自分の腕は棚に上げて

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高千穂お詣り2017

2017-11-05 | 旅行
オッサンたちの高千穂への旅、今年は10/28(土)Peachで福岡へ入りました。
空港でレンタカーを借り『呼子』でイカ刺しを食べて、博多駅に戻り新幹線に乗り換えて熊本入り。

2週連続で発生した季節外れの台風21号、22号。
今回の度は22号の進路とにらめっこ。


10/29(日)あさ6時前のNHKニューズで南予報士の説明を聞き、宮崎市内は暴風雨の映像。
シャワーを浴び、最後に冷水をで身を清めてから「高千穂に着く頃には台風は抜けてるかな!?」
と希望を持って7時に熊本市内を出発。

道の駅『高千穂」に立ち寄り、高千穂観光のガイドさんと合流します。
その時店内で気になったストーン・ブレスレットと併せて浄化用の水晶を購入しました。


高千穂到着時、まだ雨が残っていたので最初に遠くの『秋元神社』を目指しました。
車一台がやっと通れるほどの細い山道を30分ほど走って到着しました。
階段下の一の鳥居前に立つだけで少し息苦しくなり、御神氣が溢れているように感じました。

鳥居右手の手水舎で清めてから一揖(いちゆう)して苔むした階段を登っていきます。
手水舎には龍神様が彫られてました。


今年も高千穂観光協会に観光ガイドをお願いしました。神社ごとに丁寧にご説明してもらえます。
充実した高千穂観光をしたい方は、絶対頼まれたほうがいいです。

秋元神社は天神七代の中の国常立尊(くにとこたちのみこと) 国挟土尊(くにさつちのみこと)豊斟淳尊(とよくみぬしのみこと)
の三神を祀っていて、御祭神の国常立尊は国土の神様なので国土安泰や心身健全など健やかで穏やかな生活にご利益があるそうです。


階段を登りきった この二の鳥居の向いている方向が北東です。
ほとんどの神社が南や東を向いているのに、秋元神社は鬼が出入りするという鬼門(北東)を向いていている珍しい神社です。
鬼門に対して邪悪な気を抑え込んでいるので大きな力があると言われています。


二の鳥居の内側から見ると・・・ 見事に北東を指しました。



拝殿と御神木の銀杏の木です。






御朱印を頂きました(拝殿に置いてあるので自分で押します)
一緒に御札も戴き、お礼はお賽銭箱に入れます。




拝殿を出て御神木を廻り込んで裏山の方に出てみます。
山自体が御神体のようで、この先は現在でも女人禁制だそうです。
20分ほど歩くと洞窟があるそうです。


御神体の山から気持ちよく氣が流れてるような心地よい風が吹いていました。
拝殿裏にあたるすぐ左手の岩肌からも御神氣を感じました。


拝殿の左手の山肌から湧き出ている御神水。



この御神水はペットボトルに入れて持ち帰りました。


山を降りていくと、途中で下から上に雲が登っていくのが見えたので思わず停車。


続いて槵觸神社(くしふる神社)へ。
ここの本殿にも龍神様が一番上に彫られています。





本当は長い階段を登らなければいけないのですが、時短の為に車で拝殿近くまでショートカットさせて頂きました。
この辺りは天孫降臨の地と呼ばれ、槵觸峯そのものがご神体として祀られているようです。

ここまで来るとすっかり雨も上がりました。

途中、土俵近くの天の真名井への氣の通り道と言われる所。
車から降りてを御神氣感じます。




御朱印は高千穂神社で戴けます。



高千穂神社です。
約1,900年前に創建され、高千穂88社の総社でもあります。


拝殿と御神木の「秩父杉」(樹齢800年)






拝殿右横には、「鎮石(しずめいし)」があります。 この石には心を鎮めるパワーがあると言われています。
この石に触れながらお祈りをすると、悩み事がかなうという言い伝えがあります。
触るのは気が引けたので、手をかざす程度にしておきました。
ちなみに「鎮石」の画像を携帯の待ち受けにすると、開運につながるという噂がありますので早速iPhoneの待受にしました。




天庵で美味しいお蕎麦を食べて


荒立神社へ向かいました。(何故か去年も今年も荒立神社の拝殿を写していません。写真は3年前のもの)

駐車場から階段も無くすぐに拝殿に行けるから写すのを忘れるのかもしれません。
荒立神社のご利益と言えば縁結び。3年前に初めてお詣りさせていただいた時に息子用に購入したキーホルダー。
(キーホルダーがいいと現場で聞きました)
昨年から付き合いはじめ、今月挙式する事になりましたので、お礼のお詣りになりました。

木槌で力強く無言で7回叩くと願いが叶うという七福徳寿板木。(この写真も写真は3年前のもの)


拝殿右奥の梅の木と銀杏の木、梅の木の辺りがエネルギーが凄いそうです。

私はその奥の銀杏のほうが気になります。(上の写真は去年のもの)





続いて天岩戸神社 西本宮へ向かいます。


御神木のオガタマの木と1房だけ見つけたオガタマの実。
オガタマは漢字では招霊と書き、神霊のやどる神の木といわれています。


宇受売命(あめのうずめのみこと)が天岩戸の前で「かぐら」を舞った時にこの枝を持っていたと伝えられていて鈴のような実を結ぶため「かぐら鈴」の起源といわれています。


拝殿越しではなく天の岩戸を直接拝みたいので、神職の方からお祓いを受け拝殿横から御神域に案内していただき「天岩戸遙拝所」に向かいます。神職の説明を聴きながらお詣りをししているとゾクゾクするほどの御神氣を感じていました。
お詣りした皆が同じ感想でした。



西本宮の裏門を出て岩戸川に向かって降りていき天安河原宮へ。
以前来られた江原さんは、太鼓橋の奥から凄く強い御神氣が来ていると言われたそうです。
(私は太鼓橋の奥ではなく、背中側の川の方が来余地良く感じます)


川沿いに進むと天安河原の中心地、間口30メートル、奥行き25メートルほどの洞窟「仰慕ケ窟(ぎょうぼがいわや)」に着きました。
洞窟の奥には、八百万の神々を祭る社「天安河原宮」があります。


先日の台風18号の豪雨でかなりの石積みが流されたそうで、今年は比較的簡単に石を積むことができました。

所狭しと積まれた石積みは、洞窟の薄暗さと重なり少し怖い景色にも見えますが、願掛けの石積みなのでさほど重くは感じません。
晴れた日の早い時間は陽も差し込むのだそうです。



さて、天岩戸神社の西本宮〜天安河原宮にお参りしたので、ここは岩戸川対岸の東本宮にも足を伸ばすことにしました。
100段近い階段を登っていきます。
西本宮と違い、静かで穏やかな空気です。







西本宮は天岩戸を拝むための社ですが、東本宮は天岩戸から出た天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)が最初に鎮座した地とされています。

東本宮の拝殿の裏手には、大きな杉の根元に御神水が湧いています。
この御神水は落ち葉が混じっていたりしたので、ストーン・ブレスレットを清めさせて戴きました。


更に奥に行くと根本がつながった七本杉の所まで行けるようになっています。
根本がつながっているので7本以上に見えますが、どう数えるかは決まってないそうです。


台風も何のその、七本杉を見たあとは陽がさしてきました。


いよいよ高千穂最後の八大龍王水神に向かいます。
3年前に初めてお詣りしたときから大好きな神社です。
御神木の榎は神秘的な雰囲気があり見上げると龍神様のようにも見える幹も。



拝殿の裏に古来の石社があり、ガイドの方に案内していただいてお詣りできました。(もちろん撮影禁止です)

とにかくまっすぐな枝が見当たりません。龍神様が形を変えたような枝ぶりが凄いところです。
卵とお酒をお供えしようと思っていたのに買えずに来てしまいました。
来年はちゃんと用意しなければと思いました。

境内には井戸があり、御神水を飲ませていただきました。
駐車場横に井戸よりも古い湧き水があり、こちらをペットボトルに入れて持ち帰りました。
ご利益に諸願成就、五穀豊穣とあります。近年勝負事にもご利益があるということで、球界などスポーツ選手もよくお詣りされているそうです。

御札を戴きました。


高千穂のお詣りを終え、高千穂峡に立ち寄ってから50キロほど離れた九州のへそに建つ幣立神宮に向かいました。




昨年始めてお詣りして、ただならぬ御神氣と御祭神が天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)大宇宙大和神(おおとのちおおかみ)天照大神(あまてらすおおみのかみ)と天地開闢に係るような、そうそうたる神々の名前が並んでいます。
拝殿でお詣りをして



幣立神宮の境内の左奥に小さな鳥居をくぐると、森のなかに降りていく階段があります。
去年も降りたくなりましたが、時間がなく断念したので今年はここを降りていくことが目的で立ち寄りました。


森の中に立ち並ぶ杉からは力強いエネルギーを感じることができました。
五百枝杉(いおえすぎ)と呼ばれる巨杉を見上げると、直角に曲がった枝が一報を向いて伸びていました。


降りきると、田んぼと池と小さな祠がありました。祠の前の池は水玉の池と呼ばれているようです。


東水神宮と書かれた祠をお参りしました。
ここには八大龍王が鎮まるところとで北辰妙見の大神が祀られていると書かれていました。


祠の左手には水源があるようで、違う方向から竹筒を通って水が流れています。
どちらの水も少しづついただきました。


お詣りする前には気が付かなかったのですが、お参りを終えて御神水を戴き1の鳥居を振り返った時に鳥居に龍神様が彫られているのを発見。

とにかく今日は朝からずっと龍神様に出会っていました。

長い1日でしたが、帰路についた車中から綺麗な夕焼けが見れました。
台風は関東方面に過ぎ去ってくれてました。


また来年、お礼を述べにお詣りしようと思います。