♪たのしく 介護♪

父の介護を記録してきましたが、今は私自身の日常と父への想いを記録することしかできなくなりました。

そろそろ田植え

2018-04-26 | 農業
またまた忙しい季節になりました。

田植えの準備にはいろいろすることがたくさんあって、気忙しいばかりでなかなか前に進みません。
そのうえ、5月からは父のデイサービスが減るので、父を見ながらの農作業は難しいところがあります。
先日も、娘たちに手伝ってもらって、苗箱に土を入れていたところ

「母さん、母さん、じいちゃんが・・・」

見ると、乾燥のためにずらして積み重ねてある苗箱をきちっと重ねはじめたのです。

私が言うと怒るので、娘が気を利かせて優しく諭してくれたのでその場は助かりました。
しかし、農繁期こういうことが多々あるので、病気とはわかっていながら私が怒るのでよく喧嘩になります。
言ってもわからないのは仕方ないのですが、会社を休んで短い期間内に全てを終えなければならないと思うと、父が何かする度、邪魔をされてるようでイライラするのです。

今年もショートステイをお願いするつもりですが、なかなか空きがなくケアマネさんにも迷惑をかけています。

父がもう農業に興味もなくただ黙って見ていてくれれば何の問題もないのですが、いまだに自分がしているつもりなので厄介です。


介護度が③から②に・・・

2018-04-06 | 父の認知症状
父の介護度が③から②にさがりました。

正直、症状が良くなって介護度が下がるのは本当に嬉しいことだと思います。
ですが、症状は進む一方で、やっと私が仕事に行っている月~金をデイサービスで過ごしてもらえることになり
安心して仕事もできていたのですが、こうなるとデイサービスも毎日利用することは難しくなりました。
父は、暖かくなると家の周りににある田んぼや畑の草取りをしたり、用水路の掃除をしたりと動き出します。
暑さもわからないのか、水分も摂らずに必死にもくもくとやり続けます。
デイに行けない日は、ヘルパーさんが昼食を食べさせてくれたり、水分補給をしてくれたりしますが、時間内のことなので
ずっといてくれるわけではありません。
ある日突然徘徊していなくなることもあるのではと思うと不安でなりません。
そういうことを防ぐための介護ではないのですか?
家族の負担も考えてくれるのではないのでしょうか?
父と私の二人家族なので、誰かに任せて仕事に行くわけにもいきません。
仕事を辞めて父の介護に専念しなさいということですか?
そうすると、生活は誰が保障してくれるのでしょう。
もちろん、本人の症状が介護度の対象になるのは十分わかっていますが、
家庭環境も考慮して頂きたいと思います。

1年半振り?

2018-04-02 | 父の認知症状
またまた長い間投稿もせずほったらかしでした。

仕事関係でいろいろあり、事務員全員で退職し、一緒に辞めた子と同じ職場に再就職したもののそこもまたブラックにちかいものが・・・
最初と話が違うだろということばかりで二人で滅入ってます。
まあ、それでも仕事はしなければいけないし、ストレス溜めながら頑張って一年が過ぎました。

父は、お休みしていた間にデイサービスにいってくれるようになり、私としてはだいぶ楽になりました。
月~金まで、毎日はかわいそうだけど、私がいないので仕方なく・・・
お風呂も毎日入れてもらえて、一緒に行っている方も昔からの顔馴染みの方も多く楽しくしているようです。
ただ、記憶が持たないので、毎日デイに行っていることを忘れてることが多く、

「誰が迎えに来るって?」
「どこへ行くん?」

デイって答える日もあれば、デイが嫌な時もあるようで、その時は病院で診察とか
なんとか、うまくごまかしながら行ってもらっています。
季節の変わり目とかは、なぜか出かけたがらないので、デイの方がお迎えにくると仮病を使うんです。

「今日はせこうてせこうていかん。明日から行く」

本当に、しんどそうな顔して言うんです。
でも、デイの方が諦めて帰ってしまうと、元気そのもの!!
子どもか!!´`ァ?(`д´ ╬ )

デイの方から連絡があり「今日は絶対に行かないと言われました」

その時は、会社から自宅が近いので、少し抜けて父をデイまで連れていくこともあります。

ほんとに、子どもと一緒です。

それでも元気でいてくれるので有り難いです。

認知症は、父の場合、ほんとにゆっくりゆっくりと進んでいるようです。

時々、とんでもないことを言ったりしたりしますが、会話は成り立つことが多いです。
衣服の着脱は少し戸惑うようになりました。
単純な文章や言葉を理解することも難しいようです。
家族の関係性はわかっていないみたいです。
孫、ひ孫、兄弟・・・もちろん、名前も出てきません。でも、家族なんだろうとは思ってるみたいです。
毎日、夜中に家の中を徘徊してなかなか寝てくれなかったり、朝方トイレの床がビショビショに濡れているので、寝起きにトイレ掃除から始まるのはすごく苦痛ですが、今は暖かくなってきたのでマシにはなりました。


まだまだ私の介護は介護とは言えないかもしれません。
だから、まだ見てあげられる、もう少し一緒にいられると思うんです。
どうしても、無理になった時は娘達に相談して決めなければいけない時がくるんでしょうね。



そうそう、今年の2月で88歳になりました。

米寿です。父の親(祖父母)の年齢を越えました。