インドネシアからの気まぐれ日記

インドネシアのバンドンから日々の出来事。2019年2月10日から猫暮らしが始まり猫メインのブログに…😺

レバラン(断食明け大祭)の行事

2019年06月07日 | インドネシア
ラマダン(断食月)が終わり、レバラン(断食明け大祭)休暇だった2019年6月5日、6日は多くの人が帰省する為に都市部は本当に人が少なくなり、交通量も激減。
私のいるBandungを走るPurbaleunyi高速道路に車が1台も無い時を見たのはここBandungに来て初めて。





初日の昨日は嫁さんの実家であるSubangに行きました。
SubangはBandung北部に位置し、北はジャワ海に面し、Bandungと面する南にはTangkuban Parahu(標高約2000 m)の火山を有しています。
私の嫁さんの実家はSubangの北部より中部なので、標高が殆どない為に、Bandungとは異なりかなり暑いです。

農業が盛んな地域であり特に米作がとても盛んです。
またパイナップルが名産です。




パイナップルの銅像もあるぐらいですから。


海に面した地域では養殖のエビも盛んです。
日本でインドネシア産のパイナップルや冷凍エビを見かけたら、ひょっとするとここSubang産の物かも知れませんね。




そんなSubangで昨日は親戚への挨拶周りと墓参りに行ってきました。
このレバラン休暇はみんな帰省して家族や親戚との親睦を深める時なんですね。
日本の盆暮れのような物です。


親戚の裏庭にいたヤギ。Idul Adha(イドゥルアドハ=犠牲祭)の日の販売用で飼育しているとのこと。




SubangとKarawangの墓地。昨日は2ヶ所のお墓に行きました。
インドネシアのイスラム教では基本的に土葬になります。
また、死後はなるべく早く埋葬される事を推奨されており、基本的には24時間しないうちに土の中です。






また、墓石等はシンプル。
親戚のみぞ知る誰のお墓かわからないのも多く見受けられます。


墓地の近くでは多くの露天商が並びます。


墓参り来た家族連れの子供をターゲットにしたものが多くあります。
そんな露天商の一部をご紹介。


人力で動く化石燃料を使用しない観覧車。排出は呼気のCO2のみ。


懐かしのスーパーボールすくいも

墓地横でこんなお店を出したら日本だと不謹慎とか何とか言われて出店が難しいですよね。
子供がたくさんいるインドネシアならではかも知れませんね。
でも、家族で墓参したら絶対に子供達は飽きるから嬉しいですよね、こういうの。
インドネシア人の商魂のたくましさを再認識した1日でした。


たまにしかお会いしないのですが、こういう機会に親戚の挨拶をしてその親戚と時間を過ごすのも良いですよね。
1年に1度はこういう日があるのは良い事だと思います。
日本と同様にインドネシアも少しずつ核家族化が進んでいき、こういう光景がだんだんと少なくなっていくのかも知れませんね。



しかし良い天気だけど暑かった…
普段はBandungで30度いかない所で過ごしているのに、Subangでは体感温度が38度ですからね…
熱帯にいる事を思い出させてくれましたね…


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