先週末、ワシが常連のお好みのオバちゃんのトコに行って来た。
毎回ブログに描く際にお好みのオバちゃんのトコ、お好みのオバちゃんのトコと云うのは、この店に正式な店名があれへんから。
初めてワシがこの店を当時勤めてた会社の先輩から教えてもうて行った時に、暖簾に店名が描かれてないから、オバちゃん直接聴いた事がある。
現在からもう11年前の事や。
で、その時オバちゃんから直接云われた言葉が…
「この店、名前ないねん」やった。
そんな事ある?(笑)
電話注文する際の店の電話番号を聴いた次いでに店名登録しよう想うてオバちゃんに聴いたんやが…
「じゃあ、オバちゃん尾崎やから、尾崎にしといて」と。
そんな店に通い続けて11年。
先週末、持ち帰りのお好みが焼けたからと金を払おうとした際にオバちゃんが…
「そう云えば、値上げしましてん」と。
「嘘やん!」とワシ。
で、聴くと値上げの額がワシの毎回注文するお好み(ミックス)で50円。
今迄ワシが通うてた11年、1回も値上げなしの500円やってん。
ワシが値上げを聴いて「嘘やん!」って即座に返したのは、値上げした事への不満からの言葉やなく…
1147日目の「便乗値上げが横行する世の中でも…」でも描いた値上げしてもエエっちゅう気持ちから。
やっと値上げしたんやっちゅう気持ちからの寧ろ嬉しさからの「嘘やん!」。
せやからその後続け様にワシは「50円?もっと値上げしたらエエねん!」と云うと、ワシの前に喰いに来てた常連客も拍手してた(笑)
「(常連客の)皆さん、そう云うてくれはりますわ」とオバちゃん。
どうやらワシだけやなく、常連客の総意であった、オバちゃんのトコのお好みの値上げ。
オバちゃんに聴くと20年振りの値上げとか。
その間大して旨ない飲食店が何回便乗値上げを繰り返して来たか…
そう想うと50円の値上げは安過ぎる。
オバちゃんのトコのお好みはもっと値上げしたかて、安易な便乗値上げに載っ掛る飲食店のモノ(メニュー)よりも価値があるとワシは想う。
オバちゃんのトコのお好みをこよなく愛すワシの、本来あり得へん値上げを嬉しいと想うた感情のお話しでした。