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〖サクラ、サク。〗2巻あらすじ・ネタバレ感想!三角?四角?恋が絡まり始めた2巻

咲坂伊緒さんの〖サクラ、サク。〗2巻あらすじ・ネタバレ感想。
三角関係?いやいや四角関係?
恋が絡まり始めた2巻。
この先は大混線になりそうな予感(〃▽〃)


〖サクラ、サク。〗2巻

“LOVE” WILL BE IN FULL BLOOM!
著者:咲坂伊緒
カバーデザイン:川谷康久
発行:株式会社集英社
2021年9月24日発売
著者:咲坂伊緒 〖サクラ、サク。〗2巻 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks



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〖サクラ、サク。〗2巻あらすじ・ネタバレ感想




〖サクラ、サク。〗2巻登場人物 

●藤ヶ谷咲(ふじがや・さく)
 困っている人を放っておけない
 亮介への想いが勘違いだと気づく
 亮介の弟・陽希のことが気になる

●桜陽希(さくら・はるき)
 亮介に想いを寄せる咲に同情し協力
 「優しい」と言われると必ず否定

●桜亮介(さくら・りょうすけ)
 2歳上の陽希の兄
 咲の憧れの人
●大翔(だいと)
 陽希の幼稚園からの幼馴染み
 陽希を“陽(はる)くん”と呼び
 陽希からは“大ちゃん”と呼ばれている

●荻原琴乃(おぎわら・ことの)
 咲と陽希と同じクラス
 束縛系彼氏持ち
 意外に男前な所がある
●佐野美斗士(さの・みとし)
 咲と陽希と同じクラス
 存在感が薄い
 琴乃のことが気になっている

●琴乃の彼氏
 俺以外の男と仲良くするな
 かなりの束縛彼氏
 2巻で浮気が発覚

<新キャラ登場>
●井竜(いりゅう)
 亮介のバイト先でバイトをしている
 咲たちと同じ学校
 波乱を起こしそう?な存在



〖サクラ、サク。〗2巻あらすじ 

●bloom.4~bloom.7収録
藤ヶ谷咲(ふじがや・さく)は中学生の頃に電車で助けてくれた恩人・桜亮介(さくら・りょうすけ)に憧れ続けていた。
亮介の弟・桜陽希(さくら・はるき)の協力を得て亮介に対面しお礼の手紙を渡す咲だったが、亮介には身に覚えがなく別人であることが判明する。
自分を助けてくれた人に恋心を抱いていた咲はショックを受ける。
そんな咲の傍らにいてさりげない優しさで支えてくれる陽希。


咲は陽希のことが気になるが、その気持ちが“好き”だとは認めたくない。
ついこの間まで亮介さん亮介さん言っておいて簡単に心変わりするような、自分はそんな軽い人間ではない。
咲は、そんなふうに陽希への気持ちに抗おうとするのだが……。


亮介への気持ちの変化を確かめる為、咲は陽希にお願いして亮介のバイト先へ一緒について来てもらう。
改めて亮介と会って、咲は確信する。


その時、店内に同じクラスの琴乃(ことの)の束縛系彼氏が居ることに気づく。
しかも、彼は他校の女子と一緒に居る。
翌日、琴乃の明るい笑顔を見た咲は、胸に湧いた疑念をどう処理していいか分からず……。

●1巻あらすじはこちら
●3巻あらすじはこちら
著者:咲坂伊緒 〖サクラ、サク。〗2巻 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks



〖サクラ、サク。〗2巻ネタバレ感想 

亮介への恋心が勘違いだと判明した咲は“好き”とはどういうことか分からなくなる。
私個人の考えとしては、男も女も相手のことを「可愛い」と思ったら8割恋に落ちている気がする。
やんちゃなことをやってても馬鹿なことをしててもごはん食べてても寝てても、とにかく何してても「可愛い」って思っちゃうのが「あばたもえくぼ」ってやつでしょ?


さて、陽希は凄く優しい男の子だが、他の人から「陽希は優しい」と言われると必ず否定する。
その理由が判明した。
中学時代の回想で陽希は友達に
「兄貴に比べて陽希はそれでしかポイント稼げないもんな」(79ページ)
と言われる。
陽希の優しさを長所だと言う咲は、陽希から友達の話を聞いて激怒する。


陽希にとっては普通のことを普通にしただけなのだが、その普通のことが誰にとっても簡単なことではないのだ。
だから感謝されるし優しいと言われる。
きっと中学の友達はちょっと陽希に妬み心を抱いていたのではないかな?
無意味に嫌な言葉を口にして相手を傷つけるのは、自分にはできないことを軽々やってのける人への妬ましさもあると思う。
でも、羨んでいる気持ちを認めたくない。
認めるくらいなら、わざとその人が嫌がりそうな言葉を吐いて気持ちを削いで、自分との差が開かないようにその人が進む足を止める方が楽だ。


2巻では、実は琴乃(ことの)が見た目に反して男前だと判明。
12ページで美斗士(みとし)に
「それってほだされただけで琴乃の意思で好きになった感じしないけど」
と言われ
「それも全部ひっくるめて恋か恋じゃないかは私が決める事でしょ?」
と切り返す。
琴乃は自分の考えを結構スパッと言うタイプだった。


そんな琴乃も自分の彼氏にはちょい甘だ。
だが、琴乃の彼氏は、琴乃を束縛するばかりか結構な卑怯者で性根が悪い。
美斗士の言う通り、ほだされでもしなければコイツのどこが良くてつきあっているのか全然分からん。
142ページで琴乃は彼氏に
「そんな対等じゃない付き合いならやめる」
と言い放つ。
浮気はやっぱり許容範囲ではないよね。


ところで、新キャラの井竜(いりゅう)くんはなかなかやりおる子だわね。
亮介と同じお店でバイトをしている為、琴乃の彼氏の浮気現場を目撃していた。
浮気を否定している彼氏と咲たちがもめている場面で思いっきり口を挟む。
バイト中はドライな感じだったが、なぜ口を挟んだのだろうか?
この子は今後、咲にめっちゃ絡んできそうな気がするなぁ。


そんなこんなで陽希以外、みんな恋愛モードに入っちゃった2巻。
束縛彼氏に見切りをつけた琴乃はもしかして陽希を……?
そう言えば陽希だけ他の子を苗字呼びしているな、みんな下の名前呼びだけど。
後々名前呼びのインパクトが強くなるよう、今は陽希に苗字呼びさせている演出かな?
著者:咲坂伊緒 〖サクラ、サク。〗2巻 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ありがとうございました(人´∀`*)

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