たたらワークス★漫画・ドラマ・小説のネタバレ感想

草彅剛〖デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士〗前後編あらすじネタバレ感想!

草彅剛主演〖デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士〗前編・後編あらすじ・ネタバレ感想!
手話通訳士になった男の元に法廷でのろう者の通訳の依頼が……。
2023年12月16日(土)、12月23日(土) よる10時からNHK総合にて放送。
ドラマ『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』前後編あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks

〖デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士〗 

■主演:草彅剛
■原作:丸山正樹
■脚本:高橋美幸
■演出:渡辺一貴
■放送:全セリフに字幕つき
   総合・BSプレミアム4K夜10時
    2023年12月16日(土)
    2023年12月23日(土)
   Eテレ 午後3時45分
    2024年2月 4日(日)
    2024年2月11日(日・祝)
※放送予定は変更になる場合があります



★項目クリックでページ内ジャンプ
(goo blogアプリはブラウザ接続で可能)

〖デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士〗キャスト

〖デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士〗あらすじ・ネタバレ感想

前編あらすじ・ネタバレ感想(2023年12月16日放送)
後編あらすじ・ネタバレ感想(2023年12月23日放送)



〖デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士〗キャスト 

●荒井尚人(草彅剛)
 コーダ(Children of Deaf Adults)
 仕事と結婚に失敗
 唯一の技能が手話⇒手話通訳士に
●7歳の荒井尚人(笹本旭)
●11歳の荒井尚人(田代康生)

●安斉みゆき(松本若菜)
 尚人の交際相手で元同僚
 会計課の警察職員
●安斉園子(根岸季衣)
 安斉みゆきの母
●安斉美和(磯村アメリ)
 安斉みゆきの娘
●米原智之(和田正人)
 安斉みゆきの元夫で美和の父

●手塚瑠美(橋本愛)
 ろう者支援活動のNPO団体
 [フェロウシップ]代表
 尚人に手話通訳士専属契約を依頼
●半谷雅人(中島歩)
 手塚瑠美の婚約者で衆議院議員
●手塚総一郎(浅野和之)
 手塚瑠美の父
 [手塚ホールディングス]会長
●手塚瑠美の母・美ど里(宮田早苗)

●何森稔(遠藤憲一)
 昔気質で一匹狼の刑事
●金山拓(小日向星一)
 何森の相棒の若手刑事
●管理官・毎熊睦美(今藤洋子)

●松山千恵美(前田亜季)
 荒井尚人の元妻
●荒井道代(五十嵐由美子)
 荒井尚人の母
●回想/荒井道代(忍足亜希子)
●尚人の兄・荒井悟志(田代英忠)
●幼少期の荒井悟志(高田航平)
●悟志の妻・荒井枝里(八百谷梨江)
●悟志の息子・荒井司(樋川永都)
●尚人の父・荒井敏夫(森田明)

●門奈哲郎(榎本トオル)
 17年前に荒井が手話通訳を担当した
 殺人の容疑をかけられている
●哲郎の妻・門奈清美(佐沢静枝)
●門奈幸子(南雲麻衣)
●幼少期の幸子(栗田実唯)
●幼少期の門奈輝子(吉田帆乃華)

●菅原吾朗(那須英彰)
 荒井が担当するろう者
●片貝俊明(小川光彦)
 [フェロウシップ]の顧問弁護士
 中途失聴者
●弁護士・新藤早苗(柊子)
 片貝とコンビ

●能美和彦(森岡龍)
 被害者で『海馬学園』理事長
●先代理事長・能美隆明(鈴木卓爾)
●橘千鶴(數見陽子)
 『海馬学園』の元職員
 [東京都立東雲ろう学校]中学部教諭
●高山冬海(河合祐三子)
 『海馬学園』の元職員
●三瓶要(雫境)
 『海馬学園』の元職員

●冴島素子(河合依子)
 荒井尚人を見守る良き理解者
 手話講師

●警備員・千野淳(川瀬陽太)
 17年前の事件の第一発見者

●益岡英雄(山岸信治)
 荒井の初めての依頼人

●仲田秀典(青柳尊哉)
●CODAの少年(江副凌大)
●CODAの少年の母親(長井恵里)



〖デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士〗前編あらすじ・ネタバレ感想 

【記憶の中の少女】あらすじ
荒井尚人(草彅剛)は仕事も結婚も失敗し、家族や恋人に心を開けない。
尚人は耳が聞こえない両親を持つコーダ(Children of Deaf Adults)であり、そのことで複雑な感情を抱いていた。
だが、恋人・安斉みゆき(松本若菜)との将来を考え“手話”を活かせる手話通訳士の道を選ぶ。


そんな尚人のもとに刑事の何森稔(遠藤憲一)が訪れ、ある殺人事件について尋ねる。
その事件は、17年前に尚人が手話通訳を担当した事件と関係していた。
法廷でろう者の手話通訳を担当することを決意した尚人は、NPO団体[フェロウシップ]代表・手塚瑠美(橋本愛)の依頼をきっかけに……。


〖デフ・ヴォイス〗前編ゲスト

●ハローワーク職員(伊原侑蔵)
●居酒屋の客(外波山文明)
●益岡を担当する銀行員(石黒洋平)
●男性職員(生田拓馬)
 手話通訳士派遣センタースタッフ
 荒井に仕事を紹介する
●国選弁護人・倉持達哉(福澤重文)


●感想
草彅剛さんの演技力、ほんとに凄いな。
荒井尚人(草彅剛)が登場した瞬間から、この人は一体どういう人なんだろうと気持ちを掴まれ目を釘付けにされた。
菅原吾朗(那須英彰)に話しかける真剣で優しい姿につい泣いてしまった。
愛想はないけれど優しくて、でも深い闇を抱えている人物である荒井尚人のことが気になって仕方がなかった。


ろう者の両親の間に生まれた耳が聴こえる子どもをコーダ(Children of Deaf Adults)と言うことを初めて知った。
そして、手話も1種類ではないことも。
私は、手話は共通言語だと思っていた。
でも、プロの手話通訳者の使う手話が分かりにくいけれど荒井が使う手話は懐かしくて理解しやすいと言うのを聞いて、どこがどう違うのか分からなかったけれど、1つしかないなんて思った自分が恥ずかしかった。
普通に言語はたくさんあるのだから手話だって様々あって当然だよな。


門奈哲郎(榎本トオル)は、自分の娘は1人しかいないと言っていた。
え、じゃあ17年前のあの少女は誰?
ひょっとして手塚瑠美(橋本愛)とか?
彼女は養子に出されて、その後、ろうあ者の支援団体を設立したとか?
それだったら荒井を見て専属の通訳契約を結びたいと言い出したのも納得だ。


前編では、荒井の背景がまだはっきりと見えない。
兄弟仲が悪い事も、少額の裏金の内部告発をしたことも、荒井が無口で余計な事を話さないため何を考え、何に傷ついて耐えているのか分からない。
自分の感情を押し殺して生きている感じがするけれど、彼の中には絶対に譲れない正義がある気がする。
だから、少額でも悪い事をしているなら許せなかったのだろう。
手話をしている人を見て笑う若者をスルーできなかったのだろう。


良い人なのにどうしても他人とすれ違ってしまう荒井。
人と関わることを諦めているからか?
なぜ、恋人の安斉みゆき(松本若菜)に仕事のことを話さないのだろう?
心配するみゆきに荒井は「話せば何でも分かるって言うの?」と言う。
それは、踏み込んでこようとしているみゆきをを突き放すキツい言い方だ。
荒井が秘密主義なのは、最初の結婚の失敗が原因かもしれないなあ。



〖デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士〗後編あらすじ・ネタバレ感想 

【もうひとつの家族】あらすじ
荒井尚人(草彅剛)は、ろう者支援活動のNPO団体[フェロウシップ]と手話通訳士として専属契約を結んでいる。
尚人は、[フェロウシップ]の代表・手塚瑠美(橋本愛)が、団体が借り上げ契約をしているマンションで海馬学園理事長殺人事件の重要参考人・門奈哲郎(榎本トオル)とその家族を匿っていることを知り、門奈と対面をさせてもらう。


門奈は17年前、尚人がまだ警察に勤めていた頃、手話通訳を担当した人物であり、当時彼には娘が2人いた。
だが、門奈は娘は1人だと言う。
不審に思った尚人は真相を知るため事件を追うことにする。


尚人は留美に、
「門奈さんが真犯人であろうとなかろうと“犯人蔵匿罪”に問われます」
と匿っていることを咎めるが、留美は覚悟の上だと答える。
17年前の事件と、現在の事件の関わりを確信した尚人は、刑事・何森稔(遠藤憲一)に門奈の居場所を告げ……。


〖デフ・ヴォイス〗後編ゲスト

●菅原吾朗の母・智美(大方斐紗子)
●尾花麻衣(花坂椎南)
 施設で暮らす荒井道代の介護士


●感想
益岡英雄(山岸信治)の話を聞いて涙がぶわっと溢れた。
親が娘に盲腸だと嘘をついて勝手に手術をしてしまった。
だから益岡さんの奥さんは子供を産むことができなかったと。
親にしてみたら、先々を考えて心配なことがたくさんあって、そんな乱暴な方法しか思い浮かばなかったのかもしれないけれど、幸か不幸かは本人が決める事だと思う。
子供を産む権利まで否定して、ましてや本人の同意もなく産めなくしてしまうのは酷すぎる。


父親もクズだったけど、能美和彦(森岡龍)も結構なクズだ。
そのゴミ野郎と門奈幸子(南雲麻衣)が男女の関係にあったことは驚きだ。
開いた口がふさがらないくらい衝撃だ。
だって、彼の父・先代理事長の能美隆明(鈴木卓爾)は小さな子供に性的虐待をはたらくような正真正銘ケダモノだ。
幸子はその被害者だった。
それなのに、その息子と関係を持つなんてありえない。
無理矢理かと思いきや、裁判で幸子は「私にとって唯一の恋」だったと話す。
その辺りの幸子の感情は全く理解不能で、心情を想像できない。


それにしても、手塚瑠美(橋本愛)も何も結婚式の最中に告白しなくても。
それなら婚約破棄してほしい。
婚約者の半谷雅人(中島歩)に激しく同情するわ。


「気づいてもらえなかった子供も寂しいけれど
気づけなかった親はもっと寂しい」
おそらく、それは耳が聞こえる親子でもそうだと思う。
耳が聞こえて声を出して言葉を伝えることができれば何でも分り合えるわけではないもの。
言えなくて秘密にしていることだってあると思うよ?


荒井と兄・荒井悟志(田代英忠)の取っ組み合いのケンカが急に始まってビックリした。
でも、ずっと家族に対して遠慮がちだった荒井があれで本心をさらけ出すことができたのは良かったと思う。
お兄ちゃんもスッキリした表情だった。
お互い何十年も胸につっかえるものがあったから、わだかまりの一欠片でも相手に伝えられれば心が軽くなると思う。


ところで、前編から気になっていたのだけど、これ内山昂輝さん出とる?
声優の内山昂輝さん?
同姓同名の役者さん?
もしかして捜査会議に出てた刑事?
どこに出ていたのか分からなかった。
【配信】こちら

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ありがとうございました(人´∀`)♪

コメント一覧

tataraworks-lynx50
なおとも様、コメントありがとうございます。
私は草彅剛さんが演じた徳川慶喜が凄く好きでした。
例の事務所を出た後、NHKのドラマには結構出演されていますよね。
圧倒的に演技力が高いので手話通訳士のドラマも期待しています(*^O^*)
tataraworks-lynx50
@corgi_yume 夢母さま、コメントありがとうございます。
草彅くん、良い役者さんですよね~。
橋本愛さんとか演技派の役者さんが出るので楽しみです(^ー^)
なおとも
こんばんは!ドラマ楽しみです。
草彅剛君の頑張りをNHKが評価していて、嬉しいです。いつも楽しく拝読しています。なおとも
corgi_yume
12月のお楽しみになりました

草彅くん
がんばってますよね

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「ドラマのあらすじ・ネタバレ感想」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事