「カンニングに対して指導され自殺、高校生の両親が学校法人を提訴…「卑怯者」と言わされたと主張」(5月25日 読売新聞)
カンニングに対して指導され自殺、高校生の両親が学校法人を提訴…「卑怯者」と言わされたと主張 (msn.com)
「2021年に私立進学校の清風高校(大阪市)2年の男子生徒(当時17歳)が自殺したのは、カンニングに対する教師の圧迫的な指導が原因だとして、両親が8日、同校を運営する学校法人「清風学園」に、約1億円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。
訴状によると、男子生徒は21年12月、期末試験でカンニングが発覚し、指導を受けた。全科目0点、自宅謹慎8日、写経80巻などの処分とされ、2日後に自宅近くで飛び降り自殺した。遺書には「卑怯者(ひきょうもの)と思われながら生きていくのが怖い」などと記していたが、自殺後、学校側が設置した第三者委員会は「指導が自殺に追い込んだとは言えない」と判断した。
両親側は、男子生徒が指導を受けた際、多数の教師に囲まれて叱責(しっせき)され、自らのことを「卑怯者」と言わされるなどしたと主張。「強い恐怖とプレッシャーを感じさせ、絶望感から自殺を余儀なくされた。学校が生徒の安全を守る義務を怠った」と訴えている。」
さて…
まず、本人が自殺してしまったことが一番残念だ。
本人の個性等は分らないが、
「日本国民として、前途のある貴重な人材を失ってしまうことは、勿体ない」
と思う。
我が子を亡くした保護者の「痛さ」も想像に絶する。
口惜しいことも(同じ親として)想像することが怖い程である。
「相談して欲しかった」
「支えたかった」
という後悔は一生、消せないだろう。
指導に当たった教員側の個性等もわからない。
しかし、私が学校側に軍配を上げざるを得ない。
「第三者委員会が客観的に判断していることもある。」
「カンニングが引き金になった。」
ということも大きい。
それ以上に懸念されるのは
「自殺すれな学校への恨みを晴らせる」
と思われることである。
自殺で解決する若者を減らすことは急務である。
「自殺は解決手段として効果がない」
それが教育現場の大前提である。
自殺以外の「名誉挽回」「汚名返上」の場面を用意することが、
学校と親の役割なのだろう。
無念の親子を案じつつ、
判決に注視したい。
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