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緩くスピリチュアリティな道を生きる…TAO

いつでも自分らしく…魂の感じるままに…気づいて行く…素直に表現する…そして楽しむ…

下山の思想

2012-03-10 | 日々気づき
    えらい難しそう





これは、本の題名。。。





昔から読書は大の苦手で、学校の夏休みの宿題によくでる感想文なんてまともに書いたためしがなかった   






マンガ本すら読んだことなかった






高校時代に一度だけ、「エースをねらえ!」ってマンガにはまり一日がかりで十巻を読んだのが記憶にある







なんだか泣きながら入り込み、すごい集中力で読んでた






今、自分の子供達なんかは、何冊ものマンガ本をさらり~っと読みまくっているのをみて、感心してしまうほどだ






でも結婚してからスピリチュアル系ものとか、自己啓発ものとかは興味に任せだんだん読めるようになってきた






かなり読んだかな~~~






読んでどうだということはないけど、これはただの情報で、それをどう受け取ってどう捉えることが出来るかは自由に任せようと思えるので、力まず読めるようになったかな・・・とも思う






それに今自分が知りたい事とか考えてる事とかの答えを得る事や、確認ができているっていうことは、ちゃんと自分が選んで読んでいるのにはきっと意味があるんだな~とも思った






慣れてきたとこで、だんだんファンタジー小説でも読んでみようかな






ちょっと不思議で楽しい世界・・・・・本って、今思うと自分が疑似体験できる空想の世界なのかも






恋愛小説にしろ、推理小説にしろ






まあホントは実際に体験するに限るけどね







この「下山の思想」って本は、たまたま朝のワイドショーを化粧しながら見ているとき






この本が出版されたということで、五木寛之さんの十分程のインタビューがあり、まあこんなすごい人が書く本は、私には関係ないし読めないわと、ちょっと聞き逃していたんだけど、スタジオコメンテーターの人たちのそれぞれのコメントの方が耳に入ってきた






自分が普段今の世の中にふと思うことにふれていたコメントで、そのコメント自体はもう忘れてしまったけど、いったい五木寛之さんって何をどんな風に書いてたんだろうって気になって、早速買ってみた






普段、スピ系の本を買うときは・・・・「この人、なんか宗教してはるのかな」って思われてるのかなとか






自己啓発本を買うときには、「この人、何かに悩んでるのかな」なんて思われてるのかなとか






とかくいろいろ考えてた私も最近は全然平気になってきたけど






こんな難しそうな本を買うなんて、ちょっと読書家になった気分だった






内容はというと・・・・・簡潔に今ここにまとめるのは難しいけど






3・11の後に書かれた本なんだけど、それがあってこの五木寛之さんが世の中に伝えたかった事を書いていて、世の中や政治も人、個人それぞれも同じことで、人生は登山なんだと。


山頂に上り詰めても必ず下りなければならない。・・・・・と


登るときには、目標に向かって、綿密に計画も立て一生懸命で、山頂だけをみて頑張って登る。


今の日本も戦後、一生懸命高度成長してきてすべてにおいて頂点に立った・・・と。


でも登るときには上しか見ていないから、景色すら見れていない。


会社を立ち上げるにも自分の会社の成長しか考えられない。


でも一旦成長してしまったものが落ちていくっていうのは、物理的にも精神的にも大変なことで、


実際、山登りも降りるときが難しい。


そのなかでも山登りの下山のときは、あたりの景色もみながらゆっくり降りれるし登山の計画の反省も出来るし、寄り道だってできるし、意外に楽しめるかも・・・・って感じだ。



今の日本もそんな考えで、一旦成長はしたものの今は下山の時かもって言っていた。。。



人も一先ずある歳に到達したら今一度自分を振り返りながら下山を始める。



そして、下山した後に、新たな山をまた登り始める。



全く違うやり方で、違う山を登る。



今までの経験を財産にして、その知恵、知識を誇りに思い、尊重しながら、今度はそれをみなに分かち合いながら新たに登る。



こんなことを書いていたように理解した




五木寛之さんも自分の辛く悲惨な過去を振り返るのが大嫌いで、過去を語ってる人すらきらいだったみたいだったけど、





あの3・11以来、この「下山の思想」の思いで考えると、決して過去を振り返ることも悪いことではないなと、この本のなかで、辛い過去を語っていた





私も年の話はなかなか禁句にしたいけど、もうすぐ半世紀






今が下山のときみたい






少し早い目に考える時期が来ていたので、もうそろそろ次の新たな山に登る「登山計画」を立ててるときなんだなとこの本を読んで共感した





そう思うと、今までの経験と、出会ってから今までずっとそばにいてる人たちすべてが大切で、その人たちとまたその周りの人たちをも巻き込みながら、分かち合いながら次の山が登れたら最高なのよね






どんな山を目指そうかな





その山では、どんな出来事やどんな人たちが待っているのかな





なんて思った






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