昨日 国産初のジェット機「MRJ」が初飛行を成功させました。
プロペラのYS-11から約半世紀、新幹線も登場から半世紀です。
ほぼ半世紀前の1963年生まれた私。
半世紀前をボンヤリ考えてると、白黒テレビを観ていた想い出が蘇りました。
当時80歳近い曾祖母と、火鉢にあたりながら大相撲を見ていた記憶が一番古いかもしれません。
『放送時間にテレビの前にいて観る」のがテレビを観る常識だったのが、家庭用ビデオデッキの登場で
家庭でも『録画」して「あとから観る」事が可能な時代になりました。
写真は、1975年 発売のSONY Betamax1号機 SL-6300、当時の値段で229,800円だったそうです。
昨日、Betamaxのテープの販売終了の記事を見て色々なことを想い出しました。
新しもの好きのオヤジが嬉しそうに発売早々に買ってきて、真空管カラーテレビの上にこの重いデッキを設置して
半日くらいかかって配線をしてました。
最初に録画した番組が何だったか? 覚えていませんが、歌番組だったような気がします。
まだテープが高く、1時間しか録画できなかったので慎重に録画していました。
ちゃんと録画されてるか確認するために、結局ナマでその番組を観ていたというバカな事もしょっちゅうでした。
半世紀前に動画を撮るには8mmフィルムが主流でしたので、運動会や旅行の記念は8mmフィルムで残っています。
ニュースで話題の奈良ドリームランドへ行った時も多分オヤジが8mmをまわしていたと思います。
当時は子供会でも8mmで「仮面ライダー」の上映会をしてましたので、そんなソフトが発売されたんでしょう。
音楽鑑賞はレコードかオープンテープでした。
半世紀前はカセットテープもまだ登場してなかったと思います。
その後、ビデオはVHSも登場して飛躍的に普及し、映像はレーザーディスクもありましたが、
DVD ブルーレイを経てデータに移行していきます。
音楽ソフトはレコードからカセット、CDを経て配信になっていきました。
テレビもアナログ放送からデジタル放送になり、ハイビジョン、4K、8Kと高画質になっています。
1980年代ウォークマンの登場で音楽が「街」に出て、iPodで音楽がパソコンで管理されるようになり、
2015年、何でもかんでもPC、スマホで【撮る 観る 聴く 録る】事が可能になりました。
YOUTUBEや見逃し配信、GYAO、hulu、Netflix、amazon・・・勝ち残るサービスは何処になるのでしょうか。
もはやテレビ番組は放送時間にナマで観るのではなく、ハードディスクに録っておいて自分の都合に合わせて
テレビで観たり、スマホで見たりする時代になってきました。
音楽を聴くのにスピーカーの前に座って聴くことが無くなったように、テレビも同じようになるのでしょう。
半生記でテクノロジーは急激に変化していきましたが、結局ソフト面の進化はほとんどありません。
音楽なら昔の方が、圧倒的にミュージシャンの技量は高いと思います。
テレビも昔の方が面白かったと言われます。
この先どんなふうになっていくのか?
楽しそうやら 恐ろしそうやら。
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