多摩爺の「スポーツ観戦(その15)」
チームジャパン開幕ダッシュ! (東京2020)
いろいろあったが、23日の開会式を前にして、
いよいよ昨日(21日)から東京2020の競技が始まった。
デルタ株の感染が拡大し、賛否があるなか始まったオリンピックなんて、
見たくないという人もいるだろう。
それも自由だと思うので・・・ いろんな意見や思いがあっても良いし、
それをどうのこうのと言うつもりはない。
コロナ禍のなか、為政者の要請をあざ笑って、居酒屋で酒を飲み、ストレスを解消する人も居るが、
私はこれまでずっと、三密を避け、外出を最小限に抑えて頑張ってきたので、
テレビ観戦だが・・・ この日のために鍛え抜いた、
アスリートへの拍手で、ストレスを解消しようと思う。
一方で、この国の野党第一党のトップは、
アスリートを一生懸命応援したいが、残念ながらそれを躊躇な状況で今日を迎えたとのコメント発し、
目の前にある五輪は、もはや平和の祭典ではなく、極めてゆがんだ祭典であり、
多くの人が、開催だけが自己目的化された五輪だと受け止めていると・・・ 続けた。
まぁ、そういった人が居て、そういうコメントを発することも、自由なんだと思うが、
「アスリートを一生懸命応援したいが、残念ながら・・・ 」は、ないんじゃなかろうか?
状況はどうであれ、自分たちの考えや、思いとは違っていたとしても、
アスリートに対しては「一生懸命応援する。」と言うのが・・・ 普通の人の感覚であって、
不満の捌け口をアスリートに求めるのは、
国権の最高機関で、政(まつりごと)に携わる代議士として、あまりに情けなく、
「バカなことを言うんじゃないよ。」と苦言を呈しておきたい。
閑話休題
東京2020の開幕ゲームは、高校野球なみの時間帯(朝9時)から始まった。
先陣の任を務めるのは・・・ 北京大会以来の金メダルを目指す、
女子ソフトボール(ソフトジャパン)チームだ。
そのマウンドを守るエース上野投手は、緊張するなかだが、
スターターとして・・・ 全競技の勢いをつけていきたいと応えた。
対戦相手は、先月1日に各国に先駆けて一番乗りで来日し、
群馬県太田市でじっくり調整してきたオーストラリア代表チーム
立ち上がりに制球が定まらない上野投手から、
内野安打に四球、死球を絡めてワンアウト満塁のチャンスを掴むと、
5番バッターが死球を奪って1点先制、いきなり主導権を握られる波乱の幕開けとなった。
ぶつけたボールはバッターボックスとホームベースの間辺りで、
スイングに行きかけて右手首に当たっており、
故意とは云わないが、当たりに行ってるとも見て取れるので、
上野投手にとっては、ちょっと不運な判定だった。
しかし、なおもワンアウト満塁のピンチを、三振、ピッチャーゴロで凌ぐのだから、
さすがエースである。
エースの粘りに応えて、日本チームはその裏すぐさま反撃を開始する。
二死から3番が四球でると、ワイルドピッチでツーアウト2塁とし、
4番がライト前のタイムリーヒット
本塁上でのタイミングは、完璧にアウトだったが、
相手捕手がベースを隠してタッチに行ったことから、
ホームベースの一角を開けるコリジョンルールが適用されセーフの判定
先制点を取られた直後だっただけに、同点になるかならないかは、
その後の流れに大きな影響があり、これはラッキーだった。
2回以降は立ち直ったエース上野が、オーストラリアに付け入る隙を与えない。
すると3回、4回、5回に・・・ 3番、5番、4番からツーランホームランが飛び出して圧倒
あっという間のコールドゲームで初戦をものにした。
立ち上がりこそ、ハラハラドキドキだったが、2回以降は全く持って危なげなく、
5回表にはマウンドを若手投手に譲り、経験を積ませる余裕をみせ、
まさに有言実行で、チームジャパンのスターターとして勢いをつけてくれた。
19時30分から行われた、なでしこジャパンも1点ビハインドという厳しい展開のなか、
粘りに粘って同点に追つくと、最後のホイッスルが鳴るまで果敢に攻め続けていた。
これはソフトジャパンの勢いが、間違いなく・・・ なでしこを鼓舞したと思うがどうだろう?
結果、なでしこジャパンの初戦はドローとなってしまったが、
次に期待が膨らむ好ゲームといった良いだろう。
勝負事だけに、絶対はないが・・・ それでも良いと思ってる。
なぜなら、アスリートたちが、この日、この時に見せてくれる輝きと頑張りが、
勝ち負けを超越しているからだ。
強いぞ! チームジャパン
明日もガンバレ!
2021年 7月21日(水)
東京2020観戦録
[ 女子ソフトボール ]
予選リーグ 第一戦 09時00分 福島県営あずま球場
オーストラリア 100 00・ ・ = 1 (5回コールドゲーム)
日本 102 32・ ・ = 8
・初回に1点ずつ取り合ったが、打線に勝る日本がホームラン3発で圧倒
少ない点で競るのがソフトボールだが、たまにはこういったゲームがあっても良いと思う。
[ 女子サッカー ]
予選リーグ 第一戦 19時30分 札幌ドーム
日本 1( 前半 0-1 ・後半 1-0 )1 カナダ
・試合開始5分に、一瞬の隙を突かれて先制点を許したが、後半38分にエース岩淵が決めてドロー
後半の立ち上がりにPKをもらったが、コースはあまいし、スピードもなかったし、
緊張してたとはいえ・・・ 学生レベルのPKだけはいただけない。
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