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高千穂の旅② 八大龍王水神社・槵觸神社・荒立神社・高千穂神社

2015-11-23 | 日記

初めての高千穂では、事前に観光協会に「神社巡り4時間コース」のガイドをお願いをしました。高千穂地方に行かれる方は、このガイドをお願いされることをおすすめします。

料金も4時間コースでも5千円と格安なので、人数で割ると大変お得だと思いました。

レンタカーに一緒に乗って道案内もしてくださるし、神社の案内や見どころなどの説明が詳しく勉強になりましたよ。

ちなみに、高千穂には高速道路がないので、熊本市内から車で2時間弱かかります。空港からだと1時間20分くらい。熊本に泊まられたらできるだけ早朝に出発されたほうがいいと思います。昼になると観光バスが次々と到着して混みあいます。

高千穂から宮崎市内へは、高速が延伸したので2時間弱で着くと思います。。

 

さて、我々は正午を過ぎた頃、『八大龍王水神社』に到着しました。参道には元巨人軍の川上哲治、藤田元司監督が寄贈された灯籠がありました。


境内に入ると巨大な「えのきの老木」に圧倒されました。
そんなに広くない境内は、木の枝と根がうねうねと、空間を埋めています。


この老木の放つパワーが凄くて、私以外の者も息苦しく感じたり、動機がしたり。
思い返しても今回の旅の中で体調面で変化のあった神社でした。

老木の近くに、古代より枯れたことがないと言われている泉水、八龍御神水を戴きました。


拝殿では、竜神さまはお線香が好きだということで、お線香をあげさせていただきました。
(お酒と卵も持っていけばよかった)

拝殿の横に回ると、拝殿の裏側(奥側)に小さな祠を見ることができます(撮影厳禁)。
この祠が御本殿になるそうです。祠は拝殿の真後ろにあり、立入禁止の縄がしてありましたが、祠の前には卵やお酒がお供えされているのが見えました。



境内の中には、真っ直ぐな枝など1本もありません。

御神木がうねうねと自由に枝を伸ばしています。
樹齢が何年くらいなのか?
木の幹に触るのも躊躇するくらい、近寄りがたい気が出ているように感じました。


この地面近くの枝なんて、まるで龍です。
せっかくなので、この枝を屈んでくぐり抜けました。

御神気がすごく写り込んでいます。

 

高千穂環境協会のガイドさんに案内していただいている4時間コースも
残り時間も少なくなってきたので、少し急ぎめに『槵觸神社(くしふるじんじゃ)』を目指します。本殿は見事な彫刻が施されていました。


ちなみにガイドの方の説明で、高千穂地方の注連縄(しめなわ)は、右から7・5・3本の標が下がっているのが特徴なんだそうです。
七は天神七代、五は地神五代、三は御祖(みおや)の日向三代の神を表していて、標1本が1つの神を意味し、七五三の元になったとも言われているのだとか。
色々と勉強になります


拝殿を過ぎると山にはたくさんの杉が植わっていました。


この小道に向いて(右側に)しか杉の枝がないので、「気の通り道」と言われていていて、この先には真名井の滝の原泉があります。

 


高千穂地区を慌ただしく回ってきて、雨も止んで気持よくお参りができてありがたいねと話をしていた時にふと空を見あげると・・・


ウンッ !? なにか登ってるような縦に雲が動いています。



少し時間をおいて、先ほどの雲の横をに眼をやると

もっと不思議な雲が出ていました。


この雲の形は・・・!?  ズームしてみると 


上から下にス~っと伸びている不思議な雲。




急ぎ足で向かったのは、芸能関係にご利益があると言われている『荒立神社』。

運良く、扉が開いていてご神体を拝見することができました。
ちょうど七五三のお参りの時期と重なったからのようで、この日だから拝めたのだそうです。

荒立神社の境内は紅葉も綺麗でした。
いろいろな板木があって、叩きながらお願いするといいそうですよ。

神社周るコースの最後は『高千穂神社』。
高千穂地方で一番大きな神社だそうです。


珍しい狛犬がお出迎えしてくれます。

 
とても珍しい、親子狛犬です。
小さな狛犬が親の下にいるのがわかりますか?


拝殿の横には夫婦杉があり、この周りを3回まわると願いが叶うと言われています。

ご夫婦で回られていましたが、時計と反対まわりだったので合ってる???と思いながら、何も言えずに観ていました。
本当は時計回りにまわるようです。間違って廻り始めたのを誰も注意してあげなかったんでしょうね。 


こちらは「鎮石(しずめいし)」触ることも出来そうですが、今回は遠くから手のひらをかざすくらいにして、静かにお祈りしました。

何とか4時間で主だった高千穂の神社巡りが、駆け足でしたが出来ました。

高千穂地区は棚田百選にも選ばれるくらい綺麗な棚田が広がり、水も綺麗でした。神社はどこも苔むしていて、樹の幹はもとより石灯籠の上にまで苔がびっしりと生えていました。こんな空気が神々しい感じにさせてくれているのかもしれません。

このあとお蕎麦屋さんにも立ち寄りました。注文してから打ってもらえる十割そばもとても美味しく、いい思い出になりました。

 


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