太郎のDaxライフ

ミニチュアダックス太郎(12歳10か月)の生活と、ともに生きたパパママの毎日

'10南仏&ブルゴーニュの旅 <4>

2010年09月11日 | 旅ライフ
旅行4日目。この日は移動日!

マルセイユを出発しTGVでブルゴーニュへ移動します。
ホテルで朝食をしっかりいただき
荷物をまとめチェックアウト
地下鉄で2駅のSNCF(フランス国鉄)マルセイユ・サン・シャルル駅へ


見修めにムービーを撮る太郎パパ↓



購入したユーレイルパス(3日間用)の2日目使用です。

このパス。事前に日本のサイトで買って行きました。
TGVの座席も予約できたし
早期購入キャンペーンということで
2等の料金で1等の客車に乗れたし。
便利でしたが、ストがなくてホッとしたというのが本音。
これにあたったらどうしようもないですからね…

車内では仮眠をとったり
車窓の景色を堪能したり
日本から持参したおかきをつまんだり↓
     
有意義な時間でした。


ディジョンに到着したのはちょうどお昼時
駅前のクイック(ハンバーガーチェーン店)で軽く昼食をとります。

太郎パパ、「マクドよりよっぽどうまい」
初めてのクイックをえらく気に入った様子。


そんな太郎パパ、この日は大~活~躍☆

駅前のAVISレンタカーを借りる時に
オートマ車はないかと交渉を始め
なんと!借りられたのです~♪ 奇跡だわ!

ディジョンではオートマ車はないはずなのに
たまたま乗り捨てのオートマ車があり
移動させる日まで余裕があったらしく
2日以内に返却してくれるのなら…という条件で
借りられました! 言ってみるものですね。

あるわけないし…太郎パパ、無駄だってば…
と横で言っていた私は深く反省。
太郎パパお手柄です!

70ユーロくらい差額が発生したけれど
オートマの安心感を得られるならば安いものです。
小型のBMWなり~↓

意外にも、110Lのスーツケースが2個すっぽり収まりました


安心してディジョンの街中からグランクリュ街道へ
車を走らせていると、太郎パパがトイレピンチ
既に周りはぶどう畑ばかりでcafeもなさそう…
この辺りにトイレはあるのだろうか…


とりあえず大きな通りに出ればcafeくらいあるかも…と
74号線へと向かいます。
ちょうどブローションあたりに大きなスーパーを発見!
迷わず直行!! よかったよ~
ついでに地元食材や調味料も買いこんで太郎ママも満足


レジでこちらをチラチラ見ているおじさま発見。
太郎パパ「あれ、ドミニク・ガロワちゃうか~」
どうやら著名なワイン生産者らしいです。
いつも穴があくほどリアルワインガイドを読み込んでいる太郎パパ
生産者の顔と名前も相当覚えているようですね。


その後、再びグランクリュ街道へ戻り
大好きなミュジニィの畑へ↓


農道をひたすら走り
ヴォーヌ・ロマネの村に入ると
太郎パパから「ちょっとここで停まって~」と。
そう、運転手は太郎ママです


村の中心にある一軒のワイン屋さん↓(TOP画像)



ドメーヌ・フランソワ・ジェルベのブティック
このお店はマリー・アンドレさんとシャンタルさん
2人姉妹が経営しています。
一度見てみたかったらしく
入って早々、めぼしいものをテイスティング
だからママが運転手なんだ…

欲しいヴィンテージのものは残念ながらなかったけれど
ほぼ納得のお買いもの。価格もお手頃でした。
     

もう、太郎パパ超ご機嫌!
お店の前でも記念撮影↓
     


車はさらに南下してボーヌへ。
ブシャール・ペール・エールに寄り道したのですが
時間帯が合わず見学できませんでした。
ここへは3度来ているのに、3回とも振られています。
太郎パパ「よっぽど縁がないねんなー」残念


そして今宵の宿「ル・モンラッシェ」のある
ピュリニー・モンラッシェ村へ↓


このロン・ポワン中心に立つ銅像↑
以前もアップしたのですよね。


ル・モンラッシェに到着して驚いたのですが
どうやら増築したらしく、以前はレストランだったあたりが
ホテル・レストランの入口になっています。
ミシュランで☆が復活したようですし
力が入っているのでしょうか。
 
チェックインを済ませ、部屋に荷物を運ぶと
直ぐに村散策へと出かけます。

まず、ロン・ポワン辺りのワイン屋へ入るのですが
店員が接客中のため、なかなか話すチャンスがなく
時間がもったいないのであきらめて出ます。雰囲気悪~。


あてもなく村を歩いていると
改装中の家から出てきた帽子姿のおじさまが
こちらを見て「ボンジュー!」と
わざわざ帽子をあげて挨拶してきます。

太郎ママ、嬉しくなって「ボンジュー!」と軽く会釈。
前を歩いていた太郎パパにそのことを話すと
「あれ、オリヴィエ・ルフレーブちゃうか~」と。
どんだけ知ってんねん!←つっこみ入れました
またまた知っている生産者ですか(笑


ほどなく歩くと、オリヴィエ・ルフレーブが経営する
ホテル・レストランがあります。
ここのテイスティングランチは有名で
一度入ってみたかったのですよね。


ちらっと覗いてみると、中から若い男性がやってきて
「どうぞどうぞ、入って下さい」(←英語でしたけど…)
営業時間外でしたが、とてもウェルカムなその姿に
ちゃっかり甘えてデギュスタシオンさせてもらいました。

ここのデギュスタシオンは14種のワインから
好みの5種を選んでいただくというもの。
一人10ユーロです。
わくわくの太郎パパ↓


14種のワインリストから5種を選びます。↓


結局選んだのはこの5種↓

1:ピュリニー・モンラッシェ1erCRUシャンガン2007
2:サン・ロマン2006
3:シャサーニュ・モンラッシェ1erCRUクロサンマール2007
4:ポマール2006
5:ヴォルネイ2007


対応してくれた若者、オーストラリアにいたことがあるとのこと。
それぞれの畑の位置がわかる地図も用意して
ちょっと癖のある英語で細かく説明してくれました。↓



どれも美味しくて…。ピュリニーの造り手だけあって
やっぱりピュリニーが一番美味しい!
意外だったのはサン・ロマン。
マイナーな場所だけど綺麗な味がして好みだわ。
結局迷いに迷って3本お買い上げ~♪

3本の代金とデギュスタシオンの代金を払おうとしたら
3本分の代金しかとられませんでした。
購入すればデギュスタシオン(2人で20ユーロ)は
無料になるようですね。


それぞれ5杯ずつワインをいただいた二人。
いい気分で帰ろうとした矢先
先ほど村で会ったオリヴィエ・ルフレーブ氏が
ホテルにやってきました。
おー!なんていいタイミング!

さっき会った人達じゃないか!と
覚えていてくれて
出入り口で一緒に記念撮影をしてくれました


こういう出会いがあると、ファンになるものですね。
次回来ることがあればこちらのメゾンに宿泊したいですー♪


千鳥足でル・モンラッシェへ戻り
ディナーに備えて着替えを済ませ、いざ。


レストランスペースはテーブル数が増え
カーテンやデーブルコーディネイトも華やかに。
以前は「ちょっとした街のレストラン」の雰囲気が微かに残っていたのに
今や「洗練された都会のレストラン」のようです。


もう食前酒は十分いただいたのに、また頼む飲兵衛2名。
ワインリストから今宵の1本を選ぶ太郎パパ↓



さすがブルゴーニュだけあって
ワインリストに並ぶ顔ぶれは錚々たるもの。
悩んだ末に太郎パパが選んだのは
ドメーヌ・ラモネのシャサーニュ・モンラッシェ
プルミエクリュ 2003年ヴィンテージ

ソムリエに告げると「パーフェクト!」と言われ
期待が高まります


太郎ママは絽の小紋を持参して
ちょっと御洒落をしてみました
     

二人とも欲張ってコースを選びます。
胃が張り裂けそうになりながらも完食!








メニューに「Tenpura」や「Futomaki」「Yuzu」等があり
日本の影響が覗えるものでした。

ワイン5杯ずつ+キール+ワインフルボトル
特に太郎パパセレクトのラモネのワインが完璧な状態で
今までに飲んだワインの中で3本の指に入るほど。美味し過ぎる!
おかげでつい飲みすぎ、これが翌日に響くのです。


5日目に続く。
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