Nikon D60 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G
2012/04/17 18:54 1/60秒 F2.8 ISO400 300mm(35mm判換算)
『ハルノヨのイルミネーション』(西武新宿線・入曽~新所沢)
夜に車両基地を出庫する電車の側面ギラリを狙い続けていた4月初旬。その側面ギラリの撮影地は南入曽車両基地近くの踏切なのだが、踏切の横に植わっている木がキラキラしている事に俺は気付いてしまったのだ。葉っぱがキラキラしている…ということは、そう、葉っぱイルミネーションが可能なのである。気付いてしまえば俺の勝ち。留置線に停車している出庫したばかりの電車にピントを合わせ、絞り開放・最大望遠で葉っぱを前ボケさせる。ちょうど入庫の電車も走ってきたので、ノイズ低減の為に裏被りの電車の車内灯も使用する。液晶モニターには赤色の綺麗な丸ボケでキラキラしている黄色い電車が写し出されていた。
Nikon D60 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G
2012/04/15 18:47 1/200秒 F2.8 ISO200 300mm(35mm判換算)
『重厚』(西武新宿線・入曽~新所沢)
桜が散り、次のビックイベントである芝桜まで、イベントのないこの期間。学校の役職で忙しいのにも関わらず、Vな一枚を求めて近場へ行ってきた。自宅から自転車で約10分の南入曽車両基地である。以前、塾の同窓会の帰りに通りかかった際、車両基地のライトが電車の側面に反射して幻想的な風景になっているのを目撃していた俺は、夜に車両基地を出庫するシーンを撮ろうと密かに考えていたのだ。しかし、日が暮れた後に車両基地を出庫する車両は少なく、また20000系のような車体でなければ側面ギラリは見られない。それでも忙しい予定の合間を縫って撮ってきたのがこの1枚である。
Nikon D60 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G
2012/04/10 12:40 1/500秒 F5.6 ISO110 105mm(35mm判換算)
『お花見日和』(JR中央線・大久保~東中野)
始業式のあった今日は、学校が終わるとそのまま東中野へ行った。勿論、桜狙いである。しかし東中野といっても、架線の入りまくるクソ構図ではなく、神田川沿いの桜並木と中央線&総武線のコラボが撮れる橋上が今回の撮影地である。有名なのは、両サイドに桜のある北からのアングルだが、そちらは終日逆光な上に、高さ的に線路の柵が邪魔になるという風景撮影者向けスナップアングルなので、南側の橋上から撮影している。それにしても、東中野に集う人達は社交的で明るい人ばかりだ。構図の中に入れさせてもらえるか尋ねるとどの人も笑顔で応じてくれる。気温も暖かかったが、人も温かかった春の1日であった。
Nikon D60 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G
2012/04/10 12:04 1/60秒 F22 ISO100 105mm(35mm判換算)
『春爛漫。』(JR総武線・大久保~東中野)
普段、7:3の編成写真ばかり撮っている俺は、「人と鉄道」というテーマで撮影する事が今の課題だが、いきなり知らない人に話し掛ける事・初めて会った人の印象を写真という平面で表現する事・コミュニケーションでその人の魅力を引き出す事、という多くの難しい問題に毎回ぶつかっている。少しずつそういう技術も身につけていきたいのだが、被写体が鉄道のみの撮影も大事にしていこうと思っている。今回は1/60秒流しで、1/2秒と違って失敗はほとんどしないのだが、背景や架線の処理の仕方が難しかった。流し撮りもまだまだ練習が必要である。
Nikon D60 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G
2012/04/08 15:51 1/1600秒 F4.5 ISO200 225mm(35mm判換算)
Nikon D60 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G
2012/04/08 16:28 1/2000秒 F4.5 ISO200 232mm(35mm判換算)
Nikon D60 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G
2012/04/06 16:46 1/2000秒 F4.5 ISO200 225mm(35mm判換算)
Nikon D60 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G
2012/04/08 17:08 1/2000秒 F4 ISO200 240mm(35mm判換算)
Nikon D60 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G
2012/04/08 17:29 1/2000秒 F3.5 ISO200 225mm(35mm判換算)
Nikon D60 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G
2012/04/08 15:20 1/200秒 F4.5 ISO100 153mm(35mm判換算)
『満開の桜と西武線』(西武新宿線・武蔵関~東伏見)
一昨日の金曜日にも出撃した武蔵関3号踏切に本日も出撃した。狙うは、満開の桜とエロ光線の黄色い電車。それをローアン置きピンで仕留める為には踏切最前列の陣取りが必須である。その為、自宅で昼飯を食べたらすぐ出発。着いてからは先客が消え失せるのを待ち、最終的に、踏切に居たのはなんと4時間弱だった。その長時間を跪坐(合気道の動作の1つ)で過ごすのはかなりキツかったが、狙った通りにエロエロな西武線を撮れた俺は大満足で帰路についたのだった。言うまでもないが、今日は電車で移動した。一昨日の“チャリで来た”の大失敗からちゃんと学んだのである。
Nikon D60 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G
2012/04/06 15:43 1/1600秒 F4.5 ISO200 300mm(35mm判換算)
『桜サク入学式の日に』(西武新宿線・武蔵関~東伏見)
西武線春の定番。武蔵関3号踏切での桜バックである。この日は1日空いていたので、自宅から自転車で片道20km強の道のりをサイクリングしながら撮影地へ向かおうなんて馬鹿な事をしてしまった。しかし撮り鉄には体力が重要。遠征時のトレーニングだと思えばこのくらい大した事はないのである。肝心の桜の方はまだ七分咲きといった感じで、週末が満開だろうと思われる。勿論、満開で激パの予想される日曜日にも出撃する。
Nikon D60 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G
2012/04/04 11:58 1/500秒 F5 ISO100 112mm(35mm判換算)
※この画像のみ(小湊鉄道・月崎~上総大久保)で撮影
Nikon D60 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G
2012/04/04 13:33 1/1250秒 F3.2 ISO100 112mm(35mm判換算)
Nikon D60 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G
2012/04/04 15:39 1/1250秒 F2.8 ISO100 285mm(35mm判換算)
『菜の花畑に映える国鉄色』(小湊鉄道・上総大久保~養老渓谷)
4月3日。台風並みの嵐が吹き荒れ、嵐によって菜の花が終わってしまうのを危惧していた。そんな中、先輩達の激Vな1枚を観て、どうしても学校が始まる前に小湊鉄道に出撃したくてしたくてしょうがなかった俺は、いつものように衛星画像を確認していた。すると、台風のような形の雲が東北を覆っていた。一瞬、明日も嵐か...なんて思ったのだが、その台風のような雲が過ぎ去った後の西日本~関東にはなんと雲が一つもなかったのである。関東はバリ晴れになると確信し、出撃することにした。
出撃を決定した夜、小湊鉄道は初めての訪問なので念入りに準備をしていたら、気付くと既に当日の1時半。埼玉南部住みの自分は始発で出撃しなければならないので、4時半起床になる。睡眠時間はたった3時間!!それでもバリ晴れ確実の房総半島で熱い写真を撮るには、1日中徒歩鉄しなければいけない。その為、なんとしてでもその3時間で最高レベルの熟睡をしなければいけなかった。
朝4時半。目覚まし時計・携帯・iPod touchの全てのアラームが一斉に鳴り、起床。寝ぼけたまま朝シャワーで体を無理やり起床させる。意外とよく眠れていたようだった。朝食を取ってすぐ出発。行きの有楽町線で爆睡出来たのでさらにパワーアップ。途中、新木場で乗り換えて舞浜で降りる大量のリア充達を見て少し悲しくなったが、五井駅に着いて停車中のキハ200形を見たら、そんな気分はすぐ晴れてしまった。
目的地の上総大久保に着くと、土手に菜の花畑が広がるハズの撮影地へ向かった。ところが菜の花が全然咲いてないのである。しょうがないので、一発目は踏切の傍の地べたに寝っ転がって、わずかに咲いている菜の花を前ボケさせて誤魔化した。石神カーブでもこんな状態だったら....なんて嫌な予感もしたが、行ってみなければ分からない。その後上総大久保周辺で二発やってから徒歩で石神カーブへ移動した。
自動車整備工場の近くまで行くと、道路下を覗いてみた。すると、そこにはなんと黄色一面の世界が広がっていたのだった。完全勝利である。それだけでなく、鉄ヲタらしき人間も居なかったのである。こんな夢の国を独り占めできるなんて…と調子に乗りながら、菜の花畑に囲まれてランチタイム。その後は、養老渓谷駅の足湯と石神カーブを往復しながら、日が暮れるまで、青空と最高の光線、そして菜の花畑と、そんな黄色の世界に相性抜群な国鉄色とが織り成す情景を堪能した。やっぱり日本の春って素晴らしい。(※花粉を除く)