ワシの悪い癖で、出来もせぇへんゲームを買うて、棚の飾りに成りっ放しに成るとか…
観れへんクセに録画だけして、ハードディスクレコーダー内に溜めっ放しにしとくとか…
何か、買う&録ると安心してまう癖が昔からあんねんな?
買うとくと何時でも出来る安心感、録っとくと何時でも観れる安心感に成らへん?(笑)
まぁ、ゲームは買いっ放しでも特に害には成らへんねんけど…
録画番組はそう云う訳にも行かず…
ハードディスクレコーダー内の容量が減って、何れ底が尽きる日が来るし、限界があるやん?
只でさえ、連ドラ(10話分)を何本も録画しっ放しにしてる上に、その上過去のドラマのSP版とかがあったりすると、それも録画予約するやん?
せやけど、SP版のドラマって長時間が付きモノやから、じゃあいざ観ようって成った時、構えてまう?
尻込みしてまうんよな?(笑)
1本観れば2時間~2時間半分の容量空くのに、それが出来ずに溜まりっ放しやった、連ドラやない単発長時間ドラマや過去の連ドラのSP版を中心に今回処理を決行したワシ。
心はロンリー 気持ちは「…」 ★★☆☆☆
明石家さんま主演のドラマのSP版。
観る前はごっつ期待してたこの作品、パロディー色が強過ぎて、ドラマ部分はオマケみたいな感じの創りで…
それが2時間半以上もあって、正直観るのがしんどかった(笑)
ドラマとしての脚本もイマイチで、2時間半が退屈に感じてもうたから、明石家さんまのドラマと云えど、辛めの採点と成った。
ドラマの最期の最期で続編が2025年4月放送(冗談)みたいなテロップが流れたけど…
いや、この創りのドラマやったら続編要りませんって観終わった後想う位、ドラマとしてはしょうもないドラマやったな。
PICU~小児集中治療室~スペシャル2024 ★★★★☆
連ドラで観て毎週号泣してたドラマのSP版(笑)
泣く準備して観てんけど…
見事に号泣しましたな(笑)
このSP版で初登場する研修医が2人居んねんけど…
まぁ、如何にも今日日の世代っちゅう感じで、ある種のメッセージ性を勝手に感じたドラマでもあったな(笑)
木村文乃が研修医(武田玲奈)に云うシーン格好善かったなぁ~?
是非シーズン2(連ドラ)を期待したい。
広重ぶるう ★★★★☆
阿部サダヲ主演の時代劇モノ。
葛飾北斎と同じ時期に生きた、下級武士の売れない絵師(阿部サダヲ)の話しなんやが…
駄目夫っぷり、出来損ない人間役が阿部サダヲ似合うねぇ~(笑)
それを支える妻(優香)のハイスペック妻さや献身性が凄くエエ!(笑)
これ観てたら全然時代背景も違えば話し自体もちゃうけど、阿部サダヲと松たか子が主演した「夢売るふたり」想い出したわ(笑)
絵師としては全然売れず、収入がないから妻に金の工面ばかりを要求する駄目夫っぷりの阿部サダヲやが、真っ直ぐでとにかくエエ人。
これがまた観てられるっちゅうか、魅力的に映んねんな?
初めて取った弟子がガキ(幼子)やったり、観てて飽きひん(笑)
物語としてもよう創られてて、エエ作品やった。
人生最高の贈りもの ★★★★☆
ワシ、個人的に石原さとみって昔からう~ん…っちゅう感じやってんな?
新垣結衣と同じで好きではなかった。
「逃げ恥」の森山みくり役の新垣結衣がハマり役で、そこで初めて「逃げ恥」の時の新垣結衣だけ好きに成ってんけど…
今回の石原さとみにもそれと同じ現象が…(笑)
このドラマで寺尾聰の娘役を石原さとみがやってんねんけど…
基本、父親である寺尾聰に対して丁寧語で受け応えすんねんな?娘の石原さとみが。
ドラマの冒頭から突然実家に帰って来る娘が、父親との間に過去何等かのギクシャクさがあったんやろうなぁ~?
と想わせる関係性がチラ付くも、ドラマ内では何故突然実家に帰って来たのかが語られず。
それでも娘のこの丁寧語で余所余所しい態度が、丁寧語マニアのワシにはツボで石原さとみエエわ~って成ってんな?(笑)
で、実は父親役の寺尾聰だけやなくて、夫役の向井理に対しても丁寧語で接してるシーンを観てもうたら、益々石原さとみ~!って成ったわな?(笑)
中盤、要約娘が突然実家に帰宅した真相が判んねんけど、もうそれからはガラッと変わって、泪々の涙腺崩壊ドラマに。
父親の不器用な優しさが涙腺崩壊させたわ~
このドラマ、出て来る人皆エエ人なんよな?
大いに泣かせてもうた作品でした。
生きとし生けるもの ★★★☆☆
余命宣告を受けた患者(渡辺謙)と精神疾患がある医師(妻夫木聡)が病院を抜け出して旅をする、一風変わったロードムーヴィー成らぬロードドラマ?
「死」をテーマしたドラマながら、それ程重くなく、只々号泣するだけのお泪頂戴的なドラマに成らへんかったのは、やはりこの2人の掛け合いが上手かったからやったんやろうか?
台本自体が善かったからやろか?
患者役の渡辺謙も医師役の妻夫木聡も余命宣告っちゅう十字架がある中、互いに笑わせるシーンやしょうもない冗談を云うシーンを散り嵌めてんねんな?
それがこのドラマが凄いトコ。
「死」を扱うドラマでこない泣けへんモンかね…?
と想うた、不思議なドラマやった。
個人的には同じ医師役やったら「ブラック・ジャックによろしく」時の妻夫木聡の方が泣けて善かったな~
むこう岸 ★★★★☆
結構重ためのテーマ。
まぁ、一言では云われへんねんけど…
毒親の下で葛藤する子供達の話し?
主人公の男の子がその中でも「鳶が鷹を産んだ」的な感じを想わせてくれるドラマ。
子供の逞しさをフューチャーさせた様な、如何にもNHKっぽいドラマやなぁ~?と想わせたし…
時代背景こそ違えど、ワシ自身も似た様な境遇、家庭環境で育った事もあって、他人事には感じられず色々と考えさせられるエエドラマやった。
ボクら星屑のダンス ★★★★☆
これ何時の作品か判らんねんけど、BSで放送されてたヤツを録画しっ放しに成ってて、観た事ないヤツやったんで観た2時間強のドラマ。
意外や意外と云うちゃ失礼やが…
そない期待してへんかった分、跳ね上がり方が半端なくて、高評価に成ったドラマ。
簡単に云うと国家財産と観なされてる超天才少女と自殺をしようと想うてた中年男性がひょんな事から出逢い、国と警察を相手にする誘拐事件へと発展する物語。
誘拐事件の首謀者が、国の研究に依って産み出された超天才少女やったから、国も警察も手玉に取られる計画が観てて爽快(笑)
主演の高橋克実も実に活きてた。
いや、これは実にオモロかったわ。
ブラック・ジャック ★★★★☆
云わずと知れた手塚治虫原作の漫画の実写化。
超有名、知名度が高い漫画だけに、一通りのブラック・ジャックに対してのパーソナル情報は知ってるで?
医師免許を持たない闇医者やとか、法外な金を取るとか…
せやけど実はワシ、名前こそ知れど原作をちゃんと観た事はないんよな?
勿論、アニメも観た事がなかったワシ。
そんな原作を知らんワシですらドラマの冒頭で高橋一生が出て来た時、高橋一生ブラック・ジャックにごっつ違和感を感じてんけど…(笑)
気付いたら2時間ドラマがアッと云う間に感じる程、魅入ってた。
最期の高橋一生ブラック・ジャック、格好善かったわ~
観終えた後、コレ連ドラにしてもオモロいかも?と想えた作品やった。
終りに見た街 ★☆☆☆☆
脚本がクドカン(宮藤官九郎)、主演が大泉洋、その他豪華出演陣っちゅう事で冒頭からワクワクしながら観たドラマ。
ザックリ云うと、現代から昭和初期にタイムスリップしてまう話しなんやが…
着地点(ドラマの終わり方)がねぇ~?
結局、何がしたいんか?
ドラマ冒頭の現代時のあの行がドラマの終わりに活かされる事もなく、伏線回収する訳でもなく…
全てが中途半端、やりっ放しみたいに成って、全然オモんなかったわな?
色んな意味でガッカリした作品で今回観たドラマの中で最低点を付けさせてもうた。
最寄りのユートピア ★★★☆☆
内容?設定的にはようあるヤツで、真新しさはなかったモノの…
ベタな中での安定感があるドラマで、普通に観てられるドラマやった。
他のドラマに比べるとやや時間が短い1時間半でもう少しあっても善かったのかな、と。
主演の神尾楓珠(ミュージシャン役)の絶妙な唄の下手さ具合が逆にリアルやった(笑)
相手役の北香那ってマイナーなドラマでワシよう観んねんけど、毎回エエ印象に終わる率が多いから、もっと売れて(メジャーに成って)欲しい女優さんの1人。
評価(星)が伸びなかったのは最期(ドラマの終わり方)がフワッとしたモンやったからかの?
善くも悪くも小さく纏まり過ぎて、ベタさから抜け出せへんかったドラマやった。
スロウトレイン ★★☆☆☆
一番直近の2025年正月に放送されたドラマ。
ザックリ云うと子供の頃に両親を亡くした姉弟の話し。
長女松たか子、次女多部未華子、長男松坂桃李が仲好し3姉弟で、とある事が切っ掛けで末っ子の松坂桃李がゲイやと判明し…
また次女の多部未華子の彼氏が韓国人で韓国に引っ越すと家を翔び出して行ったり…
仲エエ姉弟でも各々姉弟には云えない秘密があるっちゅう、3姉弟にフューチャーした群像劇的ドラマ。
キャストがとにかく豪華でその豪華過ぎるキャストを脇役やチョイ役で遣うてる割りには、云うちゃ何なんやが、話しがそれに観合わないねんなぁ~?(笑)
金(制作費)の無駄遣いが観終わった後に一番の印象として来るドラマやったな。
ペルソナの微笑 ★★★☆☆
これまた年明けに録画した2時間サスペンスドラマ。
風間俊介演じる主人公の持つ少年期の頃に抱えたトラウマに少なからず共感を憶えたワシ。
横山秀夫の原作(話し)がよう出来てて、アッと云う間の2時間やった。
これを観た時点で少し前に同じシリーズである「沈黙のアリバイ」が放送されてたのを知り…
録画予約してへんくて、残念な想いに駈られたドラマ。
同じキャストでの「沈黙のアリバイ」(因みに風間俊介は出てへんみたいやが…)の再放送は観てみたいと想えた、秀逸なサスペンスドラマやった。
以上、昨年から今年の正月に掛けて、年跨ぎで容量確保の為に観倒した、12本のSPドラマ達。
お陰でそれなりに容量が空きました。