気ままブログ

『気まま』という言葉に挑戦と挫折の繰り返しを隠し、何かを求め、気の向くままに、思考の趣くままに流れてみよう。

ラブラドライト

2009年09月09日 14時44分16秒 | natural stone accessory
たしか、犬のラブラドール・レトリバーの語源もこの鉱物と同じという話を聞いたことがある。虹色や青っぽく光輝く様はなんとも言えない魅力を感じてしまう。こんな鉱物から地球創造四十数億万年を想像することが楽しいのだ。よく「月と太陽を象徴する石」などと言われていて、月のような静けさで洞察力を高め、太陽のような力強さで信念を貫けるよう導いてくれる石だそうだ。が、ハッキリ言って、私には石の意味は必要なものではないのだ。商売上は必要なのだが(^_^;)
Labradorite(ラブラドライト)成分:(Ca,Na)(Si,Al)4 O 8 硬度:6~6.5 「曹灰長石」地球上で最も多く産出される長石の仲間です。1770年、カナダのラブラドール半島のセント・ポール島で発見されたのにちなんでラブラドライトと命名されました。
この鉱物の特徴は光の干渉により、見る角度で虹色や青色、黄色、ピンク色に光ることです。このような光学現象をラブラドル効果とかラブラドルレッセンスといいます。ラブラドライトは曹長石成分と灰長石成分から出来ており、内部に屈折率の違う層が規則的に重なり合っている。屈折率の違う層に光が当たると、光の干渉を起こし、鉱物が虹色に輝く現象(イリデッセンス)が発生するらしい。『鉱物の不思議がわかる本』松原聰 監修(成美堂出版)より。