♪たのしく 介護♪

父の介護を記録してきましたが、今は私自身の日常と父への想いを記録することしかできなくなりました。

今朝もしんどい・・・

2014-04-30 | 父の認知症状
今朝は父の起床が早くて起こされました。

「早く起きろ! おなかすいたわ」

今日は、調子いいみたい、これなら朝ごはんもしっかり食べてくれるかな。


食事をしながら

「今日はいい天気やなあ、じいちゃん」

「うん」

食事も順調に食べてると思いきや、最後の一口を残しました。

まあ、これだけ食べれば大丈夫。

でも、なんか不安・・・


居間に行って私が出かける支度を始めると

「ああ~しんどい、ああ~せこい」

顔も歪み、本当にしんどうそうなのですが、これもいつものことなのでできるだけ無視をして、


「会社行ってくるよぉ~」


本当にしんどい時は、私を止めますが、今日は、「うん」

なんとか大丈夫そうです。


ただ、いつも思うのですが、本当に体調が悪いときに私は気づくのか不安です。
父の変化を見落として取り返しのつかない事になってしまったら・・・





農繁期がそろそろ・・・

2014-04-29 | 日記

そろそろ田植えの時期です。

これからは、農業の記事が大半をしめるかも・・・




父の「しんどい病」も始まりました。

父の中ではまだ自分が仕事をしていると思い込んでいたりするので、気忙しく思いしんどくなるのでしょう。

何でも人より先にしないと気がすまなかった父だから、田んぼを耕すのも、肥料をふるのも1番でした。

それも、自宅の前は一面田んぼが広がっているから他人の仕事が気になって仕方ないみたい。


これから2ヶ月、いやもっとかなあ・・・

父の「しんどい病」が治まらないでしょう。


この時期は私も憂鬱です。

農業が忙しくて父にまで手が回らないのに、「しんどい、しんどい」言われると放っておくこともできず、合間で病院へ連れて行き、病院へ着くと元気になるし、仕事になりません。

本当に泣きたくなります。


叔父の死

2014-04-24 | 日記
昨日の17:30頃、従兄からの電話。

なぜか不吉な予感がしました。

従兄が泣きながら叔父(父の姉の夫)の死を知らせてくれました。

叔父は生前とても元気で、晩年は多趣味で川柳や俳句、書道等、保護観察官をしながら忙しくしていました。

いつも明るく朗らかで人を和ませることが上手でよくその場を笑いにしてくれる存在でした。

私はそんな叔父が大好きでした。


仕事を早く切り上げ、近くの叔母達に連絡し急いで車を走らせました。

車で2時間ほどかかるので着いたら9時頃でした。


突然のことだったようですが、従兄が施設にいる叔母が帰ってくるまでなんとか頑張ってほしいと思い

「ばあちゃん、もうすぐ帰ってくるからね」

と呼びかけていたそうです。

叔母が帰ってきて叔父の手を握りすぐに息を引き取ったようです。

叔父はずっと待っていたのでしょう。


親の死というものは、大往生だという年齢であってもやはり親は親。
悲しいものです・・・


父にはショックを受けると思い、突然亡くなったと言わず、叔父さんが危ないからお見舞いに行ってくると言い、

「帰りは夜中になるからじいちゃんは家で待っといてな」というとうなずくだけでした。

でも、すぐに

「亡くなったんか?」

というので、

「危篤やから・・・持ち直すかもしれんし・・・」

でも、後々のことを考えて

「もしものことがあったら、じいちゃんも行く?」

と聞くと、口が歪み今にも泣き出しそうな顔で

「行く」と・・・


もう、隠さず父にお別れをさせてあげようと思いました。

土曜日の葬儀には父も参列するつもりです。

そのあとの父が心配ですが、伯母(父の姉)にも会わせてあげておかないと、伯母もほとんど寝たきり状態で会話も喋ろうとはするのですが、声が聞き取れないほど出ない状態なのです。

身近での死は、父にとって認知症を進行させてしまいますが、嘘をついても感じ取ってしまうと隠しきれなくなります。

家族でどうにかフォローできればいいのですが・・・





夢と現実-6

2014-04-21 | 日記
夜中の父の探し物が、最近変わってきました。

回数も多くなってきています。


土曜日はの夜中は、起きてウロウロしていたので

「どうしたん?」

「風呂入る」

「お風呂はしてないよ」

「してないんか!!」


なんか怒ってます(_ _|||)


「飯食わないかん」


「ご飯は食べたよ」


「食べたんか」


そう言いながらまたベットへ。



昨日の夜中は、夜中にテレビの音がするので隣のベットを見ると父の姿ありません。


今でテレビをつけておこたで寝ています。


「じいちゃん、おこたで寝たら風邪ひくからベットで寝よう」


すると、時計を見て


「まだ夜が明けてないんか?」


おとなしく言うことを聞いてくれ再度ベットへ行ってくれました。



二日続くのは初めてでした。
これから、毎日起こされるのかなあ(´;ω;`)ウッ…



友人の死

2014-04-19 | 父の認知症状
先日、父の昔からの飲み仲間が亡くなりました。

父に知らせるとショックが大きいと思い、父には知らせず葬儀の日は隣のおじさんに御香料をお願いしました。


昨日、隣のおじさんが御香料のお返しを持ってきてくれた時、私が留守だったので父は亡くなったことを聞いてしまったようです。


私が帰ると

「○○、死んだんか?  あいつは、わしより若いのに・・・」


「でも、病気だったから仕方ないよ」


ここから落ち込んでいくんです。



なんとかせねば・・・Σ( ̄▽ ̄i|||ノ)ノ



「じいちゃんの昔の飲み仲間はほとんど亡くなってしまったけど、やっぱり朝からお酒を飲んでる人が先に逝ってしまったようなあ。  じいちゃんは、昔から絶対朝からは飲んだことないし、飲みすぎた次の日はしばらく飲まんかったし、それで元気でいられるんかもよ」


「そうじゃ、そういえばみんな朝から飲んでるヤツばっかりじゃ」


「じいちゃんは、今ももう全然飲まんし、運動もしよるし、だから長生きできるわ。病院の先生もこの辺の年寄りの中でも一番元気って言ってくれるし。」


持ち上げて持ち上げて気持ちを上向きにと頑張ってみましたが、ふと思い出すようで、遠くを見ているような時がたまにあります。


私も昨年、大切な友人(幼馴染)を亡くしました。

毎年幼馴染4人で彼が大阪から帰ってきたら食事に行ったり遊びに行ったりが恒例となっていました。

最後に会ってから4ヶ月に亡くなってしまいました。


独身だったのでお墓は実家にあります。残った3人とお墓参りに行き、お線香が消えるまでお墓の前で4人で話しをします。
男2人、女2人の幼馴染ですが、やはり残った幼馴染はいまだに悲しみが癒えず、月命日には必ず一人でもお墓に行きお参りをしているようです。

今年のGWは3人になってしまいましたが、彼がいると思って恒例の行事は続けることにしました。
もちろん、これから先、誰が欠けてもそうして亡くなってしまった友人を思い出し、いいことも悪いことも遠慮なく話しながら楽しくやっていくことでしょう。





小麦の行動

2014-04-17 | モコと小麦
モコと小麦は眠りにつくまでずっと私と一緒に過ごしています。

毎晩、寝る前になると

「さあ、ねんねするよ」っていうと

慌てて私の所へやってきて抱っこをせがみます。

それから二匹を抱いてベッドへ入り、両脇にモコと小麦が手枕で眠ります。


ところが、昨日は小麦が見当たりません。

いつもおこたの中にいるので、覗いてみてもいない。

ずっと一緒にいたはずなのに・・・


「小麦~小麦~」

呼んでも返事もなく、家の中を探してもいない。



まさかと思い寝室へ行くと


ナント!!  先にベッドに入って寝ていたのです。

お布団から顔を出してこちらを静かに見ていました。


モコは絶対にしないことです。

いつでも私のそばでないとだめな子なので、小麦もそうかと思ってたら全く違う行動をします。


娘がよく言うのですが、

「小麦はお母さんがなくても生きていけるけど、モコはお母さんがいなくなったら寂しくて死んでしまうかも」


確かに(-"-)


モコは少し過保護に育て過ぎました。

反省です(^_^;)


でも、昨日の小麦、すごく可愛かったあ❤❤❤


しんどい病

2014-04-17 | 父の認知症状
今日も朝から

「しんどい、しんどい。どこか悪いわ、今日はしんどくてしょうがない」


今日は暖かくて窓を全部開け放しても暑いくらいだったのに、寒い寒いと言って炬燵の中です。

気がつくと炬燵の温度は「強」

そりゃあしんどくなるわ。


黙って切ると、いつの間にかまた入れてます。


今日は、外が暖かいから散歩しようと言っても

「しんどいから行かん」


お休みだった私は午後からトラクターで田んぼを耕しに行きました。


夕方帰ってきても変わらず「しんどい、しんどい」


夕食を作ると

「しんどいからご飯いらん」


それでも

「お薬飲ないかんから少しでいいから食べて」

と言うと、渋々席につきました。


食べやすいようにご飯はおにぎりにしてあげると

ナント!!  たくさん食べ始めたのです。


「じいちゃん、しんどいの治った?」


すると、しんどいって言ってたのを忘れたかのように、ただうなずくだけでしたが元気になりました。


もしかしてお腹すいてただけ?


まあ、理由はどうあれ、あれだけいっぱい食べたら身体に異常はないでしょう。


それにしても、狼少年じゃなけれど、本当に身体に異常があって「しんどい」って言った時、いつものことだと思って見落とさないか心配です。




お涅槃

2014-04-16 | 日記
昨日、お涅槃に行ってきました。

今年は母が新弔(この字でいいのかな?)だったので、家族と母の妹とみんなで行きました。


今までは母がお涅槃に行ってくれていたので全く何をどうするのかわかりません。

近所の人に聞きながら・・・


まず、お涅槃前になるとお寺さんから連絡がきます。

「お宅は新弔なので15万でお願いします」

15万が妥当なのかどうかもわかりませんが、いろいろ人に聞いていたので

「うちは働き手が私だけなのでそんなには無理です」と言ってみました。

すると
「それじゃあ、10万でいけますか?」


なんだ、簡単にまけるんだと思ったので

「考えておきます」と返事をしました。


当日は、受付で新弔のお金をを支払い、お寺からの空の封筒に2千円(何のお金?)を入れて出し、同じ新弔の知り合いのところには“ふじのもん”というのをつけます。
“ふじのもん”は1件1000円でした。

それから、新弔の家だけ簡単な精進料理を頂きます。


食事が終わると、過去帳(これまでに亡くなった方、先祖代々の名前を読み上げる)を聞きながら、自分の先祖の名前が出るとお賽銭を出して一礼。

過去帳は明治から年代別に読み上げていきます。


過去帳が終わると檀家の方々も帰り、新弔の家族が残ります。


新弔のふじもんを読み上げ、お念仏をあげて終了。


父は朝から調子が悪く、行かないと言っていたのですが、外へ出ると気分も変わるかと思い無理やり連れて行きました。

すると、たくさんの懐かしい方から声をかけて頂いて気分もよくなったのか、5時間の長丁場を「しんどい」とも言わず、ずっと座っていてくれました。

帰りもご機嫌で、不謹慎かもしれませんが、父にとっては久々に懐かしい人と懐かしいお話ができたことがいいリハビリになったのかもしれません。


夢と現実-5

2014-04-15 | 父の認知症状
なんだか父の夜中の物探しが最近は次は何だろうと楽しみにもなってるような気がします(^_^;)


昨日の夜中は空気入れ!


またまた父の「お~い、お~い」で目が覚めました。


農機具屋さんの所へ行って何かを直してもらっていた夢のようで、ここが自宅だとは思っていません。


毎回毎回、本当に不思議な探し物です。


何か意味があるのではないかと思ってしまます。



ご機嫌ななめ

2014-04-12 | 父の認知症状

昨日の夜、父が眠った後に娘と二人で掃除をしやすくするために、大きな炬燵を小さな炬燵に変えました。
もう暖かくなってきたし、少し暖をとるくらいならこれでいいだろうと思ったのですが、

朝、父が起きると激怒です


「誰がこんなことしたんや!! 前のこたつに戻せ!!」


「あれは、壊れたから変えたんよ」


「壊れてない!!  持ってこい!!  あれはわしの炬燵じゃ!!」


壊れたといっても通じません。


仕方なく元の炬燵に戻したのですが、このせいで朝ご飯は食べないし、ご機嫌ななめです。


今日は、研修の日だったので娘と二人で出掛け、お昼に戻ったら忘れていて機嫌も直っているだろうと思ったら・・・



炬燵の件は忘れているけど


「どうしたんだろう? 今日は何が何やらわからん。 おかしくなった」


ヘルパーさんが作ってくれた昼食も食べていないし、一緒に食べようと言っても「欲しくない」

ただただ、「しんどい」の連発でした。


私のせいです。こんな小さな環境の変化でも父には大きな出来事なのだと思い知りました。


昼からは次女に父を見てもらうように頼んで再度研修へ出かけました。


今度は、帰ってくると、食事もして機嫌もなおっていました。


お詫びに父の大好きなラーメンを食べに連れていくといつもの父に戻っていました。


父の思いを尊重しないと介護はできない。

自分の都合を考えると、A型の私にすればかなりのストレス。

難しいです(^_^;)


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