コチラは先月納めました我孫子市のお得意様の施工です。
代々続く布団屋さんで、築100年以上経つ母屋の解体工事の為、数年間に渡り入れ替えて頂いた和室の畳を利用して工場広間の畳と交換してもらえないかというご相談でした。
合計5部屋(30,5枚)+展示場(30㎜厚、10枚)の移動と切合わせ工事がスタートです。
※切合わせとは
畳は1枚1枚大きさが異なるため、別の部屋に畳をそのまま敷いても入りません。
そこで移動する部屋の寸法を測りその部屋の畳に合わせて寸法を直し作り替える作業の事を言います。
展示場の畳はそのまま別の展示場へ移動。
広い洋間にただ置くだけですので切合わせ工事は無し。
工場広間(32畳間)の採寸をすまし、施工開始。
表替え工事なら畳の巾を増やす事も可能ですが裏返しとする場合、丈は多少伸ばせても巾を大きくする事は出来ません。
各部屋の寸法用紙を保管しておりましたので確認しながらどこに使うかを決め、作業を進めます。
厚みも2部屋の畳は1寸8分(55㎜厚)、3部屋は2寸(60㎜)と違うため使う場所にも気を使います。
施工中は忙しく写真どころではありませんでした(大汗)
工場広間ですので通常より伸びていて、足りない寸法の分は得意の巾木でカバーします。
清糟縺A床下の湿気も酷かった為、防湿シートを敷きました。
寸法が足りない分の巾木を入れ、工場広間の裏返し切合わせ工事が完了です。
厚みの違う畳ですが、畳の施工方と最後の高さ調節で違和感なくピッタリです
毎度お世話になり有難うございました。
解体した築100年の母屋には素晴らしい柱、木材、建具等が満載でしたので正直沢山欲しいものがありました。
あれだけの物は現在どれだけお金を出しても買えませんので本当に勿体ないなぁとシミジミ思いました。
今回もお客様には大変お喜び頂きました。
我孫子市布佐、工場直売、布団の事なら何でも!
篠崎製綿工業(株)
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