少し、時間があいてしましたが、父と車2.父が車を手放すまで(焦らす事で運転ミス)を書きます。
この話を書く前に、運転している人にとって、運転に集中できる事が安全運転・運転ミスをなくすためにとても大切だと気がついたあるテレビの実験映像を見た話を書きます。
それは情報バラエティ番組での実験でした。
その実験から、運転手に対して運転を急がせたり、暴言に近い言葉で話しかける等で、極度にイライラさせる事で、運転操作ミスをしやすい事がわかりました。
それでは、それを前提に父が車を手放すまでの話を書きます。
父と母があちこちへドライブを楽しむようになったのは良かったのですが、そういう中で、母が頻尿の症状が出るようになり、恐らく病院へ行くのは恥ずかしい気持ちもあったし、元々病院嫌いの父の影響もあってか病院へ行ったり何か対応する事もなく、頻繁にトイレに行きたくなっても、喉が渇けば車中でも飲み物を飲むし、トイレに行きたければ、すぐに父に言って、コンビニ等でトイレを借りるといった状態で、ドライブを楽しんでいたそうです。
そんな中、近くにコンビニもなくトイレに行きたいと言われても、寄れる施設がなく困っていた父が、あれは何かの商業施設のようだと思って入った所は、ゴルフの練習場だったそうです。
コンビニとは違い、そういった施設のトイレを借りる訳にはいかないと、施設を出ようとした所、母はもう我慢の限界と思ったようで、早く早くもう我慢できそうもないとせかしたようです。父は急いで施設を出て、車道に戻ろうとした所、低いガードレールと植え込みがあるのが運転席から良く見えなかったらしく、車の横面を派手にガードレールで傷つけてしまいました。
車は、母に言われて数か月前に新車を買い替えたばかり、運転操作が古い車とは少し違って
、発進にも少し手間取りもたつくようになっていて、母の言葉で気持ちも焦っていたのでしょう。
私は、その話を聴いて、まだ物損だったから良かったものの、危ないなぁと思いましたが、そうやって意図せず焦らせてしまった事も原因の一つではないかと思い父にも母にも何を言うにもどちらかは傷つける言葉になりそうで、何も言わずに聞いていましたが、話を聴いた人は皆、もう車は乗らない方が良いのではないかと言うようになりました。
父もそれに懲りたのか、その後は母とは必要最低限の外出以外で車に乗らなくなって行きました。
その時、隠居してこれからは母とこれまで出来なかった旅行等に行きたかったけれど、母が嫌がって近場にドライブに行く生活になっていて、収入は年金や商売をしていた時の貯金だけでしたから、数十万という修理代も大変で、色々精神的にはショックだったと思います。
父は、最後は小売店(お店)のみ営んでいましたが、元々は卸(問屋)で車は毎日運転していましたが、運転免許はゴールド(無事故無違反)という事を自慢していた事もあり、免許には反映されない事であっても、自分の運転でそんな派手に車を傷つける事になるとは思ってもいなかったと思います。
---つづく---
この話を書く前に、運転している人にとって、運転に集中できる事が安全運転・運転ミスをなくすためにとても大切だと気がついたあるテレビの実験映像を見た話を書きます。
それは情報バラエティ番組での実験でした。
その実験から、運転手に対して運転を急がせたり、暴言に近い言葉で話しかける等で、極度にイライラさせる事で、運転操作ミスをしやすい事がわかりました。
それでは、それを前提に父が車を手放すまでの話を書きます。
父と母があちこちへドライブを楽しむようになったのは良かったのですが、そういう中で、母が頻尿の症状が出るようになり、恐らく病院へ行くのは恥ずかしい気持ちもあったし、元々病院嫌いの父の影響もあってか病院へ行ったり何か対応する事もなく、頻繁にトイレに行きたくなっても、喉が渇けば車中でも飲み物を飲むし、トイレに行きたければ、すぐに父に言って、コンビニ等でトイレを借りるといった状態で、ドライブを楽しんでいたそうです。
そんな中、近くにコンビニもなくトイレに行きたいと言われても、寄れる施設がなく困っていた父が、あれは何かの商業施設のようだと思って入った所は、ゴルフの練習場だったそうです。
コンビニとは違い、そういった施設のトイレを借りる訳にはいかないと、施設を出ようとした所、母はもう我慢の限界と思ったようで、早く早くもう我慢できそうもないとせかしたようです。父は急いで施設を出て、車道に戻ろうとした所、低いガードレールと植え込みがあるのが運転席から良く見えなかったらしく、車の横面を派手にガードレールで傷つけてしまいました。
車は、母に言われて数か月前に新車を買い替えたばかり、運転操作が古い車とは少し違って
、発進にも少し手間取りもたつくようになっていて、母の言葉で気持ちも焦っていたのでしょう。
私は、その話を聴いて、まだ物損だったから良かったものの、危ないなぁと思いましたが、そうやって意図せず焦らせてしまった事も原因の一つではないかと思い父にも母にも何を言うにもどちらかは傷つける言葉になりそうで、何も言わずに聞いていましたが、話を聴いた人は皆、もう車は乗らない方が良いのではないかと言うようになりました。
父もそれに懲りたのか、その後は母とは必要最低限の外出以外で車に乗らなくなって行きました。
その時、隠居してこれからは母とこれまで出来なかった旅行等に行きたかったけれど、母が嫌がって近場にドライブに行く生活になっていて、収入は年金や商売をしていた時の貯金だけでしたから、数十万という修理代も大変で、色々精神的にはショックだったと思います。
父は、最後は小売店(お店)のみ営んでいましたが、元々は卸(問屋)で車は毎日運転していましたが、運転免許はゴールド(無事故無違反)という事を自慢していた事もあり、免許には反映されない事であっても、自分の運転でそんな派手に車を傷つける事になるとは思ってもいなかったと思います。
---つづく---