トリセツ
2019-11-02 | 日記
トリセツ、今はこんな言葉もトレンドに!!
取扱説明書の略語ですね、取説
今までは物を取り扱うのに添えられていた物
組み立て家具とか、電化製品とかですね(私が知ってると言えば)
皆さんトリセツ読みますか?
私は、とりあえず触ってみる派なんですが、
怖がりなんで、危険項目とやってはいけない事だけは先に読みます
後はどうにかなるかと、この歳になるまで来ています
ところで、最近ではこのトレンドに挙がっているいる言葉
人間のトリセツの様です
Jポップの歌になったり、
数年前に有名芸人さんの結婚の時、
お嫁さんのお父さんがその芸人でお婿さんにあてた手紙ですね
大切に育てた娘を嫁に出すにあたって、
お願いしたい事の心温まる手紙でした
取扱説明書ですとお義父さんが言っておられた
この時は私も共感し、感動しました
今までの思いを込めたのと、ちょっと娘の不甲斐ないところもある
親としての謙遜も込めた、それだけ大切にして欲しい(取り扱って欲しい)という思いも詰まった手紙
こんな時はイイ感じに聞きながら、
トリセツってこんな風に人間にも使うのかって思っていましたが
なんだか最近は身勝手な人や個々の世界にこもる人、
世の中に溶け込めない人、精神的な病気を持っている人、
そんな人でも世間に受け入れてもらうのに必要だったりするみたいです
先日、発達障害を持つ人が、自分の事にトリセツを書くという事をしていました
自分が一日何をするのか整理もしておかないといけないからだそうで
それには自分の出来る事、する事、出来ない事を知る、
そして、人に頼る所、お願いする事を知る
それがトリセツだと言っていました
良い事だと思いますが
これは何も病気の人だけではないし、
それは病気というレッテル貼っているだけかもしれない
先に言ったように、最近では人と人の繋がりも希薄になり、
関わり合いも少なくなり、
人間関係自体が難しくなっています
普通の人でも他人に自分のトリセツを先に渡さないと
どこにその人の気を害したり、気を落とす沸点があるのか分からない時もあります
盛り上がるにも盛り上がらない時もあったり
どうやったらお互いに楽しめるのかさえも
まあ全てお互い様なんだけど
ただただ人間同士の世界の共有の仕方が苦手になって来ていたり、
思いやりや心遣いが不器用になっているだけだと思うんだけど
たとえトリセツを交換したって思いやりのない交流の中では
意味を成さないだけになってしまいそうですもんね
それに、たとえ病気だと言って自分の所属する社会に
トリセツを渡したとしても
その人の努力も必要だと思います
そうじゃないと絶対成り立ちませんよね
これは普通の健常者であれ、障害者であれ
心の開示と努力はその人のこの世の課題だと思うし
受け入れる側の心の課題でもあると思います
努力している人の周りには協力してくれる人もきっといるはずですよね
どちら側になっても自分の心を見失いたくない
その前に自分の本質を知って、自分のトリセツを自分で知っておくのも必要な現代かも
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