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充電器 の 正しい 選び方。④

〇 便利な「パススルー充電」にも注目、モバイルバッテリー選びのポイント。

パススルー対応なら充電しながら機器を充電。

 モバイルバッテリーではパススルー充電にも注目したい(図9)。これに対応していれば、1台の充電器でモバイルバッテリー本体とそれに接続したスマホなどの機器を同時に充電できる。なお、USB PDの受給電に対応した複数のタイプC端子を装備しているパソコンなら、パソコンを介してモバイルバッテリーの充電が可能だ(図10)。

図9 パススルー充電に対応した製品なら、モバイルバッテリー自身を充電しながらスマホなどを充電できる。なお、パソコンを充電する場合は、モバイルバッテリーだけでなく充電器の出力もパソコンに必要な電力量を満たしている必要がある
図9、パススルー充電に対応した製品なら、モバイルバッテリー自身を充電しながらスマホなどを充電できる。なお、パソコンを充電する場合は、モバイルバッテリーだけでなく充電器の出力もパソコンに必要な電力量を満たしている必要がある。
 
図10 パソコンが複数のPD対応Type-C端子を備えており、当該端子が入力(充電)と出力の両方に対応している場合は、パソコン経由でモバイルバッテリーを充電できる。この場合、モバイルバッテリーがパススルー充電対応でなくても問題はない
図10、パソコンが複数のPD対応Type-C端子を備えており、当該端子が入力(充電)と出力の両方に対応している場合は、パソコン経由でモバイルバッテリーを充電できる。この場合、モバイルバッテリーがパススルー充電対応でなくても問題はない。

 モバイルバッテリーの安全性はメーカーの実績、または製品の口コミなどを参考にするしかない。一般には、日本の電気用品安全法を満たしていることを示す「PSEマーク」が品質の目安とされている。それも間違いではないが、PSEマークが付いていれば絶対に安心ともいいきれない(図11)。

図11「PSEマーク」は日本の電気用品安全法を満たしていることを示す。高い安全性が求められる「特定電気用品」向けのひし形と、それ以外の電気用品向けの丸形の2種類がある。モバイルバッテリーは後者の丸形PSEマーク対象製品だ
図11、「PSEマーク」は日本の電気用品安全法を満たしていることを示す。高い安全性が求められる「特定電気用品」向けのひし形と、それ以外の電気用品向けの丸形の2種類がある。モバイルバッテリーは後者の丸形PSEマーク対象製品だ。

丸形PSEマークは届け出制 安全機能の有無をチェック。

 PSEマークには、指定検査機関による検査が必要な「ひし形」と、取得が比較的容易な「丸形」がある。モバイルバッテリーが対象となるのは後者。PSE適合基準を満たしていることを自社で検証したと経済産業省に届け出るだけで取得できるタイプだ。故に信頼性はメーカーによるところが大きい。きちんと検査しているのか怪しい激安海外ブランドなどには注意したい。

 安全性で重視したいのはむしろ、各種の安全機能の有無。図12に挙げた機能がない製品は、短期間での劣化や発火、接続した機器の破損といった危険がある。とはいえ、機能があっても低品質な部材が使われていては安心とはいえない。やはりメーカー次第となる。

図12 安全性を重視するのであれば、過充電保護、過放電保護、過電圧防止、過電流保護、温度検知保護、短絡時保護などの安全機能が不可欠。それぞれの意味をきちんと理解しておこう
図12、安全性を重視するのであれば、過充電保護、過放電保護、過電圧防止、過電流保護、温度検知保護、短絡時保護などの安全機能が不可欠。それぞれの意味をきちんと理解しておこう。

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