状にならなければいいけど!!
子供が二人いると、どっちかが我慢しないといけない事もあるのよ
きっとお兄ちゃんは赤ちゃんが生まれてママやパパを取られたって
何と無く寂しく思っていたんでしょう?
だから、今日はお兄ちゃんが主役なのよ、きっと☆
あら、お兄ちゃんがママを見て泣き出した
おっぱい飲んでるの見て焼餅焼いてるのね?
何処かのプレパパみたいに 笑
誰のことかな???恥
パパが宥めても無理みたいね
ママが赤ちゃんをパパに預けたわ
まだまだママのおっぱいが恋しいのよね
お兄ちゃんになっても。。
ママを取られたと思ってるのかな?
そうなんじゃない?
経験者は語る、笑☆☆
その親子を見ながら将来の自分達が見えた様な気がした
あと3年もすれば僕らもあの親子の様になるのかな!
夕暮が近くなると、人影もまばらになり
太陽の光で焼けた砂が少し冷めた頃
僕とチェギョンは砂浜に降り靴を脱いで歩いた
足に触れる砂の感触がなんとも言えない♪
熱さが残る砂に触れる度に飛び上がるチェギョンを抱きかかえ
「大袈裟だな♪♪」とからかいながら楽しい時間が過ぎていった
冬に見たイカの物干しには海草が干してある
この前と同じ場所で同じポーズの写真を一枚☆
そして大きなお腹を誇らしげに出して二人でもう一枚☆
初めは二人で、今日は二人とお腹に一人、
来年は三人、三年後には四人?☆☆
賑やかな夏の夕陽を見ながら砂の上に座っていると
「幸せ♡」と小さく呟く声がした
チェギョンの顔に当たる夕陽が愛しさと優しさを映し出す
抱き寄せる腕に力を込めて熱い口付けを交わさずにいられなかった
そろそろ戻ろうか、夕食の時間だよ?
声を掛けたけど返事が無い
やられた・・・
気持ちよさそうに眠っている
もう少しこのままにしてやろう♡
優しい潮風がチェギョンの髪を揺らす
僕は頬に掛かった髪をそっとはずし
チェギョン専属ボディガードになった☆
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