
病院にも当然、入院患者用のお風呂がある。
最初の病院での入浴の記憶は薄い。夏から秋にかけてであったが、冷暖房完備で快適であったため、体を濡れタオルで拭く程度で済んでいたように思う。転院に聞かくなった頃に、週に1回程度、何回か入ったような記憶がある。
地元のリハビリ専門の病院には大きく2種類のお風呂がある。
普通のホテルやアパート程度の小さめの浴室と、ものすごく広い、大浴場のような浴室の真ん中に、ポツンと普通サイズの浴槽が設置されているものである。
私は入浴に関しては「合格」をもらっていたので、指定された時間に、小さな浴室に行って、近くの看護師さんに名乗って、勝手に入って、自室に帰っていく。その時のルールは2つで、
「次の人が居るから、送れない。」
「湯舟にお湯が張ってあるから、使い終わったら、次の人のために流して、お湯を入れなおしておく。」
であった。
大浴場は使ったことはないが、通った時、1人の患者を2~3名の職員が手伝っていて、
「大変な仕事だなぁ。」
と他人事で感心していたことを覚えている。
退院してから在宅療養の期間に
「自宅の風呂場に手すりを着けるか?」
と検討したが、手足は健康だった私には不要であった。
同じ患者だが、症状によって介護度が変わることに気づいたのは、退院してから何年も経ってからである。
最初の病院での入浴の記憶は薄い。夏から秋にかけてであったが、冷暖房完備で快適であったため、体を濡れタオルで拭く程度で済んでいたように思う。転院に聞かくなった頃に、週に1回程度、何回か入ったような記憶がある。
地元のリハビリ専門の病院には大きく2種類のお風呂がある。
普通のホテルやアパート程度の小さめの浴室と、ものすごく広い、大浴場のような浴室の真ん中に、ポツンと普通サイズの浴槽が設置されているものである。
私は入浴に関しては「合格」をもらっていたので、指定された時間に、小さな浴室に行って、近くの看護師さんに名乗って、勝手に入って、自室に帰っていく。その時のルールは2つで、
「次の人が居るから、送れない。」
「湯舟にお湯が張ってあるから、使い終わったら、次の人のために流して、お湯を入れなおしておく。」
であった。
大浴場は使ったことはないが、通った時、1人の患者を2~3名の職員が手伝っていて、
「大変な仕事だなぁ。」
と他人事で感心していたことを覚えている。
退院してから在宅療養の期間に
「自宅の風呂場に手すりを着けるか?」
と検討したが、手足は健康だった私には不要であった。
同じ患者だが、症状によって介護度が変わることに気づいたのは、退院してから何年も経ってからである。